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吉岡秀隆から髙橋海人へ継承! 監督「髙橋海人じゃないと、判斗はできなかった!」と絶賛!映画『Dr.コトー診療所』初日舞台挨拶

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映画『Dr.コトー診療所』の初日舞台挨拶が、12月16日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の吉岡秀隆をはじめ、共演の柴咲コウ、大塚寧々、髙橋海人(King & Prince)、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫と、中江功監督が登壇した。

累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を元に、第1期、第2期ともに大ヒットを記録し、今なお国民的ドラマとして語り継がれている『Dr.コトー診療所』の16年振りの続編が映画化された。

東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く本作。主人公・コトーを吉岡秀隆が16年ぶりに演じ、ドラマシリーズでも演出を務めた中江功が監督を務め、脚本は、同じく連続ドラマ全作を執筆してきた吉田紀子。制作スタッフが本作のために再集結し、柴咲コウをはじめとする、時任三郎、大塚寧々、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、大森南朋、朝加真由美、富岡涼、蒼井優、神木隆之介、伊藤歩、堺雅人らドラマシリーズからの続投キャストも再集結。さらには看護師役の生田絵梨花に加え、新米医師として髙橋海人(King & Prince)が出演し、再び「Dr.コトー診療所」の“今”を描く。

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ドラマ第一期の2003年から約20年間にわたり紡がれた物語の集大成となる本作。公開を迎えて、吉岡は観客に向かい「どうでしたか?」と問いかけ、大きな拍手を受け取ると「僕の気持ちより、皆さんの気持ちのほうが大切です。僕が五島健助として白衣を着ることはもうこれっきりなので、ちゃんと最後にスクリーンで観ていただけて、吉岡は幸せです」と万感の思いを口にした。

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本作の魅力を聞かれると「“継承”だと思います」と答え、「(富岡演じる)剛洋くんだったり、(髙橋演じる)判斗先生だったり。次は海人くんに任せて『Dr. 判斗診療所』の作品をいちお客さんとして観たいなと、本当にそう思っています」と笑顔。髙橋は「『Dr.ハント』って言うと、なんかマーベル作品みたいな感じですね(笑)」と照れるも、「(吉岡に)背中を見せていただいた。責任が重いなという感じがしますが”継承”していただいということで、堂々と作品のトップにいられるような俳優さんになりたいなと思いますので、これからも頑張りたいと思います」と、吉岡の言葉を受け目を輝かせる。吉岡は「大丈夫ですよ。僕は判斗先生のシャウトに涙が溢れましたから。本当に素晴らしかった。あとはお任せします」と髙橋の背中を押した。

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豪華実力派の俳優陣に囲まれての演技について、髙橋は「皆さんが“ラスボス”という言葉が一番合うような方ばかり。俳優の仕事を始めて、こんなに早くこんなに素敵な皆さんと会えたことは嬉しかったけれど、長年続けられていて出来上がっているチームの中に入ることは凄くプレッシャーでした」と本音もチラリ。それでも「観てくださった方に少しでも“良かった”と言っていただけたら、これから続けるエネルギーになると思うので、優しいお言葉をたくさんください」と深々と頭を下げていた。

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中江監督も「この場を借りて言いたい」と話始め、「誰一人としてかけても成立しない作品だったけれど、特に海人くんが素晴らしかった。やっぱり髙橋海人じゃないと、判斗はできなかったと思います。海人ブラボー!」と大絶賛。いきなり褒め称えた髙橋は「え?ドッキリ? 本当ですか?」と驚きつつも、「アイドルでずっとやっていて、俳優としてやっと映像の作品に出させていただけました。その時に芸能界ってまだこんなに素敵なところがあるだということを知れて、そこからまた頑張っていきたいなと思っていました。その言葉をいただけて、本当に手が震えます。ありがとうございます」と監督の言葉を深く受け止めて噛みしめていた。

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また、自身も本作のファンだという柴咲は「23歳で『Dr.コトー診療所』に関わって、19年の月日が流れ、まだまだ足りない部分もあるけれど、自分も成長した部分もあって。当時の自分にはまだ理解できていなかった、人と人との繋がりだったり、温かさというものが、今になって染みてきている。そして、この島と先生たちと島の暮らしがずっと会ってほしいなと思わせる第二の故郷だと思っています。噓偽りではない、そこに確かに彩佳さんは存在して生きていたという感じでやっていました」と、作品への想いを吐露。

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生田も「気さくにコミュニケーションを取ってくださって、やっぱり憧れの先輩だなと心の底から凄く感じました」と、柴咲たちとの共演を喜んだ。

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人生の歩みとも重なるように時間をかけて紡がれた映画『Dr.コトー診療所』。本作には16年ぶりに剛洋役として富岡涼も出演している。久しぶり会った父親・原剛利役の時任三郎に「立派になったな」と言われたそうで、「監督や時任さんとお喋りして里帰りした感じでした。島の人たちの温かさに触れて幸せな気持ちになりました」と語り、ファミリーたちとの再会を喜んでいた。

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「Dr.コト—診療所」ビジュアル

<ストーリー>
日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで 6 時間かかるこの絶海の孤島に、19 年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがいのない存在であり、家族となった。数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠 7 ヶ月。もうすぐ、コトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一と昌代、漁師の原剛利、ご意見番の重雄や漁師仲間、スナックを営む茉莉子、診療所を手伝う和田らが、今日もそこで静かに暮らしている。

2022 年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。現実を前にしながらも、コトーの居る診療所があれば「まあ、大丈夫だろう」と、皆心のどこかで思っていた。16 年間多々今も蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんな診療所の穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない―

『Dr.コトー診療所』
出演 :吉岡秀隆 柴咲コウ
時任三郎 大塚寧々 髙橋海人(King & Prince) 生田絵梨花
蒼井優 神木隆之介 伊藤歩 堺雅人
大森南朋 朝加真由美 富岡涼 泉谷しげる 筧利夫 小林薫
監督 :中江 功(『冷静と情熱のあいだ』、TVドラマ「教場」シリーズ)
主題歌 :中島みゆき「銀の龍の背に乗って」
脚本 :吉田紀子(『涙そうそう』『ハナミズキ』)
原作 :山田貴敏「Dr.コトー診療所」(小学館)
製作 :フジテレビジョン
制作プロダクション :アットムービー
配給 :東宝
映画公式サイト:coto-movie.jp
公式Twitter : https://twitter.com/coto_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/coto_movie/
コピーライト:Ⓒ山田貴敏 Ⓒ2022 映画「Dr.コトー診療所」製作委員会

全国公開中!

◆予告(90秒)