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神木隆之介、30歳の誕生日サプライズ祝いに感激!「変わらず楽しく生きられたら」 桜田通は「神木からは一生逃げられない」!? 映画『大名倒産』完成披露試写会

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映画『大名倒産』の完成披露試写会が、5月27日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の神木隆之介をはじめ、共演の杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、浅野忠信、佐藤浩市と、前田哲監督が登壇した。

浅⽥次郎のノンストップ時代⼩説「⼤名倒産」(⽂春⽂庫刊)を実写映画化した本作は、“お⾦”をテーマに、巻き込まれ系プリンスと仲間たちが贈る⼈⽣逆転エンターテインメント。ある日突然徳川家康の子孫だと言われ、庶⺠から⼀国の殿様へとなったものの、25万両、現在の価値で借⾦100億を抱える藩を救うため、返済に奮闘する姿を描き出す。
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などで知られる前⽥哲が監督を務め、次々とピンチに見舞われる主⼈公・松平⼩四郎役を神木隆之介、小四郎の幼馴染・さよ役に杉咲花、腹違いの兄弟に、松山ケンイチと桜田通、父・一狐斎役を佐藤浩市が演じ、そのほかにも⼩⼿伸也、⼩⽇向⽂世、宮﨑あおい、浅野忠信など豪華キャストが集結した。

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会場のステージにセットされた特大サイズのお札パネルを突き破って登場した神木。会場からは大きな拍手が沸き起こるも、当の本人は何が起こっているのか分からない様子。他の登壇者が次々と登場し、やっと落ち着いて舞台挨拶がスタート。

登場の演出に対し、「リハーサルなしの本番一発勝負でした。破った時に目をつぶってしまって…(笑)大丈夫でしたか?」と、観客に問いかける神木に、会場から再び大きな拍手が送られた。

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自身が演じた役について、神木は「小四郎という人間はお人好しで優しくて、挫けない強い男の子。お話もすごくシンプルでストレートな作品だったので、あまり深く考えず自然体で楽しく演じることができました」と振り返る。撮影ではハプニングがあったり、アドリブも飛び交っていたとのこと。「瞬発力で演じました」と笑う神木は、「あるシーンで僕と花さまがある人物たちから追いかけられるんですが、追い詰められたところである方がナイフを取り出して、そのナイフを舐め始めるんです。それを見て僕は思わず“初めて見た!”って言ったんです。そうしたら花さまが被せるようにツッコミを入れて(笑)」と、楽しそうに現場の様子を明かした。

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生真面目な小四郎の教育係・磯貝平八郎役の浅野が「神木くんがリーダーシップをとってくれたおかげで、和気あいあいとした雰囲気で撮影ができました」と回顧すると、杉咲も「神さまがいつも周りの方々に気遣いながら引っ張ってくださっていた。そんな殿が真ん中にいてくれたおかげでとても楽しかったです」と笑顔を見せ、“神さま”、“花さま”と呼び合う杉咲と神木。

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神木とは以前にも共演経験がある松山は、「神木くんがトークで現場を回してくれていたので、安心感がありましたね」と座長・神木を称えつつ、「神木くんには今イチオシのアニメを聞いていました。神木くんオススメは間違いないので」とプライベートでの交流も吐露。

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一方で、桜田は神木を「本当の“巻き込み系プリンス”!」と訴える。「京都で撮影していた時の話なんですが」と話し出し、「神木は1日でも早く現場に入って、自分と同じところに滞在させようとしてくる。いつもなんとか逃げ切っていたんですが、京都に入る数日前に外でお仕事をしていたら、突然神木が歩いてくるんです。その後撮影が終わって、また別の場所に行ったら、また神木がいて。神木からは一生逃げられないなと思いました」と言い、神木も「逃がさないよ(笑)」と乗っかる。偶然に出くわしたエピソードを披露し、その仲の良さに会場もほっこり。

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今回、時代劇に初挑戦した前田監督は「夏の京都での撮影で、特に神木くんと杉咲さんは暑い中、走るシーンが何度もあって。それ以外にも大変なシーンもあったかと思います。とても頑張っていただきました」と二人を労っていた。

イベントでは、劇中の小四郎の奮闘ぶりにちなみ、「最近何か挑戦していることは?」と問われると、神木は「先日30歳の誕生日を迎えましたが、20代だから何か頑張るみたいな意識をしてきませんでしたし、30代だからということも考えてなくて・・・」と話す。

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すると、松山が「この質問が絶対に来ると思って・・・」言い出し、「今まさに、この舞台上でチャレンジしてることがあるんです。登壇してお辞儀をしてから、ずっとあのカメラを見続けるというチャレンジをしているんですが、もうやめるにやめられなくなって困ってるんですよね」と告白し、苦笑い。思わず佐藤が「それで何に見返りがあるんだ! こっち見ろよ松山!」とツッコミを入れ、会場を沸かす。

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それを知った佐藤は「それをやることで何の見返りがあるんだよ。おい、こっち見ろよ(笑)!」と思わずつっこみを入れる。その後も「人生、無駄な事は沢山ある。でも無駄になる事は何もない。30代、なんでもできるよ」と神木にアドバイスをするも、レンズを見つめ続ける松山に「おい、こっちをみろ!」と再びつっこんで来場者の笑いを誘った。

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さらにイベントでは、5月19日に30歳を迎えた神木に、サプライズで誕生日のお祝いが。特製のケーキが登場し満面の笑みを浮かべる神木。キャストを代表して杉咲から「優しい気遣いができて、周りの人に良い影響を与えてくださるような方。感謝しきれないくらい優しさをもらっています。お祝いできて嬉しいです」と感謝とお祝いの言葉が送られ、会場からも温かい拍手が送られた。神木は「明確な30代の目標は決めていませんが、今まで通り変わらず楽しく生きることができたらいいなと思っています。今後もどうかよろしくお願いいたします!」と抱負を述べ、決意を新たにしていた。

『大名倒産』
【STORY】
越後・丹生山藩の鮭役人の子、間垣小四郎(神木隆之介)は、お人よし過ぎて商売上手とは言えないが、皆に愛され平和に暮らしていた。そんなある日、大勢の役人たちが家にやってくる。驚く小四郎に父・作兵衛(小日向文世)が衝撃の事実を告げる。なんと彼は、<松平>小四郎――徳川家康の血を引く、丹生山藩主の跡継ぎだったのだ!
さらに、実の父・一狐斎(佐藤浩市)は小四郎に国を任せ、さっさと隠居。庶民から殿様へと突然、幸運を手にしたかのように見えた…のもつかの間、実は丹生山藩は25万両(およそ100億円)もの借金を抱えるワケあり藩!困り果てる小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。返済日に藩の倒産を宣言し、借金を踏み倒せば皆助かるというのだ。
しかし・・・実は一狐斎は、息子に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった!
小四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ!人生最大のトラブルに巻き込まれた若きプリンス、一体どうする
――!?

■原作:浅田次郎「大名倒産」(文春文庫刊)
■主演:神木隆之介
■出演:杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世/小手伸也、桜田通/宮﨑あおい、浅野忠信/佐藤浩市 ほか
■監督:前田哲
■脚本:丑尾健太郎、稲葉一広
■製作:『大名倒産』製作委員会
■配給:松竹
■公式サイト: movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/
公式Twitter: @daimyo_tosan
■劇場公開:2023年6月23日(金)
■コピーライト表記:© 2023『大名倒産』製作委員会

2023年6月23日(金) Let’s 返済!?