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上田慎一郎監督×松本穂香 国内初の映画撮影 映画『DIVOC-12』×ソニーPCL・バーチャルプロダクション 国内初の映画撮影発表!

12人の映画監督が紡ぐ、12の物語。

タイトル2

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2021 AWARD CEREMONY
上田慎一郎監督×松本穂香
国内初の映画撮影

映画『DIVOC-12』×ソニーPCL・バーチャルプロダクション

★メイン①

株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、SPEJ)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優の継続的な創作活動を支援する映画製作プロジェクト『DIVOC-12』(読み方:ディボック-トゥエルブ)を始動。12人の監督が描く、12の物語。12の短編からなる映画『DIVOC-12』は2021年秋、全国の映画館で公開予定。
『DIVOC-12』は、ソニーグループが立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」の支援活動の一環として、コロナ禍で映像制作活動において大きな影響を受けているクリエイターたちを支援する。

本プロジェクトの中核となって映画制作を牽引していく3人の監督は、『新聞記者』(19 年)で第 43 回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとした主要 3 部門を受賞した藤井道人監督、世界中で社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』(18 年)の上田慎一郎監督、第 41 回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞を受賞した『幼な子われらに生まれ』(17 年)の三島有紀子監督。日本映画界を代表する監督たちそれぞれの元に、一般公募より選ばれた新人監督含めた9名が集い、共に映画制作を行っていく!

そしてこの度、6月21日(月)にショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021アワードセレモニーが開催され、映画『DIVOC-12』内の1作品『ユメミの半生』の監督を務めた上田慎一郎、主演の松本穂香、SPEJ代表取締役・冨田みどりが登壇し、国内で初めて、ソニーPCLのバーチャルプロダクション技術を使用した映画の撮影を行ったことを発表した。

★メイン②

アワードセレモニーでは、オフィシャルコンペティション授賞式やCGアニメーションなど各部門の受賞者が発表され、大いに盛り上がりをみせた。また、『DIVOC-12』でバーチャルプロダクションを活用して撮影した上田監督作品のメイキング映像が初めて公開され、室内スタジオに大型LEDディスプレイが設置され、天候や時間に関係なく撮影が進められた様子が映し出された。

バーチャルプロダクションについて、冨田代表取締役は「大型LEDディスプレイに映し出された背景が、実際の撮影に使用しているカメラの動きと連動して動くことで、まるでその空間の中にいるような映像を撮影できるシステムです。今回、一つのスタジオで、3日間、12シチュエーションの撮影を実現しました。コロナ禍で人の移動が制限される中でも、このようなテクノロジーを活用いただくことによって、クリエイターの表現の幅をより広げることに繋がるのではと思い、国内初の映画撮影として、上田監督に採用いただきました」と発表。

サブ①

国内で初めて、バーチャルプロダクションを使用して映画を撮影した上田監督は、「めちゃくちゃ楽しかったです!グリーンバックの場合、後ろにどんなものが映っているのかをイメージしながら撮影しないといけないのですが、バーチャルプロダクションは、後ろに映像が映るので、作り手として良い手ごたえを掴みながら撮っていけるんです。良い手ごたえを感じながら撮影出来ることがこんなに大事なことなんだと改めて思いました。最新技術なのですが、アナログな部分もあり、昔初めてハンディカムを持って撮影した時のことを思い出しました」と魅力を語った。

また、リアルな現場でなく、バーチャル上のセットで初めて演技をした松本さんは、「走っているシーンがあったのですが、実際にはその場で走っている動きをしているだけで、背景の映像が変わっていくので、これが映像になった時にどうなるんだろうとわくわくしていました。衣装を着替えて戻るたびにその場の雰囲気が変わっているので、毎回感動しつつ、日本で初めてのプロジェクトをスタッフさん含め、全員が新鮮な気持ちで楽しめました」と撮影を振り返った。

最後に冨田代表取締役は「本作を含む12人の監督による作品は、今秋全国劇場で公開予定です。私も出来上がりを楽しみにしています」と本作を期待するコメントを述べた。

撮影風景

◆ソニーPCL株式会社(以下ソニーPCL)が提供するバーチャルプロダクション技術とは
大型LEDディスプレイ、カメラトラッキングとリアルタイムエンジンを組み合わせた、LED-WALL + In-Camera VFXとよばれる撮影手法。3DCGを中心としたバーチャル背景を大型ディスプレイに表示し、現実空間にあるオブジェクトや人物を、カメラで再撮影することで、後処理なくCGと実写を組みあわせた映像制作を実現する。

