映画『ゴジラvsコング』の初日舞台挨拶が、7月2日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、本作キャストの小栗旬をはじめ、日本語吹替版キャストの、田中裕二(爆笑問題)、尾上松也、田中みな実、津田健次郎、笠井信輔が登壇した。
映画史上で最も象徴的な伝説の 2 大モンスター、 <破壊神>ゴジラと<守護神>コングが激突する待望のシリーズ最新作『ゴジラ vs コング』。前作で強大な怪獣たちとの死闘の末、王<キング>として覚醒したゴジラが今回対峙するのは、究極のモンスター・コング。かつて日本で制作された『キングコング対ゴジラ』(1962 年)以来となる夢の対決が、再び実現した。本作では、小栗が「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役を演じ、ハリウッドデビューを飾り、日本語吹替えキャストとして、芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、田中みな実、津田健次郎らが務め、日本版主題歌にはマン・ウィズ・ア・ミッションが担当する。
これまでもハリウッドの映画撮影のスケールの大きさに言及してきた小栗だが、当時を振り返り、「オーストラリアの凄くいいリゾート地で宿泊して、そこから1時間くらいのところのスタジオで撮影していました。撮影は月曜日から金曜日までで、土日はお休み。みんな家族を呼んでいて、僕も家族と一緒でした」と、ハリウッドスタイルの撮影の日々を満喫していた様子。
また、最初は芹沢蓮という役ではなく、名前も違う英語を話さない人の役だったという。「そのうちにどんどん変わっていって、最終的に芹沢博士の息子という役になっていったんですよ・・・」とハリウッドならではの進め方に戸惑いもあったよう。
日本語吹替版キャストたちも、本人はもとより、家族や友人もが出演を喜んでいたという。田中みな実は「父がゴジラが大好きでフィギュアや模型も持っていて、自分が参加して凄く喜んでくれました」と。津田は「アニメ界、声優界の皆さんも喜んでくれました。公開が延期になった時も『待ってますよ!』と言ってくれました」と嬉しそうに話した。
ここで、ハリウッドデビューを果たした小栗に登壇者たちから質問することに。田中裕二は「ちょっと映画と関係ないですけど」と前置きをして、「最近霜降り明星の粗品くんが小栗くんに寄ってきてる感じがするんですよ」と話だすと、小栗も「俺、(粗品がしている)ジーンズの広告してないのに、『してる?』って言われた!」と告白。「いい迷惑ですよね、こっちからすると」と愚痴り、会場の笑いを誘った。
津田が「撮影所での緊張感はどうですか?」と尋ねると、「(自分は)1日目はめちゃくちゃ緊張しました。でも、何回のテイクを重ねていくうちにだんだん楽しくなっちゃって(笑)」と吐露。「スタッフはみんなリラックスしていましたね。僕にキューを出す人なんて、お弁当食べながらやってたもん」と笑った。
また、“破壊神”のゴジラと“守護神”のコングの対決と言われているが、自分を「○○神」とすると?という問いかけに、田中裕二は「競馬予想ハズレ神」と言い、「最近全然勝たないんですよ」とぼやく。小栗は「米炊き神」と答え、「キャンプをするとき、米炊き当番になるんですけど、これが毎回上手く炊けるんですよ」とニンマリ。松也が「火の神・・・というか、キャンドルにハマっていて、毎日キャンドルと向かい合ってます」と話すと小栗も「部屋をキャンドルだけの明かりにするほかに、テレビの画面も焚火にしたりしてるんですよ」と、松也のハマりっぷりを暴露。津田は「自分の声のことで恐縮ですが、『低音ガサガサ神』でしょうか」と美しい低音ボイスを響かせ、田中みなみは「水飲み神です。毎日3~4リットル飲んでいるので」と述べていた。
最後に小栗は、「世界でも多くの人が観ていてくださっています。ぜひ日本でも多くの人に楽しんでいただけたら嬉しいです」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
■映画概要
破壊神<ゴジラ>vs守護神<コング>大激突!
地球最大の究極対決!最強はどっちだ!
■公開日:7月2日(金)
■出演:アレクサンダー・スカルスガルド ミリー・ボビー・ブラウン
レベッカ・ホール ブライアン・タイリー・ヘンリー 小栗旬
エイザ・ゴンザレス ジュリアン・デニソン カイル・チャンドラー
デミアン・ビチル ほか
■監督:アダム・ウィンガード
■脚本:エリック・ピアソン マックス・ボレンスタイン
■製作:レジェンダリーピクチャーズ ワーナーブラザース
© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
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