映画『Gメン』の公開直前イベントが、8月16日、東京・イイノホールにて行われ、主演の岸優太をはじめ、共演の竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。が登壇した。
小沢としおの同名マンガを実写映画化した本作は、問題児ばかりが集う武華男子高校1年<G組>に転入してきた 主人公・門松勝太(岸優太)が、<G組>メンバーや上級生ら仲間たちと全力で生きる姿を、大興奮のアクションとアツい友情で描く青春エンターテインメント。『おっさんずラブ』『極主夫道』シリーズやドラマ「unknown」(23)などを手掛け
注目を集める瑠東東一郎監督がメガホンを取り、本作が映画初主演となる岸優太をはじめ、G 組メンバーを演じる竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。に加え、恒松祐里、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭という、超豪華なキャスト陣が顔を揃えた。
この日は、「夏だ!青春だ!!G メンだ!!! 」とばかりに、男子学生限定とした試写イベントを開催。266人の男子学生で熱気あふれる会場に私立武華男子高校 1 年G 組のメンバーが、客席サイドから登場すると大歓声が沸き上がった。
大きな拍手で迎えられ、岸は「(女性の)キャー!とかいう黄色い歓声とはまた違う色の歓声でしたね」と驚きながらも嬉しそう。竜星も「岸はさ、女性陣がいるときよりも人気者だよね。男のほうが人気ない?」と言い、「違う盛り上がりをしてくれて、新鮮でした。同性にワー!って言われると嬉しいよね」を笑顔を見せる岸だった。
映画に出演もしているりんたろー。がMCを務め、劇中さながらの和気あいあいとした雰囲気そのままにトークを展開。
男子目線で「この人の熱かったと感じたポイント」を聞かれると、岸は「アクションに関しては本当に熱かったなと。皆さん裏では(今日の)こんなキャラなんですが、スイッチの切り替えにプロ意識を感じましたね」と吐露。
竜星が「現場の気温も暑かったよね」と言えば、矢本が「りんたろー。さんも制服がピチピチで」とりんたろー。をイジる。すると、「撮影が空く期間があって。バトルシーンがあるんですが、バカでかくなってます。結婚もして幸せ太りもあってね」と照れ笑い。
また、映画初出演となったりんたろー。だが、その印象を竜星が「肝すわってますよ」とば言えば、矢本が「ずっと携帯いじってましたよ(笑)」とまたまたイジり倒す。「ベンチコートが燃やすしね」と振られると、「そうなんです。凄く寒い撮影日で、そのベンチコートがストーブに当たって燃えまして。バーっと(ダウンの)羽が舞ったんです。そうしたら岸くんが『雪・・・』って(笑)。ピリピリした空気になったんですが、岸くんのフォローで・・・」と、岸の優しさで救われた様子。
続けて、劇中の熱演のシーンをこの場で再現する場面も。りんたろー。が必死に演じてるときも周りは大爆笑だったそうだが、ここでも笑いが止まらないキャストたち。矢本は「ケガした自分がカッコいい感が出てたんです。くさい」と、けちょんけちょん。ちょっぴり不服そうなりんたろー。だったが、「実は、1シーンだけ違うほうの足が折れてます」と暴露し、会場は大爆笑に。
また、キャストから男子学生に「モテるアドバイス」を求められると、岸は「僕はモテるための努力は惜しまないですよ。寝る前に必ず香水をつけて寝るんです」と告白。「もちろん(そこで)嗅ぐ人はいないんですが、翌朝になるとナチュラルな匂いになる」と説明し、「マリリンモンローもやってるんですが、俺がやってからマリリンモンローがやったんです」と話し、登壇者たちから総ツッコミを受ける。本当は「マリリンモンローがやっていたのは自分がやり始めてからそのことを知った」と言いたかったとのことだった。
他にもモテるために「最近、四文字熟語を覚えているんです」と言い、「例えば、“四面楚歌”だったり、“滑稽”とか」と。岸いわく、「“滑稽”はひらがなで4文字だから」と、皆を黙らせ、この日も天然ぶりを発揮。森本は「自分らしく生きるのがモテるコツ。僕は海が好きなんで」と言いながら「派手な海パンを履いて日焼けするのがいい・・・けど、モテなかった」と自虐する。
さらに、学生のキモチからかけ離れたキャストには罰ゲームも! 「こんな男子学生、何人いるかクイズ」を実施し、MCから会場の学生へ、挙手で答えられる質問を投げかけ、キャストたちは何人の手が挙がるかを予想し、その数値の差を競った。
「ガチの『G組』だったことがある人は?」「彼女がいる人は?」との問いかけで一番差があったのは森本。罰ゲームは、「これまでどこにも話していない『Gメン』にまつわる大爆笑エピソードは?」というもの。森本は「『G組』のグループLINEというのがありまして、そこの送られてくる9割くらいがセクシーなお姉さんの情報なんです。で、、、それを送っているのが私です(笑)」と披露し、会場は驚きと爆笑に包まれた。
最後までキャストと観客が一体となったボーイズトークで、 夏をさらに熱くする青春のひと時となった本イベント。最後に岸が「笑えて泣けて、いろんな類の感情が出ている、アクションやコメディ要素も詰まっている映画です。皆さんにとっても夏のいい思い出になっていただけたら嬉しいです」とメッセージを送っていた。
映画『Gメン』
<STORY>
名門・私立武華男子高校。4つの女子高に囲まれ、入学すれば“彼女できる率120%”はカタいというこの高校に、「彼女を作る!」という理由ただ一つで転校してきた高校1年生の勝太。しかし、勝太のクラスは、校舎も隔離され教師たちも怯える、問題児集団=【1年G組】だった。荒れ果てた校舎とクセが強すぎなクラスメイト達に唖然とする勝太。自らを“校内の肥えだめ”と自虐するクラスメイトたちに、「もっとプライド持てよ! 這い上がってやろうじゃねえか!」と吠える勝太は、彼女が欲しいという一心だけで、転校早々G組をひとつにしていく。
学年トップクラスA組のエリートで校内イチのイケメン・瀬名との出会い、勝太を目の敵にするレディース集団・多摩黒天使(ブラック・エンジェル)のヘッド・レイナとのロマンス(?)、色々な意味で勝太に迫る2年の伊達、何かと訳知り顔で見守る3年の八神――“モテたい”だけが目的だった勝太だが、空回りしながらも友達想いのまっすぐな勝太の性格に惹かれた仲間たちとなんだかんだで楽しい日々を過ごしていく。しかしそんな勝太たちに、今や都市伝説と化している不良グループ=Gメンが死闘の末に潰したはずの凶悪組織=天王会の魔の手が忍び寄っていた――。
出演:岸 優太 竜星 涼 恒松祐里 矢本悠馬 森本慎太郎 りんたろー。/ 吉岡里帆 高良健吾・尾上松也 田中 圭
原作:小沢としお『Gメン』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
監督:瑠東東一郎
脚本:加藤正人、丸尾丸一郎
配給:東映
コピーライト:©️2023「Gメン」製作委員会 ©️小沢としお(秋田書店)2015
公式サイト:https://g-men-movie.com/
★Twitter:https://twitter.com/gmen_movie
★ハッシュタグ:#Gメン
2023年8月25日(金)全国ロードショー!!