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役所広司、菅田将暉、森七菜、”おかわり銀河”に感無量! “雨ニモマケズ“来場いただいたファンへ感謝!映画『銀河鉄道の父』公開記念御礼舞台挨拶

主演・役所広司、共演・菅田将暉、森七菜
第158回直木賞受賞の傑作小説を待望の映画化!

タイトル

役所広司、菅田将暉、森七菜、”おかわり銀河”に感無量!
“雨ニモマケズ“来場いただいたファンへ感謝!

0513★オフィシャルスチール

映画『銀河鉄道の父』が全国にて公開中のなか、5月13日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、公開記念御礼舞台挨拶を行い、役所広司、菅田将暉、森七菜、成島出監督が登壇した。
イベントではキャスト達の和やかで息のあったクロストークが展開され、さらに主題歌「STAR」を担当したいきものがかりからコメントVTRが到着。そして更なるロングラン上映と明日が「母の日」ということで全国のお母さんたちへの日頃の感謝の気持ちを込めてくす玉割りを実施。本イベントの模様は全国321館の劇場にも中継された。

<イベントレポート>
本作は世界中から愛される宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた第158回直木賞を受賞した作家・門井慶喜氏による同名小説を映画化した。

感想投稿キャンペーンで集められた「親バカ最高じゃん!」「母の日にまた娘と見に行きたい」「本日2度目の鑑賞」「すべてにらぶが溢れてる」などのコメントがあしらわれたバックパネルを背景に集結。

宮沢賢治の父・政次郎を演じた役所はバックパネルのコメントを目にしながら「いい感想ばかりを並べている?」と笑いつつ「映画を観るために劇場に入っていく自分と出ていく自分が変わっていくのは、映画を作った人間として幸せなことです」と嬉しそうにコメント。宮沢賢治を演じた菅田は「うちの家族は森七菜ファンになっていた。森さんが、という感想しか聞いていない」と報告し、賢治の妹トシを演じた森は「しめしめ!」と喜びながら「菅田さんのご家族が…嬉しい」と噛みしめていた。成島監督も「キャストも第一志望で埋まっていったので夢のようだった。現場も素晴らしく、俳優陣が褒められるとそれが伝わったようで嬉しい」と手応えを得ていた。

また劇中のこだわりついて聞かれた役所は「僕は21歳から70歳代までの政次郎を演じています。21歳の頃の僕は必見。メイクさんが若返る努力をしてくださって頑張りました。支度中はメイクで皺が減っていく自分を楽しんでいました」と回答。そして森が現在21歳と知ると「同級生です!」と役所は満面の笑みだった。

一方、役作りで宮沢賢治の筆跡をコピーした菅田は「劇中に映る賢治の書き物はほとんど自分で模写して書きました。独特な丸みを帯びた字が印象的」と明かし「DVDを買っていただいた暁には書物が映るシーンで一時停止してもらい、宮沢賢治記念館に行って文字を見てほしい。賢治の文字に寄せつつも、自分なりの文字で書いています」とこだわりを明かした。森は「衣装で着た鮮やかで可愛い着物」を見どころに挙げて「あの時代、お着物の下にネルシャツを着るのが流行った。流行に乗ったオシャレをしているので、そこも見てほしい。袴の下にブーツも履いています」と当時の流行を取り入れたファッションを気に入っていた。

さらに今回、主題歌を担当したいきものがかりから(吉岡聖恵、水野良樹)からもコメントVTRが到着。2人による新体制になってから初めて映画主題歌を担当したいきものがかり。オファーが届いたときは吉岡が出産を控えたときで、仕事をセーブしようとしていた時期だったという。しかし脚本を観て2人は「絶対にやったほうがいい」と思ったと言う。さらに吉岡は「やがて母になる自分の気持ちも重ね合わせて歌えたらいいなという風に思いました」と回顧。水野も「政次郎もそうですが、登場人物の皆さんが自分の愛する人を全力で肯定するところを自分たちもリンクさせながら、曲を書かせていただきました」と明かし、そして「お父さんだけではなく、お母さんも楽しめる。お母さん役の坂井真紀さんのすごい泣けるシーンがあるんです!」と話すと吉岡も共感。最後に水野から「本当にすべてのシーンが宝物のような、僕らもそれに主題歌として関わらせていただいてすごく光栄に思います。ぜひ沢山の方に届くことを祈っています」とメッセージを寄せた。

さらなる大ヒットに期待すべく、新たな情報も公開!6月8日から22日までカナダで開催されるトロント日本映画祭のコンペディション部門のオープニング上映及び、成島監督の特別監督賞受賞決定が発表された。成島監督は「この賞は監督としての実績でもらえる賞だそうです。役所さんとはこれまで4本ご一緒させてもらって、その足し算でもらえた賞だと思う。とても嬉しいです」としみじみ。役所も「成島監督とはお互いチンピラ時代からの知り合い。助監督時代からの友人であり仲間です。これまで素晴らしい賞を沢山受賞されているけれど、トロントのお客さんにこの映画を観ていただくのは嬉しい限り」と祝福し「これからも色々な賞をゲットしてほしい」と激賞していた。

明日は「母の日」ということで、全国のお母さんたちへの日頃の感謝の気持ちを込めて、そして、本作のロングラン上映への気持ちを込めて、くす玉割りを実施。くす玉の垂れ幕には「お母さん、ありがとがんす」「日本感涙!永遠にラブだぞ!」という言葉が記されていた。

主演の役所は最後に「東京は雨が降っていますが、本日は“雨ニモマケズ“お越しいただきありがとうございます。公開から2週目ですが、この映画が長く皆さんに愛されるような映画になって長く上映されたら嬉しいです。皆さんの色々な口コミで広がっていくはずなので、末永くこの映画を愛してくださいね」とさらなる広がりに期待を込めていた。
(オフィシャルレポートより)

映画『銀河鉄道の父』は全国にて大ヒット公開中!

映画『銀河鉄道の父』
<STORY>
宮沢賢治の父・宮沢政次郎。父の代から富裕な質屋であり、長男である賢治は、本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は適当な理由をつけてはそれを拒む。学校卒業後は、農業や人造宝石、宗教と我が道を行く賢治。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気を機に、賢治は筆を執るも―。

出演:役所広司 / 菅田将暉 森七菜 豊田裕大 / 坂井真紀 / 田中泯
監督:成島出
原作:門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社文庫)
脚本:坂口理子
音楽:海田庄吾
主題歌:いきものがかり「STAR」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:木下グループ  制作プロダクション:キノフィルムズ / ツインズジャパン
配給:キノフィルムズ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
Twitter:@Ginga_Movie2023
公式サイト:ginga-movie.com

全国公開中