映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』のプレミアイベントが、10月5日、東京・豊洲PITにて行われ、本作主演の綾野剛と、主題歌を担当した[Alexandros]が登壇した。
本作は、2010年「さよならドビュッシー」で、このミステリーがすごい!大賞を受賞して作家デビューし、今年10周年で映像化が続く人気作家・中山七里の小説・犬養隼人シリーズ「ドクター・デスの遺産」の初映画化。
被害者を苦しませることなく安らかな死を処方する《安楽死》という手口で殺人を繰り返す「ドクター・デス」と呼ばれる連続殺人犯の存在に、警視庁捜査一課の検挙率No.1を誇る敏腕刑事・犬養隼人(綾野剛)と、犬養のバディである捜査一課の頭脳派No.1の冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香(北川景子)が迫る、130人を【安楽死】させた実在の医師をモデルに描く禁断のクライム・サスペンスだ。
映画が完成し公開できることを喜ぶ綾野は、「いろんなことを乗り越えられると思って臨みました」と感慨深げ。
今回2度目の共演となる北川について、「とにかく安心感がある」とし、「聡明さがある方。北川さんのセリフで(自分の演技も)完成させてもらう。かなわないですね」と絶賛し、「いつもはチャーミングなんですが、役に入るそのスイッチが凄いなと」と続ける。
それでも、ビンタのシーンを振り返り、「最初、北川さんは躊躇していたんですが・・・『本番、1発で決めますね』と言って・・・、これがそうとうなビンタで!(笑)。ちょっとフラフラするくらいで凄かった。確実に顎に入るんです。ちょっと膝が落ちましたね」と驚きつつ、「でも、そこで目が覚める大事なシーンだったのでありがたかったです」と本気モードに感謝していた。
この日は、映画完成を祝い、[Alexandros]が書き下ろした主題歌「Beast」(シングル11/11発売)を生演奏を披露。
当日は、抽選で選ばれた一般参加者たちとオンラインで繋がりながら、一緒にライブを参加した綾野。楽曲が終わると「最高ですね!」を連呼し、「この楽曲が(映画に)入って、映画で表現しきれなかったことを表現してくれた!」と感激しきり。普段から交流のある3人とは終始笑顔でトークが進む。
本作を鑑賞した北上は「仕事のことは忘れるくらいのめり込んで観てしまいました。剛くんと北川さんのバディ感が半端ない! このデコボコ感が新鮮でした」と笑顔を見せていた。
イベントでは、登壇者への質疑応答も行われ、ファンとの交流を楽しんだ登壇者たち。最後に綾野は公開を心待ちにしているファンに向け、「いろんな思いを込めた作品です。まだ発表されていないキャストもいるので楽しみにしていてください」とメッセージを伝え、イベントを締めくくった。
<ストーリー>
「苦しむことなく殺してさしあげます。」
ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。
警視庁のNo.1コンビ犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?あなたはこの正義に驚愕する――。
■出演:綾野剛 北川景子 岡田健史 前野朋哉 青山美郷 石黒 賢
■監督:深川栄洋
■原作:中山七里「ドクター・デスの遺産」(角川文庫/KADOKAWA刊)
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■映画公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/doctordeathmovie/
■公式ツイッター:@doctordeath1113 #ドクターデス
11月13日(金) 全国ロードショー!