Open Close

初日興収10.5億円突破! 山田孝之「実写だとありえない」と驚き!劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』公開記念舞台挨拶

DSC_8217

劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』の公開記念舞台挨拶が、4月19日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、高田裕司、小清水亜美と、ゲスト声優の山田孝之、山下美月が登壇した。

青山剛昌原作による大ヒットアニメシリーズ「名探偵コナン」の劇場版28作目となる「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」は、長野県の雪山を舞台に、毛利小五郎と長野県警の隻眼の警部・大和敢助を軸に巻き起こる過去と現在の事件を描く。

DSC_8116

DSC_8169

4月18日から全国522館で公開された本作だが、公開1日で観客動員数69万人、興行収入10.5億円を突破。シリーズ歴代No.1ヒット作の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(2024年4月12日公開、興行収入158.8億円)対比で109%を記録する快挙を達成。その数字が発表されると、会場にはどよめきが起こる。高山も「凄いね。おじさん効果だね」と目を丸くしながら、小五郎感謝。本作の舞台が山ということから、本作の鑑賞回数を「一ヶ岳登頂」「二ヶ岳登頂」と表現し、この日までにすでに「八ヶ岳登頂」をした観客がおり、高山は「何度観ても面白いということを再確認しました」と納得しつつ、「 でも頑張りすぎないでね。遭難しないように、下山の際も気をつけて」と気遣った。

山田も「実写だとありえないこと。凄いですよね。2日目にもう8回観ているというのは、聞いたことがない・・・、コナン人気は凄い」と驚きを隠せない。

DSC_8126

DSC_8171

DSC_8172

コナンが公安を手玉に取るようなシーンに、高山は「大人たちをいいように使って・・・、本当に人使いの荒い子供でしたね」と笑い、劇場版で20年ぶりに活躍する小五郎を「やっぱりできる人なんだなとわかりました。“やればできる子はやらない子”って言いますけど、 “やる子”でした。おじさん、素敵でした」と絶賛。高山の言葉に山﨑が「褒めすぎ!」とツッコミを入れると、すかさず小山が「こらっ!」と反応し、キャラクターそのもののやり取りに会場も笑いに包まれる。

DSC_8125

山崎が「カッコいいと思いましたよ。この姿をお母さんが見てくれたら・・・」と蘭の気持ちになって語ると、小山は「腕は落ちてない。おっちゃんはいつも涎を流していますが、今回は涙を流しています」と、胸を張ってアピールした。

DSC_8144

一方で、長野県警の大和敢助を演じた高田と、上原由衣を演じた小清水は、今作の公開は感激もひとしお。高田は「はじめにこの作品のお話を聞いたときは内容は知らなかったのですが、長野県警がちょこちょこ登場するくらいかなと。でも、TVシリーズの収録のときに、高山さんから『次の劇場版、お願いしますよ。長野県警頑張りますよ』とお聞きし、プレッシャーを感じました。台本を確認してからはワクワクと緊張感に変わりました」と振り返る。

DSC_8146

小清水も「みなみさんからお話を聞いたあと、『亜美ちゃん、聞いた?長野県警がメインでいろいろやるみたいよ。どうしよう!』と高田さんに言われて。『一緒に頑張りましょうね』と話していました」と吐露。

DSC_8150

ゲスト声優として、長野の山中で炭焼き小屋を営む・大友隆を演じた山田は、「感情がたかぶると声がうわずってしまうので、感情よりもキャラクターとしての声を重視してほしいという演出を受けたので、声が高くならないように気をつけました」とアフレコでの苦労を語る。

DSC_8155

今作で初めて声優に挑戦した、円井まどか役の山下は「初登場はマグカップで飲み物を飲んでいるというカットでした。実際に紙コップに水を入れて音をだしたのですが、何度もやっても蕎麦をすする音みたいになってしまって、凄く難しかったです」と話す。また、「初号試写で、私の席が山田さんと青山先生の間という激ヤバの席で。手汗が止まらず、凄い体験をしました」とエピソードも披露した。

DSC_8199

さらに、主題歌を担当するKing Gnuのビデオメッセージも届き、高山は「あの扉の音、『おっ!』となりますよね。聴くたびに、どんどん好きになっていく曲」とおススメ。最後に高山が「こうしてまた初日を迎えられたこと、こうやって皆さんに会えることもうれしいです」とファンに感謝の気持を伝え、「私はこれからもみんなと一緒に何ヶ岳も登っていきたいと思います」と意気込み、いつもの決めセリフ「真実はいつもひとつ!」を全員で叫び、心を一つにしていた。

DSC_8213

『隻眼の残像』本ポスタービジュアル

<ストーリー>
長野県・八ヶ岳連峰未宝(みたから)岳(だけ)。長野県警の大和(やまと)敢(かん)助(すけ)が雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまい―

10カ月後。国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、雪崩から奇跡的に生還した敢助と、上原(うえはら)由(ゆ)衣(い)が現場へ駆けつけた。事情聴取のさなか天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、 負傷し隻眼となった敢助の左眼がなぜか突如激しく疼きだす…

その夜、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に仲の良い同僚だった“ワニ”と呼ばれる刑事から電話が入った。未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件ファイルに小五郎の名前があったという。
後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かっていた途中、突然響き渡った銃声—。
果たせなかった約束と、隻眼に宿った残像。
氷雪吹き荒れる山岳で、白き闇の(ホワイトアウト)因縁(ミステリー)の幕が切って落とされる―

<作品概要>
タイトル:『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』
原作:青山剛昌
監督:重原克也
脚本:櫻井武晴
音楽:菅野祐悟
キャスト:高山みなみ(江戸川コナン) 山崎和佳奈(毛利蘭) 小山力也(毛利小五郎)
高田裕司(大和敢助)  速水奨(諸伏高明) 小清水亜美(上原由衣)
岸野幸正(黒田兵衛)  草尾毅(安室透)  飛田展男(風見裕也)
平田広明(鮫谷浩二)
スペシャルゲスト:山田孝之 山下美月
主題歌:King Gnu「TWILIGHT!!!」(Sony Music Labels Inc.)
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント
配給:東宝
公開:2025年4月18日(金)
公式サイト:https://www.conan-movie.jp/2025/
映画公式 X:https://twitter.com/conan_movie
映画公式 Instagram:https://www.instagram.com/conan.official/
映画公式 TikTok:https://www.tiktok.com/@conan_pr_official

©2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

全国東宝系にて公開中!