Open Close

イ・ミンホ主演映画『江南ブルース』プレミア上映会開催!来日記者会見 「泥だらけのアクションシーンは本当に大変でした」

DSC_6652

2015年韓国最大の話題作、『江南ブルース GANGNAM BLUES』の日本公開が10月17日に決定したことを記念し、7月12日、パシフィコ横浜国立大ホールにて、プレミア上映会が開催され、主演のイ・ミンホが来日し、記者会見に出席。本作を熱くアピールした。

DSC_6596

DSC_6627

本作は、土地をお金で稼ぐ“不動産”という概念が初めて生まれた激動の1970年代の江南開発の時代を舞台に、土地開発をめぐる二人の男の欲望と義理、そして裏切り・・・どん底の若者たちが夢を追う生きざまをダイナミックに描いたクライム・アクション。
ドラマ韓国版「花より男子」、「シティーハンター in Seoul」「相続たち」などで不動の人気を確立した韓国若手実力派No.1 俳優イ・ミンホ待望のスクリーンデビュー作に話題沸騰。
これまでのロマンティックな印象とは一転、危険な拳を振りかざす激しいアクションシーンにも挑戦。野心溢れる男らしい姿をみせてくれる。

DSC_6632

爽やかなラベンダー色のジャケットを羽織り颯爽と登場したイ・ミンホ。初の映画出演に対し、「映画では強烈なイメージ、深みがあって意味のある作品をやりたいと思っていたところ、ユ・ハ監督と出会い出演することになりました」と説明。これまでのドラマのイメージとは違う役がらに本人も満足げ。

DSC_6636

アクションシーンもかなりハード。MCから怪我は?と問われても「アクションシーンには怪我はつきもの」とあっけらかん。それでも大怪我はなかったものの、足の爪が取れたり、体を切ってしまったりなどの怪我は負っていたという。
さらに、一番大変だったシーンを聞かれると、ハイライトにあたる部分の泥の中でのアクションシーンをあげ、「1週間ぐらい撮影が続き、150人ぐらいの人たちと苦労しながら撮りました」と振り返った。

DSC_6648

イ・ミンホ演じるジョンデは、自分の野心とキム・レウォン演じるヨンギとの友情の狭間で揺れ動く非常に感情表現が難しい役がら。「出口の見えない若者たち、そんなやりきれない想いを抱えている青春を描くということを考えました。台本を読んだ時、背景は変わっていますが今の時代にも置き換えられると感じました。現在も20代前半の人は青春を謳歌していますが、これからどうやって生きていったらいいのか、どのようにしたらより良い人生を生きていけるのか考えていると思います。そこに重点を置いて演じました」と真摯に語ったミンホ。

「劇中序盤で、ボロ拾いをしている型破りな姿で登場します。ジョンデの感情ラインを追いかけて見ていただけたらいいと思います。また、永登浦(ヨンドンポ)に行くシーンでは、『このままではいけない。自分が何か変わらなければいけない』とジョンデが動き出します。そのあたりがモンタージュで描かれているのでよく気を配ってみてもらえたらうれしいです」と見どころを伝えた。

DSC_6672

DSC_6687

映画は主演を務めると多くの責任感を担い、重みのある感情、深みのある感情を消化して表現していかなければならないと考え、これまで映画出演を控えていたと話すミンホだが、「そういったことを受け入れられる年齢になったら映画を本格的にスタートしたいと思っていました。そのスタート地点が今回の『江南ブルース』です」と胸を張る。
「これからは、ドラマや映画とあわせ、より深みのある感情を表現していきたいです」と目を輝かせた。

『江南ブルース』
<STORY>
舞台は1970年。戸籍もまともにない生活をしながら実の兄弟のように暮らしてきたジョンデ (イ・ミンホ) とヨンギ (キム・レウォン) 。ある日、唯一の安息の場だった小さなほったて小屋さえ奪われた2人。さらに、やくざが介入した全党大会の妨害作戦に巻き込まれ、ジョンデとヨンギはお互いを見失ってしまう。3年後、自分を家族として受け入れてくれた組織のボス出身のキルス (チョン・ジニョン) の願いとは裏腹に、成功したいという夢だけでやくざの生活を始めたジョンデ。情報と権力の中心に通じているミン・マダム (キム・ジス) と一緒に江南開発の利権争いに飛び込んだジョンデは、明洞派の中堅ボスになったヨンギと再会する。敵同士となったジョンデとヨンギに、政界まで介入した義理と陰謀、そして裏切りが渦巻く江南の土地を巡る争いが始まる…。

監督:ユ・ハ
出演:イ・ミンホ、キム・レウォン、チョン・ジニョン、ソリョン/AOAほか
配給:クロックワークス
公式サイト:http://gangnam-blues.com

10月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか
全国ロードショー!