片岡仁左衛門、坂東玉三郎 36年ぶりの奇跡の舞台を大スクリーンで!
シネマ歌舞伎『桜姫東文章』(さくらひめあずまぶんしょう)
各界からの絶賛コメントが続々到着!
歌舞伎の舞台を多彩なカメラワークで撮影し、高画質映像と5.1CHサラウンドの音響で楽しむシネマ歌舞伎。その最新作『桜姫東文章』が「上の巻」「下の巻」の2部作としてそ れぞれ4月8日(金)、4月29日(金・祝)より公開される。
かつて、“孝玉コンビ”と呼ばれ一大ブームを巻き起こし、今なお絶大な人気を誇る片岡仁左衛門(前名 片岡孝夫)と坂東玉三郎が、ファン待望の演目で36年ぶりに共演し大きな話題となった、昨年の歌舞伎座の舞台を撮影。ここだけの特別映像となる仁左衛門と玉三郎のインタビューに加え、シネマ歌舞伎ならではのカットや編集を盛り込み、ドラマティックな映像作品となってスクリーンによみがえる。
この度、本作をご覧になった各界の著名人から、絶賛の声が到着。大河ドラマ「麒麟が来る」に主演し玉三郎との共演も記憶に新しい長谷川博己氏や、直木賞作家の大島真寿美氏、映画監督の篠田正浩氏など多彩な顔ぶれが、熱い思いのこもったコメントを寄せた。
「上の巻」はいよいよ来月4月8日(金)より公開!
【あらすじ】
僧・清玄は、稚児の白菊丸と道ならぬ恋の果て心中をするが、一人生き残ってしまう。
それから17年後、高僧となった清玄は、桜姫と出会う。この桜姫は白菊丸の生まれ変わりなのか…。
一方、御家没落のため出家を心に決めた桜姫は、かつて暗闇の中自分を犯した男の子どもを秘かに産み落と し、今でも一夜の甘美な思い出として、その肌が忘れられずにいた。
ある日、腕に鐘の刺青のある男、釣鐘権助とめぐり逢う。権助こそ、桜姫の思う相手。再び権助に身を委ねる桜姫。しかしその密会が明るみになると、清玄が濡れ衣を着せられ…
シネマ歌舞伎 『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう) 上の巻/下の巻』
■公開日 「上の巻」4月8日(金)より 「下の巻」4月29日(金・祝)より 全国54館で公開
■出演 【上の巻】片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村歌六、中村鴈治郎、中村錦之助、上村吉弥、中村福之助、片岡松之助、片岡千之助 ほか (令和3年4月歌舞伎座公演)
【下の巻】片岡仁左衛門、坂東玉三郎、中村歌六、中村錦之助、片岡孝太郎、上村吉弥、
中村福之助、嵐橘三郎、片岡千之助 ほか (令和3年6月歌舞伎座公演)
◆『桜姫東文章』著名人コメント(順不同・敬称略)
歌舞伎演目数々あれど、
この演目でしか味わえない、驚異的な美しさ、したたるエロス。 この桜姫に、時を超えてめぐりあえた嬉しさたるや!
大島真寿美/小説家
我が娘(小5)の歌舞伎座初体験が「桜姫」。
ちょっと早いか……と思いつつ、幕間にポツリと漏らした
「……凄、綺麗、カッコいい」の一言。それに尽きる。
春風亭一之輔/落語家
よくぞ還ってきてくれました。究極の様式美。
仁左衛門と玉三郎の名優二人が織りなす破天荒な愛憎劇。耽美な世界にどこまでも溺れたい。
竹下景子/俳優
瞬きから指先まで、
格調高く繊細で優美な芝居が「寄り」でも見られる。 スクリーンで観る意義はここにある!
長谷川博己/俳優
仁左衛門様・玉三郎様の凄みと色気の極み!
刹那に”全て”が詰まってる!
同時代に生きてる幸せをスクリーンでも!
八嶋智人/劇団カムカムミニキーナ
桜姫はワタシか?!
宿命に翻弄されながらも、自分の欲望に忠実にしたたかに
生き抜いていく桜姫の現代性に心ある女子は落涙するはず。
性愛と官能という人間の根源的な情動を描いた古今の芸術作品の中で、仁左衛門と玉三郎の桜姫はもはや文化的世界遺産級の傑作であり、
歌舞伎という表現が到達したひとつの境地なのだ。
湯山玲子/著述家・プロデューサー
貴族の姫でありながら
淫乱な性欲から娼婦にまでおちぶれる桜姫を女形の坂東玉三郎が演じ、僧形ながら人間悪の塊のような長谷寺の清玄と釣鐘権助の
二役を担う片岡仁左衛門とのセリフの応酬からは、
オペラのような音楽性が発揮され、シネマ歌舞伎として鑑賞できました。
私の耳底は鶴屋南北と同時代を生きた小林一茶の俳諧とも響き合っています。
世の中は地獄の上の花見かな
篠田正浩/映画監督
※篠田正浩監督のコメントは一部抜粋・全文はシネマ歌舞伎HP 内に掲載
公式HP内コメント掲載ページURL: https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/sakurahime/comment.html
シネマ歌舞伎 『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう) 上の巻/下の巻』
「上の巻」4月8日(金)より 「下の巻」4月29日(金・祝)より 全国54館で公開