広瀬アリス、ドラえもんに兄妹仲良しの秘訣を伝授！？『映画ドラえもんのび太の月面探査記』完成披露舞台挨拶

in CINEMA, Report(CINEMA) · 2019/02/13

Tags: ドラえもん, 中岡創一（ロッチ）, 八鍬新之介監督, 広瀬アリス, 映画ドラえもんのび太の月面探査記, 柳楽優弥, 辻村深月, 高橋茂雄（サバンナ）

『映画ドラえもんのび太の月面探査記』の完成披露試写会が、2月11日、東京国際フォーラム・ホールCにて行われ、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫とともに、ゲスト声援の広瀬アリス、柳楽優弥、中岡創一（ロッチ）、高橋茂雄（サバンナ）、八鍬新之介監督と、辻村深月が舞台挨拶に登壇した。

『映画ドラえもん』シリーズ39作目となる本作は、『映画ドラえもん』史上初となる「月」の世界でドラえもんたち5人が冒険を繰り広げるSFファンタジー。脚本を直木賞作家の辻村深月が手掛け、監督は『新・のび太の大魔境～ペコと5人の探検隊～』『新・のび太の日本誕生』を務めた八鍬新之介。エスパルという力を持つ、転校生・ルカ役を皆川純子、月の裏側に住むエスパル・ルナ役を広瀬、エスパルを探す部隊の隊長・ゴタート役を柳楽、ゴダートの部下・クラブ役を高橋、キャンサー役を中岡が声を務め、物語のカギを握る・ディアボロ役を吉田鋼太郎が担当する。

広瀬は「めちゃめちゃ面白いと思います！ウルッとするところもあって、ゲラゲラ笑うところもあります。観終わったあとに、本当にドラえもん大好きだなって思える映画になっています」とアピールし、柳楽は「毎回観ていますが、今回は友情が描かれているところが大好き。楽しみにしていて！」とコメント。今回中岡とコンビを組む高橋は「いつものコンビ相手（サバンナ・八木）より中岡の方がいい」と言って笑った。

今度の舞台は「月」。辻村は「（月は）みんなが知っている不思議な場所。ドラえもんたちはもう冒険に行ってないところがほとんどないんですが、月にはまだ行っていなかったので、月面着陸出来るのは1回きり。ドラえもんたちと月を冒険してみたいと思いました」と設定理由を明かし、「でも、今は観測が進んでいてわかっていることも多く、物語として作るのは大変でした」と苦労を吐露。八鍬監督は「SFの話なんですが、今回はいわゆるハードSFも現れるので、その両方をどう1つにまとめるのか辻村先生と進めていきました。（辻村先生は）ミステリー作家だけに、巧妙な伏線も貼られています」と期待を持たせた。

ここで、ドラえもんたちからゲスト声優たちに質問が。ドラえもんから「僕もドラミという妹がいます。姉妹仲良しの秘訣を教えてください」と聞かれた広瀬は、「私もたくさん喧嘩しますよ。『なんで録画してないの？』とか（笑）。でも（仲良しの秘訣は）喧嘩を長く続けないことです」とニッコリ。

柳楽は、のび太から「もしドラえもんと冒険に行くならどこですか？」と質問が。「僕も月へ冒険に行きたいです。今度連れて行ってください」とおねだりすると、すかさずドラえもんたちも「いいよ！」「行こう！行こう！」と大歓迎。

中岡はジャイアンから、ドラえもんとのび太と共にNASAを訪れた印象を聞かれ「訪問中にドラえもんとのび太くんに誕生日を祝ってもらったんですよ。それが一番うれしかったですね」と述べる。そして、スネ夫から広瀬へ「バレンタインでチョコを渡したいのはこの中で誰ですか？僕だとは思うけど～」と質問が。スネ夫、ジャイアン、のび太のほかに、高橋と中岡も手をあげる。高橋が「ジャイアンやスネ夫には勝ってるでしょ」を煽るとジャイアンが高橋に歩みよる場面も。ビビる高橋の姿に観客は大爆笑。広瀬は「みんな。だって、もらえない人がいたらかわいそうだもん」と優しく微笑み、その場を上手に収めていた。