映画『Gメン』の大ヒット御礼舞台挨拶が、9月6日、東京・丸の内TOEIにて行われ、主演の岸優太をはじめ、共演の恒松祐里、矢本悠馬、りんたろー。と、瑠東東一郎監督が登壇した。
小沢としおの同名マンガを実写映画化した本作は、問題児ばかりが集う武華男子高校1年<G組>に転入してきた 主人公・門松勝太(岸優太)が、<G組>メンバーや上級生ら仲間たちと全力で生きる姿を、大興奮のアクションとアツい友情で描く青春エンターテインメント。『おっさんずラブ』『極主夫道』シリーズやドラマ「unknown」(23)などを手掛けて注目を集める瑠東東一郎監督がメガホンを取り、本作が映画初主演となる岸優太をはじめ、G 組メンバーを演じる竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。に加え、恒松祐里、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭という、超豪華なキャスト陣が顔を揃えた。
8月25日に公開を迎えてから、全国で大ヒット上映中の『Gメン』。まだまだ暑い日が続くが、『Gメン』もまだまだアツい!Gメン祭りは終わらない!ということで、この日はGメン納涼祭として、キャストが浴衣で登場!
早くも多くの反響を集めている本作だが、「一番笑ったポイントは?」と聞かれた岸が「どこをつまみ出せばいいのか・・・、いっぱいあるからムズイです。」と言い出し、すかさずりんたろー。から「つまみ出すって。どこかから取って出しちゃうんですか?」とツッコミを入れられ、イベント開始早々会場の笑いを誘う。
気を取り直して、「矢本くんと直でお芝居をやったので、笑いが絶えられなかったですね」と話した岸だったが、ここでも矢本に「直以外(演技って)あるの?」と言われる始末。「いや、演じているときも、完成作品を観てるときも思わず笑ってしまうんです(笑)」と説明。「でも、(演じながら)笑ってしまっても使われているということはOKってことだよね?」と皆を納得させていた。
恒松は、吉岡里帆の演技を挙げ、「吉岡さんのシーンはずっと笑っていました。完成作品を観たら思った以上にぶっ飛んでいましたね」と、憧れの眼差し。岸も吉岡との対峙を振り返り、「本気でやってくださった。アドリブで吉岡さんからビンタを受けたんですけど、吉岡さんから(ビンタを)いただけることなんてないじゃないですか!思わず『ありがとうございます!』って言ってしまいましたよ」と、自然に出たその言葉も実際に劇中で使われていることを告げた。
矢本も「いつも本気で、気合いが入っていた」、りんたろー。は「俳優魂を見た。(キャラクターに)憑依してましたね」と吉岡に感心しきり。
矢本とりんたろー。は竜星涼の演技をあげ、「思い出せないけど笑った!」「竜星自身が瀬名っぽい」と笑う。りんたろー。は「実は先日劇場に観に行ったんです。僕の『わりぃ、遅刻した・・・』という大切なセリフのところで、会場に変な笑いが起こっていたんですよ」と明かす。その原因は先週行われた初日舞台挨拶で、遅刻をしたことが原因だということは明白だ。
また、アクションシーンも見どころの一つだが、「ビビりましたね」と岸。「危険も伴うので、そこは気合いを入れて臨みました」と回顧。そして「『Gメン』のためだけのバク転をやったと言っても過言ではない。バク転をやると聞いたので、僕自身も本当に久しぶりだったので、仕上げていきました」と準備を怠らない。「でも、ジャニーズはバク転ができるのが当たり前だと思わないでほしい。バク転一つやるのにどれだけの努力と涙が詰まっているか」とポロリ。思わず、りんたろー。が「それまで岸くんはバク転ができなかったの?」と尋ねると「できなかったです・・・」と岸。会場に不穏な空気が流れ、大きな嘘をついた岸は「嘘です。できました」と目の前のファンを前に嘘をついてしまったことを平謝り。
さらに、「今年の夏にやり残したことは?」と尋ねられると、岸はなぜか「ジャケットに扇風機が入ってるやつ。カッコいいなと思って。今年こそは買おうと思っていたけど、もうすぐ秋なので、来年には」と珍回答。りんたろー。が「今年の夏、やり残したことが空調服ですか??」とツッコミを入れるも、矢本も「俺もいいと思っていたんだよね。ベストタイプもある」となぜかノリノリに。
「大きな花火大会に行けなかった」と寂しがる恒松さえも、「私も空調服が気になっていて。来年は空調服を着て花火大会ですね」と笑い、思わぬ”空調服”で盛り上がる。
イベントの終盤では、『Gメン』が大ヒットとなった気持ちを四字熟語で披露するコーナーも。監督は「青春爆走」、りんたろー。は「早寝早起」、矢本は「祝岸優太」とし、恒松は劇中で特攻服にも書かれていた「愛羅武勇」と書いてニッコリ。そして、これまでも様々な名(迷)言を飛び出させてきた岸に注目が集まる中、岸は「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」と書いて発表! 「調べて、四字熟語で一番カッコいいなと思った四字熟語です」と胸を張り、「人生初めて書いた漢字です。この先もう一生書かない」と言い切る。りんたろー。から「どうして決めたのよ」と言われるも、「魑魅魍魎ぐらいヤバいということで。この映画が」と岸。「何かヤバいということで、『Gメン』もヤバいです」と言って会場を大いに沸かせていた。
映画『Gメン』
<STORY>
名門・私立武華男子高校。4つの女子高に囲まれ、入学すれば“彼女できる率120%”はカタいというこの高校に、「彼女を作る!」という理由ただ一つで転校してきた高校1年生の勝太。しかし、勝太のクラスは、校舎も隔離され教師たちも怯える、問題児集団=【1年G組】だった。荒れ果てた校舎とクセが強すぎなクラスメイト達に唖然とする勝太。自らを“校内の肥えだめ”と自虐するクラスメイトたちに、「もっとプライド持てよ! 這い上がってやろうじゃねえか!」と吠える勝太は、彼女が欲しいという一心だけで、転校早々G組をひとつにしていく。
学年トップクラスA組のエリートで校内イチのイケメン・瀬名との出会い、勝太を目の敵にするレディース集団・多摩黒天使(ブラック・エンジェル)のヘッド・レイナとのロマンス(?)、色々な意味で勝太に迫る2年の伊達、何かと訳知り顔で見守る3年の八神――“モテたい”だけが目的だった勝太だが、空回りしながらも友達想いのまっすぐな勝太の性格に惹かれた仲間たちとなんだかんだで楽しい日々を過ごしていく。しかしそんな勝太たちに、今や都市伝説と化している不良グループ=Gメンが死闘の末に潰したはずの凶悪組織=天王会の魔の手が忍び寄っていた――。
出演:岸 優太 竜星 涼 恒松祐里 矢本悠馬 森本慎太郎 りんたろー。/ 吉岡里帆 高良健吾・尾上松也 田中 圭
原作:小沢としお『Gメン』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)
監督:瑠東東一郎
脚本:加藤正人、丸尾丸一郎
配給:東映
コピーライト:©️2023「Gメン」製作委員会 ©️小沢としお(秋田書店)2015
公式サイト:https://g-men-movie.com/
★Twitter:https://twitter.com/gmen_movie
★ハッシュタグ:#Gメン
大ヒット上映中!!