映画『デスノート Light up the NEW world』の初日舞台挨拶が、10月29日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、主演の東出昌大をはじめ、池松壮亮、菅田将暉、佐藤信介監督が登壇した。
本作は、全世界に人気を誇るカリスマコミック「デスノート」の実写映画シリーズの最新作。キラこと夜神月とLの死闘から10年後の世界が舞台。6冊のデスノートをめぐり、Lの遺伝子を継ぐ探偵・竜崎(池松)、サイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田)、そしてデスノート対策本部の捜査官・三島創(東出)らが、壮絶な頭脳戦を繰り広げる。
この日はハロウィンが近いということで、登壇者たちは客席にお菓子を配りながら登場!
観客の笑顔を見渡し、「(主役ということで)プレッシャーがあったけれど、こうして公開を迎え、みなさんの笑顔が見れて、やっと肩の荷が降りた気がします」と安堵の笑顔を浮かばせた。
ハロウィンの仮装にちなみ、「この3人のなかでなりたい人は誰?」と質問がおよぶと、東出は「池松くんになってみたいです。色気がすごいじゃないですか。池松くんになって外とか飲みに行ったら……これよくないな(笑)」と慌てながら、「とにかく、その色気の力を借りてみたいです」と話すと、「僕は、あんまり外に出ないですけどね」とひょうひょうと返す池松。
それでも、「撮影中はホテルの部屋で、東出くんや捜査本部のみんなとよく飲んでいましたね」とエピソードを披露。東出も「夜になると緊張感から解き放たれるのか、いい歳をした先輩が、部屋のなかででんぐり返しをしたりして(笑)」と続け、しっかりコミュニケーションを取っていた様子。
一方の池松が、「僕は東出くんになってみたい。タッパ(身長)がありすぎて、見える世界が変わりそう」と憧れの眼差しを向けると、菅田も「僕もそう。理由は以下同文です(笑)」と同調。「この高さでしか見えない景色があると思う。パリコレに出てみたい!」と高身長の東出を見上げた。そんな2人に挟まれた東出は、「東出さんの人間性・・・とかないわけ?初日なのに」と苦笑い。
さらに、「これだけは2人に負けない!ことは?」と聞かれ、「起きてから立ち上がるまでのスピード」と答えた池松。「時間がかかりそうに見えるんですが、早いんです。ちゃんと寝ていないのかな?」と自己分析していた。
菅田は、「白が似合うこと」とキッパリ。「紫苑カラーということで取材は全て白(の衣装)でした。そろそろ弾切れで・・・」と明かし、やっぱり公開初日も白で決めていた。
東出は、「代謝では負けません! 役者は顔に汗をかかないと言いますが、僕は凄い汗っかきです」と汗を拭きながら答えると、すかさず「水滴もデカそう」と菅田。
また、オンラインキャンペーンの実施により次回の舞台挨拶が関東地域に決まっていたが、その開催劇場を決める抽選会も行われ、見事、栃木県の「109シネマズ佐野」に決定。この日の会場にも栃木から来ていた観客が数人いたが、東出が「池松くんが撮影で香港に行ったときに、『デスノート』という言葉が通じたそうです。海外から来た方はいらっしゃいますか?」と声をかけると、「台湾」「中国」など、あちらこちらから手があがった。驚いた菅田が「栃木より多いやん!!」とツッコみ、会場の笑いを誘っていた。
佐藤監督は、「素晴らしいキャストに恵まれました」とし、「菅田さんから、最初はメロをやりたいと言われて・・・。でも紫苑を演じきってくれた。僕が演出で難しいことを言っても、小さな的にボールを当てるように演ってくれた。伝説の10年後を描き、今を生きる『デスノート』を作れました。一緒に最後までたどり着いてくれて本当にありがとうございました」と万感の思いで感謝の気持ちを伝えた。
映画『デスノート Light up the NEW world』
原作:大場つぐみ・小畑健
監督:佐藤信介
脚本:真野勝成
出演:東出昌大 池松壮亮 菅田将暉、川栄李奈/戸田恵梨香/中村獅童、船越英一郎ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
公式サイト:http://deathnote2016.com
公式Twitter:@Deathnote_2016 ハッシュタグ:#デスノートLNW
全国にて大ヒット公開中!