◆ソニーPCLとは
プロトタイプから実用化技術まで、さまざまな先端映像技術を駆使し、多くのアイデアを実現しつづけているクリエイティブカンパニー。8K/16K、xR、HDRなどのハイスペックな撮影技術からポストプロダクション、3DCGやゲームエンジンを活用したビジュアライゼーション、インタラクティブな体験型コンテンツやエデュテイメント施設などの空間設計、さらにロボットのふるまいデザインまで、多彩なユーザー体験を開発し続けている。

★メイキング映像

『DIVOC-12』とは?
「DIVOC」はCOVIDを反対に並べた言葉です。「12人のクリエイターとともに、COVID-19をひっくり返したい。」という想いが込められています。また、DIVOCのそれぞれの文字が表す下記の意味を軸にプロジェクトを進めていく。

Diversity(多様性)/Innovation(革新)/Value(新しい価値)/Originality(個性)/Creativity(創造)

『DIVOC-12』は、ソニーグループが立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」の支援活動の一環として、コロナ禍で映像制作活動において大きな影響を受けているクリエイターたちを支援するプロジェクト。映画制作を牽引していく3人の監督は、『新聞記者』(19年)で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとした主要3部門を受賞した藤井道人監督、世界中で社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』(18年)の上田慎一郎監督、第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞を受賞した『幼な子われらに生まれ』(17年)の三島有紀子監督。日本映画界を代表する監督たちの元に集い共に映画制作を行うのは、“成長への気づき”というテーマを掲げる藤井道人監督チームの志自岐希生(しじききお)監督、林田浩川(はやしだひろかわ)監督、廣賢一郎(ひろけんいちろう)監督、“感触”というテーマでメガホンを取る上田慎一郎監督チームのふくだみゆき監督、中元雄(なかもとゆう)監督、エバンズ未夜子(えばんずみやこ)監督、そして“共有”というテーマで制作する三島有紀子監督は山嵜晋平(やまさきしんぺい)監督、齋藤栄美(さいとうえみ)監督、加藤拓人(かとうたくと)監督。世界を沸かす、日本映画界の新たなる才能たちが集結した。

先日、三島監督チームと上田監督チームの作品名とキャストも解禁となり大きな話題となった本作。
三島有紀子監督作品『よろこびのうた Ode to Joy』の主演は富司純子と藤原季節。山嵜晋平監督作品『YEN』の主演は蒔田彩珠、共演に中村守里。齋藤栄美監督作品『海にそらごと』の主演は中村ゆりと髙田万作。そして、加藤拓人監督作品『睡眠倶楽部のすすめ』の主演は前田敦子。三島監督チームにはベテランから旬の若手、そして『DIVOC-12』が掲げる若手俳優支援の一環で開催されたオーディションで選ばれし俳優まで、個性豊かな役者が顔を揃え、彼らが作品の中で一体何を“共有”するのか、注目が集まる。

上田慎一郎監督作品『ユメミの半生』の主演は松本穂香、共演に小関裕太。ふくだみゆき監督作品『魔女のニーナ』の主演は安藤ニコ、共演に、家族 YouTuber のおーちゃん。中元雄監督作品『死霊軍団 怒りの DIY』の主演は、清野菜名。共演に高橋文哉。そして、エバンズ未夜子監督作品『あこがれマガジン』の主演は小川紗良と横田真悠。
コロナ禍で人と触れ合いぬくもりを感じる機会が減った今、“感触”をテーマに掲げる上田監督チームは、映画を通じ私達に何を伝えてくれるのか、期待が高まる。

作品名:DIVOC-12
監督:藤井道人 上田慎一郎 三島有紀子
志自岐希生 林田浩川 ふくだみゆき 中元雄 山嵜晋平 齋藤栄美
廣賢一郎 エバンズ未夜子 加藤拓人
製作・配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【DIVOC-12公式サイト】https://www.divoc-12.jp
【公式Twitter】@divoc_12
【公式インスタグラム】@divoc_12

2021年 秋ロードショー