『劇場版ドクターX 』の完成報告会見が、10月8日、東京・六本木のテレビ朝日にて行われ、主演の米倉涼子をはじめ、共演の田中圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳、西田敏行の豪華キャストが登壇した。
テレビ朝日系列にて、7シリーズに渡り放送された連続ドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」。米倉涼子演じる大学病院の医局に属さず、怪しい名医紹介所に所属しながら、様々な病院を渡り歩いている、孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマがついに映画化。劇場版では、主演・大門未知子役の米倉涼子をはじめ、田中圭、内田有紀、勝村政、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳、西田敏行ら、お馴染みのレギュラーメンバーが大集結！さらに、染谷将太、西畑大吾（なに男子）、綾野剛も出演！ 脚本は中園ミホ、監督はテレビ朝日の田村直己と、ドラマシリーズをけん引してきた最強の布陣で集大成を迎え、劇場版ではエピソードゼロにもなる大門未知子のルーツ、ドクターXの秘密がついに明らかになる。そして、最愛の人を巡って未知子が史上最悪の危機に挑む。
会見では役衣装に身を包み、ドクターメンバーたちが登場。冒頭では、12年に渡るドラマのダイジェストが紹介され、懐かしそうに見入るキャストたち。映像を見ながら米倉の目には光るものが。そんな米倉をなだめるように内田が米倉の背中に手を当てる場面も。
そして、米倉は「大事なご報告がございます」と前置きをし、「12年間、皆さんとここにいる仲間たちと歩んで育て来た『ドクターX』がこの映画で最後となります」と発表し、「本当にこの『ドクターX』が愛されてきたのは、ここにいる仲間たち、度々適役として出てくださった共演者の皆さま、スタッフの皆さま、そして何よりこの作品を応援してくださった視聴者の皆さまのおかげだと心底思います。愛情の詰まった仲間たちと最後の『ドクターX』の締めくくりとして『劇場版 ドクターX FINAL』として迎えることができました」と、感謝の気持ちを吐露。「たくさんの皆さんにぜひ劇場に足を運んでくださって、思いの詰まった『ドクターX』をぜひ観ていただきたいです」とアピールした。
ファイナルを迎えることに、森本光役の田中は「ビックリしましたが、ファイナルに呼んでいただけて嬉しくて。シーズン１から離れて、また戻ってきて最後に大好きな先輩たちと一緒に『ドクターX』の世界を生きられるんだというのは凄く幸せです」と笑顔を見せた。
すると、米倉が「森本くんは、一匹狼の大門未知子を初めて認めてくれた先生です」と嬉しそうに田中を見て微笑み、「圭ちゃんとはずっと前から、もっと可愛い頃から知っているけれど、どんどんカッコ良くなっていって。今回は頼りがいのある森本先生でした」と称える。
城之内博美役の内田は「いつも最後だと思って演じてきたんです。なので、彼女が大門未知子を降りて、これを最後にすると決めたこの決断を、私たちはただただ応援するのみだと感じたので、いつも通りやっていこうと思いました」と、米倉への絶対的な信頼感をうかがわせる。そして、「この12年という道のりが、わたしたち全員でこういう日を迎えることができて、米倉涼子に感謝を言いたいと思います」としみじみ。
加地秀樹役の勝村も「本当にこのメンバーは家族のように仲が良くて、優しくて、厳しくて、ちょっと時間が経って会わなくなると、またすぐに会いたくなって。このメンバーで撮影ができなくなるのはとても寂しい。どこに行っても役名で呼ばれるのはこのドラマだけ。本当に素敵なドラマに参加させていいただいて、最後に映画という形で終われるのは幸せです」と述べる。
原守役の鈴木は「最初は3か月の1クールの予定だったのが、12年も続いたんですよね。予想もしていなくて。ファイナルというよりも、12年間みんな健康で、ここまで撮影をやり続けてこれたんだという感謝の気持ちしかありません。12年前の始まったときの新鮮な気持ちがいつも薄れないのは、緊張感を与えてくれる先輩の方々や、みんなで切磋琢磨していい作品を作ろうとする前向きな気持ちが強い現場だったから。とにかく明るい現場だったので、こころから感謝しています」と思いの丈を口にした。
海老名敬役の遠藤も「近所の小学生たちに『ドクターX』と呼ばれている時期がありました。海老名という名前は覚えらえなかったと思いますが、タイトルで声をかけられたのはこれまでいっぱい作品をやってきてるのに、『ドクターX』だけでした」と、作品の存在感の大きさに驚きつつ、「映画が当たれば、またやるんじゃないの？どうか、やれることを願ってご挨拶とさせていただきます」と本音もチラリ。
そして、未知子とは切っても切れない間がらである神原晶役の岸部は「映画で終わると聞いたときは、いい区切りかなと思いましたが、正直に言うと未知子に会えなくなるだな･･･と。この12年間積み重ねたメンバーの絆みたいなものがスクリーンに絶対映るんだろうなと尾もｔぅて、最後の撮影に臨みました。本当に残念とは言いませんけれど、ちょっと寂しいという気持ちは残ります」と感慨深げ。
蛭間重勝役の西田は「これで蛭間重勝とさよならするのかと思ったら、ちょっと寂しい気持ちになりましたね。役者をやっていて、いろんな役をいただきますが、蛭間重勝と言う役は好きな役のベスト５に入りますので、ずっと蛭間重勝でいたいなという気持ちがありました」と真摯に語り、役とのお別れを偲んでいた。
ここで、映画の最新予告映像が披露されると、食い入るように見つめるキャストたち。西田は「これは絶対に映画館に観に行きます！」と断言し、太鼓判を押す。
体調を壊しながらも撮影に臨んだ米倉。「この作品は、自身にとってどんな位置づけになるか？」と問われると、「自分の人生と背中合わせとなる作品。一生忘れられない作品」と胸を張っていた。
映画『劇場版ドクターX』
脚本：中園ミホ
監督：田村直己（テレビ朝日）
音楽：沢田完
出演：米倉涼子 田中圭 内田有紀 今田美桜 勝村政信 鈴木浩介 染谷将太 西畑大吾 綾野剛 遠藤憲一 岸部一徳 西田敏行
製作：「劇場版ドクターX」製作委員会
制作プロダクション：ザ・ワークス
製作幹事：テレビ朝日
配給：東宝
コピーライト：Ⓒ2024「劇場版ドクターX」製作委員会
公開日：2024年12月6日（金）
撮影スケジュール：2023年9月～10月、2024年3月～4月
劇場版公式サイト：https://doctor-x-movie.jp/
X（旧Twitter）：@DoctorX_tvasahi
Instagram：：@doctorx_official
TikTok：@doctorx.2021
テレビ朝日開局65周年記念
２０２４年１２月６日（金）全国公開！
