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EXILE AKIRA、三船敏郎愛止まらず熱弁! 「世界のミフネと呼ばれた男」展 記者発表会 ドキュメンタリー映画で日本版ナレーションも決定!

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10月19日より、東京・渋谷の東急百貨店にて「『世界のミフネと呼ばれた男』 三船敏郎 映画デビュー70周年記念展」が開催される。開催に先立ち、18日、同所にて記者発表会が行われ、、三船敏郎の息子で、三船プロダクション代表取締役社長の三船史郎とEXILE AKIRAが登壇した。

本展覧会は、三船が“世界のミフネ”と讃えられるきっかけとなった黒澤明監督の「羅生門」を起点に貴重な写真や資料、愛用品など約150点を展示。これまでほとんど一般公開されることのなかった秘蔵の品々を通じて、世界中のスクリーンを駆け巡った映画スター・三船敏郎の偉業を振り返る。

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まずは三船史郎が「この展示会を通じて三船の世界観を感じていただければありがたいと思っております」と挨拶。父・三船敏郎について「家では普通の父親という感じで。そんなに変わった様子もなかったんですが、とにかくきれい好きで几帳面で、車も自分で洗車していましたので、僕も子供のころはよく手伝わされました。毎日社員よりも早く出社してホウキとチリトリを持って掃除していました」と、その素顔を明かす。

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そこへ、三船敏郎の大ファンを公言しているEXILE AKIRAが花束を持って登場し、展覧会開催を祝福。2018年春に公開予定の、三船敏郎ドキュメンタリー映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』で、日本語版ナレーションを務めることも発表されたAKIRAは「本当に大役で。三船敏郎さんに恥じぬよう精一杯務めさせていただきました。僕は36歳ですが、僕らの世代やもっと若い方々にも三船敏郎という素晴らしい俳優さんを知ってもらえるように努めました」と胸を張る。
同映画は共演した名優や映画関係者、親しい人物の証言、スティーブン・スピルバーグやマーティン・スコセッシらの著名人のインタビューなど貴重な映像も盛り込まれ、三船の生き様や人柄に迫っていく。

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三船ファンを豪語するAKIRAは「中学校のころ、『七人の侍』が近くのレンタルビデオ屋で名作として置いてあって、手にとって観させていただきました。当時はまだよくわからなかったのですが、三船敏郎さんの野獣のような生命力、芝居なのかドキュメンタリー映画なのか?というくらいの迫力に圧倒されました。『蜘蛛巣城』という作品も好きで、CGが使われていない時代で、あれだけの矢を至近距離で受けてなくなっていくさま、あれだけ迫力のある死というのを見たことがない」と熱く語る。

さらに、「こういう仕事をしていて、改めて凄いなと思ったのは、石原裕次郎さんとやられた『黒部の太陽』の情熱や作品にかける思い。事務所の垣根を越えて手がけられ、今の映画界の基盤を作っているとも言えるのでは。開拓者としても素晴らしい」とその功績を絶賛し、三船敏郎愛はあふれるばかり。「お手本なんておこがましいですけど、そういうすばらしい俳優さんに近づけるように頑張っていきたいです」と意欲を見せた。

展覧会の内覧をしたAKIRAは「いやもう、贅沢な時間でしたね」とニッコリ。「衝撃を受けたのは、三船さんが戦後、1円20銭と毛布を2枚だけ渡されて帰るとき、寒さをしのぐために、その毛布を自分でコートに仕立てて帰ったとのこと。そのコートも展示されてまして、こんなに貴重な展覧会はないと思います。プライベートでもあと2、3回は来ます」と興奮ぎみに語っていた。

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会見のあとには、三船敏郎が愛したロールスロイスとMGの前で記念撮影が行われ、三船史郎と硬い握手を交わしていた。

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(c)Mifune Productions Co.,Ltd.

東急百貨店本店 開店50周年記念
「世界のミフネと呼ばれた男」 三船敏郎 映画デビュー70周年記念展

会場:東急百貨店本店3階イベントサロン
会期:2017年10月19日(木)~10月31日(火)
入場時間:月~木・日曜日 10:00~19:00(
※入場は18:30まで
金・土曜日 10:00~19:30
※入場は19:00まで
※最終日10月31日(火)17時閉場
入場料:700円(税込、小学生以下無料)