映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の初日舞台挨拶が、8月14日、東京・TOHOシネマズ六本木にて行われ、主演の浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二の４人と、三木孝浩監督が登壇した。
咲坂伊緒における青春三部作の最終章「思い、思われ、ふり、ふられ」が実写＆アニメーションでW映画化。三木孝浩監督の手で実写映画した本作は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校１年生の朱里、由奈、理央、和臣の感情が複雑に絡み合う、切ない片想いを描く青春ストーリー。明るく社交的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手なヒロイン山本朱里役を浜辺、朱里の義理の弟であり葛藤を抱えるクールな山本理央役を北村、内向的でうつむきがちな由奈役を福本、爽やかで天然な和臣役を赤楚が演じる。
なお、この日のイベントの様子は全国111館のスクリーンへ中継された。
コロナ感染予防の観点から公開が危ぶまれていた本作だが、本日無事に公開を迎え、感無量の面持ちを見せたキャストと監督。イベントの様子が全国に中継されていることに北村が「日本中に広がっていて、より皆さんと繋がっている感じがして嬉しい」と語ると、福本も「全国的にこの時間を何万人の方と時間を共有していると思うとワクワクします」と笑顔を見せた。
撮影現場は終始和やかだったそうで、浜辺が「いい意味で一体感があった。みんなの空気感が似ていた」と話すと、北村が「全員、血液型がB型なんです。マイペースの血がカチッとスイッチが入って合うと凄いんです」と吐露。赤楚も「居心地がよかったよね」と同意していた。
見どころのシーンも多い中、それぞれの好きなシーンを聞かれ、浜辺は「高台のシーンが好きです。朝日を背負っているシーンが特に印象に残っています」と振り返る。北村は「由奈との図書室のシーン」を挙げる。福本も「そのシーンは大変だったけど、私も印象に残っています」とし、赤楚は「朱里にカメラを向けているシーン。夕日がきれいでした」と伝える。
さらに夏の理想のデートについて、浜辺が「夏祭り、花火大会に浴衣を着て、お面を被って手をつないだりして(笑)。お面はキツネとタヌキがいいかな･･･」と楽しそうに話すと、北村が「年々、妄想力が強くなっているね」と苦笑いする場面も。福本が「キャンプをしたことがないのでグランピングしてみたい」と明かすと、キャンプ経験豊かな北村が「キャンプはいいですよ～。夜空の星に包まれます。ぜひ！」と勧めていた。
また、本作が学生たちの夏の思い出になってほしいという願いにちなみ、キャストたちの」夏の思い出写真を公開。写真にまつわる思い出エピソードを披露。北村は「海の帰りに花火をした」という高校3年生の写真。浜辺は「中学2年生の時の修学旅行」の写真を披露し「この時、撮影で髪が金髪だったので、かつらを被って行きました」とエピソードも披露した。
イベントの終盤には、三木監督より「みんなの１１５万枚のフィルムキャンペーン」と銘打ち、一般から応募した写真・動画の特別映像も作成され披露された。キャストたちも初めて観ることとなったが、感動した浜辺は思わず涙。「私も写真を撮っておけばよかったなと思って。青春っていいなと」と思いにふけっていた。
＜ストーリー＞
明るく社交的な【朱里】（浜辺美波）、内向的でうつむきがちな【由奈】（福本莉子）、クールな【理央】（北村匠海）、爽やかで天然な【和臣】（赤楚衛二）。偶然出会ったタイプの全く違う４人は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校１年生。
親同士の再婚で「家族」となり、朱里に言えない恋心を抱える理央。そんな理央に憧れるけど自分に自信が持てない由奈。和臣に惹かれていき、自分の感情に戸惑う朱里。ある秘密を目撃してしまい自分の気持ちに蓋をしてしまう和臣。
1人の告白をきっかけにそれぞれの感情は複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違ってしまう。４人の切なすぎる《片想い》の行方は――
■原作：咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」（集英社マーガレットコミックス刊）
■監督：三木孝浩（『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』）
■脚本：米内山陽子 三木孝浩
■映画タイトル：『思い、思われ、ふり、ふられ』
■公開：2020年8月14日（金）
■出演：浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
上村海成 三船海斗 古川雄輝 ／ 戸田菜穂
■撮影：2019年3月20日～4月20日
■場所：オール神戸ロケ
■映画のマルシー：©2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 ©咲坂伊緒／集英社
■公式サイト：https://furifura-movie.jp/
■公式Twitter：＠furifura_movie
■公式Instagram：＠furifura_movie
《実写映画》8月14日(金)全国公開！
《アニメーション映画》9月18日（金）公開！
