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岩田剛典、ノーラン監督からのプレゼントに大喜び! 映画『ダンケルク』来日記者会見

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映画『ダンケルク』の来日記者会見が、8月24日、東京・六本木アカデミーヒルズにて行われ、クリストファー・ノーラン監督が登壇。また、ノーラン監督の大ファンという岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers)も駆けつけ、作品を絶賛した。

本作は、第2次世界大戦中のフランスのダンケルクでドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救助するため、イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船もが動員された救出作戦を描き出す。7月21日に全米で公開するやいなや大ヒット。早くも2018年のアカデミー賞最有力候補として注目を集めている。

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実話をもとにした本作について、ノーラン監督は「史実を基づいた作品は初めてだが、観た人が当事者のように感じられる主観的な映画を作りたかったので、徹底的にリサーチしました。存命中の体験者の方は90代になりますが、“あの浜辺で何が起きたのか”を聞く事ができ、それが映画に反映されている。(体験者に)お会いできて心が揺さぶられました」と作品に込めた思いと、制作についてのエピソードを語った。

戦争映画であるにもかかわらず、残虐なシーンがほとんど見られない本作。監督は「この映画は他の戦争映画とは性質が違う作品。撤退作戦であり、戦争=怖いととるならば、ホラーのような怖さではなく、サスペンス・スリラーを観るような感じ。怖くて目を塞ぐのではなく、目が釘付けになってしまう作品です」と説明し、「他の戦争映画とは逸した緊張感があります。敵も見せていないし、時間との競争であることがサスペンス」と吐露。

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また、ゲストとして登場した岩田は「僕は表現者である前に、一人のノーラン監督作品のファンなので。本物のノーランだ!と感激しています」と監督を目の前にして興奮を隠せない様子。
作品について「今までの作品とテイストも違いますし、実話を基していますがいい意味で“ノーランらしくない作品”かなと思ったのですが、“ノーラン節”というか、開始5秒で戦場に連れていかれました。VR体験のようでした」と絶賛。興奮は収まらず、「音がずっとチクタク鳴っているのが印象的。最後に…、あ、ネタバレになりそう」と言いかけて慌てると、思わずノーラン監督も笑い出す。
さらに、「ドキドキ、ハラハラと楽しめるエンターテイメントな作品。一人ひとりにストーリーがあって、心情が今の世の中でも共感できるものになっています」と賛美を送ると、監督も「ありがとう」と優しく微笑んだ。

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ノーラン監督のことを「頭の中を覗いてみたい、No.1!」と表する岩田。「まず、画が決まっていて、結果を想定したうえで逆算して作っていくような感じ。それをはっきりと具現化するのは難しいこと。才能がうらやましいです」と続けた。

「作品作りで大切にしているポイントは?」と問われると「映画作りでは撮影、編集などいろんな部分が好きですが。中でも一番好きなのは音のミキシング! 何千という音をつなぎ合わせて、よりよい作品にするためには?と考える、充実感のある作業です」と目を輝かせ、「監督というのは、一つのことに秀でていなくてもいいんです。監督は、自分が興味をもったことをやり遂げるために才能をもった人を集めればいい。彼らを束ねるのが監督の仕事。例えば図面をスケッチする建築家や、楽団の指揮者などのようにね」と、監督としての持論を展開。

「では、映画以外で・・・日本で好きな場所は?」と聞くと、「前回の来日の時、家族と京都へ行き旅館に泊まったんです。子供たちが木刀を買って遊んでいたら障子に穴を開けてしまって・・・(笑)。いい思い出になったのでまた行きたいですね」と嬉しそうに披露し、会場の笑いを誘っていた。

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イベントの最後には監督からサプライズで岩田にプレゼントが。自身がサインをした『ダンケルク』の脚本を送ると、岩田は「めちゃくちゃうれしいです。童心に返りました!」と大喜びし、満面の笑みを浮かべた。

映画『ダンケルク』
【ストーリー】
海の町、ダンケルク。追いつめられた英仏軍40万、撤退を決断。若き兵士トミーは、絶体絶命の窮地から脱出できるのか!? 民間船もが救助に関わった、史上最大の救出作戦が幕を開ける。『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が描く実話史上最大の救出作戦。[究極の臨場感 ][究極のタイムサスペンス] [究極の映像体験]――息もつかさない99分間!

上映時間106分/7月21日全米公開
監督・脚本・製作:クリストファー・ノーラン
出演:フィオン・ホワイトヘッド、ハリー・スタイル、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、マーク・ライランス、トム・ハーディほか
オフィシャルサイト:http://dunkirk.jp
#ダンケルク
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9月9日(土)全国ロードショー