映画『ゴジラvsコング』のジャパンプレミアイベントが、6月28日、東京・イイノホールで行われ、本作キャストの小栗旬をはじめ、日本語吹替版キャストの芦田愛菜、田中裕二(爆笑問題)、尾上松也、笠井信輔が登壇した。
映画史上で最も象徴的な伝説の 2 大モンスター、 <破壊神>ゴジラと<守護神>コングが激突する待望のシリーズ最新作『ゴジラ vs コング』。前作で強大な怪獣たちとの死闘の末、王<キング>として覚醒したゴジラが今回対峙するのは、究極のモンスター・コング。かつて日本で制作された『キングコング対ゴジラ』(1962 年)以来となる夢の対決が、再び実現した。本作では、小栗が「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役を演じ、ハリウッドデビューを飾り、日本語吹替えキャストとして、芦田愛菜、田中裕二、尾上松也が決定、日本版主 題歌にはマン・ウィズ・ア・ミッションが担当する。
約2年前に撮影された本作。小栗は「ようやく日本で公開にたどり着いて嬉しいです。なによりもゴジラの国・日本で公開できることは嬉しいですね」と心境を吐露。オファーを受けたときを「現実に受け止めることが難しかった。ひたすらワクワクしていました」と振り返った。
また前作二作に出演した渡辺謙から「気負わず、自分の思う表現を胸張ってやっていらっしゃい」とアドバイスを受けたと明かした。それでもハリウッドの撮影に圧倒されたという小栗。「時間のかけ方、クルーのタフさに驚きました。トレーラーハウス?凄いですね。快適なんですもん(笑)。セットも大きくて、自分のいるシーンのセットを初めて見た時は本当にでかくてビックリした」と興奮気味に話す。
前作から続投した芦田は「祖父がずっと好きだったゴジラ作品に私が参加して喜んでいました。皆さんに長い間愛されている作品に参加させていただいて光栄です」とコメント。
松也は「旬くんから参加するというお話を聞いて、めちゃくちゃ興奮しました」と友人・小栗の出演を喜んでいたというが、「公開するのが楽しみだなと思っていたら、まさかこんな形で一緒にここに立つとは思わなかったよね」と、小栗と顔を見合わせニッコリ。
田中は、芦田が声を当てた同級生役を担当。「初めて映画館で映画を観たのが『ゴジラ』。子供の頃は毎年観に行っていました。ハリウッド版が作られるなんて想像もしていなかったですよ」とゴジラ愛を熱弁。コンビの相方・太田光からは「『お前はへたくそ。俺のほうがうまいのに!』って、凄いこと言ってましたよ」と、嫉妬された様子。
日本語吹き替えも苦労があったようだが、中でも自分が英語で話している声に自身で吹き替えた小栗は「自分に自分の声を当てるのはどうしたらいいかわからなくなってしまって・・・。そのまんまで大丈夫ですと言われましたが、今回ほど不安な吹替えはないです」と苦笑い。
笠井が「ゴジラ」というセリフの発音について、「以前渡辺さんが『GOJIRA』という発音で言いたい」と希望したそうですが」とエピソードを披露すると、小栗は「それを受けてなのか、僕のセリフ部分は『GOJIRA』というスペルになっていました」と述べていた。
完成作品を観た手ごたえを松也は「これだけ迫力ある作品。度肝を抜かれました。ゴジラとコングの対決シーンは映画史の中でも指折りにはいるほどの名バトル。小栗くんには悪いけど、そのシーンだけで1時間は観ていられる(笑)」と絶賛。
芦田は「心に迫るシーンもあって、色々楽しめます。ゴジラの絶対的王者のカッコいい顔を見逃さないで欲しいです」と言い、田中は「エンターテインメントに徹底した映画!」と声も高らかに。小栗も「痛快でした!」と満面の笑みを浮かべ作品をアピールした。
また、イベントではハリウッドより本作キャストのミリー・ボビー・ブラウン、アレクサンダー・スカルスガルド、監督のアダム・ウィンガードからのメッセージ映像が紹介され、日本公開を祝福した。
■映画概要
破壊神<ゴジラ>vs守護神<コング>大激突!
地球最大の究極対決!最強はどっちだ!
■公開日:7月2日(金)
■出演:アレクサンダー・スカルスガルド ミリー・ボビー・ブラウン
レベッカ・ホール ブライアン・タイリー・ヘンリー 小栗旬
エイザ・ゴンザレス ジュリアン・デニソン カイル・チャンドラー
デミアン・ビチル ほか
■監督:アダム・ウィンガード
■脚本:エリック・ピアソン マックス・ボレンスタイン
■製作:レジェンダリーピクチャーズ ワーナーブラザース
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