岡田将生、大人顔負けのコメントにタジタジも、羽村仁成・星乃あんな・前出燿志を大絶賛！「3人の才能が爆発している」映画『ゴールド・ボーイ』プレミア上映会

in CINEMA, Report(CINEMA) · 2024/02/24

Tags: Go!Go!kids, ゴールド・ボーイ, 倖田來未, 前出燿志, 北村一輝, 岡田将生, 星乃あんな, 松井玲奈, 羽村仁成, 金子修介監督, 金澤翔子, 黒木華

映画『ゴールド・ボーイ』のプレミア上映会が、２月20日、東京・上野の飛行船シアターにて行われ、主演の岡田将生をはじめ、共演の黒木華、羽村仁成（Go!Go!kids）、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、北村一輝の豪華キャスト陣と、金子修介監督、主題歌を務めた倖田來未、そして、タイトルの題字も務めた書道家の金澤翔子が登壇した。

中国の大ヒットドラマ『バッド・キッズ』原作小説「坏小孩」 (The Gone Child) by ズー・ジンチェン(紫金陳)を日本で映画化。沖縄の街を舞台に、凶悪な殺人犯と、金を求めて殺人犯を脅す少年たちが繰り広げるクライムサスペンス。

監督は、平成『ガメラ』3部作、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』、『デスノート』など国内外でのヒット作を生み出す金子修介。狂気あふれる殺人犯・東昇を岡田将生、作品の鍵を握る少年たちを羽村仁成、星乃あんな、前出燿志が演じ、朝陽の母親役に黒木華、東昇の妻役に松井玲奈、朝陽の父親役に北村一輝、東家の一族で刑事役を江口洋介ら実力派俳優が脇を固めた。

イベントのオープニングセレモニーでは、金澤翔子氏の揮毫(きごう)パフォーマンスが披露され、その力強い書に温かな拍手が送られた。2013 年には紺綬褒章を受章し、国内はもとより世界各地で公演を開催している金澤氏。今回したためた字は「愛」。金澤氏が『ゴールド・ボーイ』を観て感じた字だという。

そして、倖田來未が登場しイベントがスタート！主題歌「Silence」を生歌唱。一気に観客を映画の世界観にいざない、続いて大きな拍手と歓声の中、キャスト陣が登場した。

撮影を振り返り、岡田は「子供たちと対峙するシーンは本当に緊張感がありました。現場で感じたものがスクリーンに映っていたので安心しましたし、皆さんに満足いただける作品になったのではと思います」と満足気。現場では子供たちとコミュニケーションを取らなかったという岡田。役がらから、あえて距離をとっていたそうだが、「すごく嫌な年上な感じに見られてるんだろうなと思っていたんですけど（笑）」と言いつつ、今ではしっかり仲良しに。「さっきもゲームの話とかを聞かせてもらいました(笑)」と笑顔を見せる。

完成作品を観て、黒木は「スリリングで気の抜けない映画です」とコメント。北村は「めちゃくちゃ怖かった。特に子供たちが･･･。出る前にトイレで会ったんですけど、怖くて逃げました(笑)」と話し、会場を沸かす。松井は「登場人物がそれぞれの正義のために動いているんです。そこがこの作品の面白いところだと思います」と感想を述べた。

本作は、沖縄でオールロケで撮影されているが、羽村は「映像がきれいでストーリー展開もすごく面白いです」と話し、「岡田さんが僕らと距離を置いてくださったことで役に没頭できました」と感謝の気持を口にした。

初めて映画出演を果たした星乃は、岡田との共演に「最初は（役もあり）ちょっと怖かった･･･」といい、岡田を慌てさせるも、「でも、クランクアップしたあとにたくさんお話していただいて、優しくて面白い方だなあと思いました」と微笑み、岡田は「面白かった？(笑)」と返し、安堵の顔を見せる。

前出は「3人は一緒にいることが多かったので、オフの関係性を撮影に活かせればと一生懸命話しかけていました」と現場を振り返り、本作を「控えめに言って最高の映画だと思います。キャスト皆さんの演技もそうですが、カメラワーク、音響、照明、メイク、衣装、小道具と何から何まで素晴らしいんです。細部までこだわり抜かれたこの作品はとても迫力のあるものに仕上がっています」と見事にPR。前出が話すと、大人キャストたちは顔を見合わせ、岡田は「大人すぎる」と苦笑い、北村は「もう1回やり直してもいい？(笑)」とパーフェクトなコメントにタジタジになっていた。

主題歌を担当した倖田も、作品を大絶賛。さらに、楽曲の制作について「3年前から温めていた曲でいつか世に出したいと思っていた大切な楽曲。映画の台本を読んで、誰の目線で詞を書いたらいいのか悩みました。私も母雄や息子がいるので、お母さん目線、女性目線で愛で包み込むような歌詞にしました」と説明。監督からの要求もあったようで、「ちょっと突き放すような言葉も入れてます」と、映画の世界にぴったりな楽曲を作り上げたことに自信をのぞかせた。

最後に、岡田が「個人的には新しい姿を見せられるのではないかと思います」と新しい挑戦に充実感を滲ませ、「何より羽村くん、星乃さん、前出くんの3人の才能が爆発していいます。ぜひたくさんの方に観ていただきたい」と、アピール。

また、羽村は本作について「緊張感が最初から最後までヒリヒリと伝わってくる映画です。羽村仁成といったらこの映画！という作品になればいいなと思っています」と期待を込め、星乃は「沖縄の暑さにも台風にも負けずにがんばってきたので楽しんでください」と。前出は「本当に岡田さんが美しく尊いんです！こんなに尊い将生さんと僕たち3人。そして、迫力ある黒木さん、北村さん、松井さんの攻防をご覧ください」と力強く語り、岡田は「うれしい。ありがとう」と最後まで照れさせていた。