佐々木蔵之介&横山裕ファンの歓声を受け大阪凱旋!
新世界初!オープンカーに乗り込み堂々登場!
公開直前イベント
黒川博行による直木賞受賞作「破門」を原作に、佐々木蔵之介、横山裕(関ジャニ∞)をW主演に迎えた、映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が、1月28日(土)に公開する。この度、本作の公開直前イベントとして、1月20日(金)に通天閣にてイベントを行った。佐々木、横山が大阪の心のシンボルとして親しまれている通天閣のふもとで、新世界初!となるオープンカーに乗車しパレードするというイベントに登場し、約500人のファンの熱い声援を浴びながら周囲に手を振り、街を大いに沸かせた。その後開催された舞台挨拶では、濵田崇裕、原作者の黒川博行も劇場に駆けつけイベントに登壇。大阪ならではの雰囲気で多いに盛り上がったイベントとなった。
登壇者:佐々木蔵之介、横山裕、濵田崇裕、小林聖太郎監督、黒川博行(原作者)
「ヤクビョーガミ」と「幸運の神様」ビリケンさんがご対面!
佐々木「関西の方に観てほしい映画。自信あります!」
横山「関西弁のパワー、ポテンシャルをすごい感じる」
【会見】
通天閣内にあるイベント会場にて、佐々木蔵之介、横山裕、小林聖太郎監督による会見が開催された。
ステージには「幸運の神様」と言われる2代目ビリケンさん(現在展示されているのは3代目ビリケンさん)が、本作の「ヤクビョーガミ」にちなんで設置された。
初日を直前に控え、本日の大阪でのイベントを迎えた今の心境を聞かれると、
佐々木「関西の方に観てほしい映画ですね。やっぱり関西の人は厳しいだろうから、映画のチケット代戻ってこいと思ってるやろうから、それに返せるものができたかどうか、というのは出来てます!自信があります。僕ら、本当に監督はじめ関西の人間でつくりました。所謂べったべたな作品ではなく、ドライでかっこいい、そして笑える映画ですので是非、関西の方はもちろん、皆様に突っ込んでいただきながら観ていただければと思います」
横山「1年前に撮影が終わって、公開はまだ先やなと思っていたんですけど、フタを開けてみると本当にあっという間で、関西弁のポテンシャル、パワーというものをこの映画をやらせていただいてすごい感じる。関西弁だから通じている部分があるんだなと感じていて、改めて僕は大阪人で良かったなと思いました。今回ぐーたらビンボーという役でやってますけど、この映画を観た方に、すごい役に合っているよねと言われるんですが、どうも何か腑に落ちない感じがしていて、でもそれだけ映画に馴染めているのかなって思い前向きに考えています。」
小林「公開が迫っていますが、1年前に撮って、だいぶ先だなと思っていました。答案書いたのになかなかマルをつけてもらえていない状況なんですよ。バツかもしらんけど(笑)それがどっちやねん!おしえてくれ!っていうのをずっともじもじしていたので、ようやくだなと思います。」
ステージ上のビリケンさんについて話をふられると、2代目ビリケンさんのへこんだ足に「こんなに穴あくの!?」(佐々木)と驚きつつ、
横山「みんな何かにすがりたいんですね(笑)」
佐々木「今日は触るだけでなく、ビリケンさんに頬ずりしようと思って来ましたが、こんだけえぐれてたら出来ないですね。みんないろんなことを頼んではんねんな。」
また、ビリケンさんや通天閣の思い出について聞かれると、
佐々木「この映画の出演が決まったときに、京都で撮影してたんですけど、動物園とかじゃんじゃん横町とか、撮影に入る前に3時間くらいぶらぶらしました。新世界というか、違う世界を見たなと。温泉もあるし楽しかったですよ。新しいものと古いものがいろいろと混沌としている、まさに映画もそんなんですけど、先ほど車でここに向かいながら思いました。感無量ですね。」
横山「いまは分かんないですけど、関西ジュニアの登竜門と言っても良いくらい、アイドル誌で通天閣の前で写真を撮ってましたね。通天閣の前で、たこ焼きを持たされてジャンプするっていうのが関西ジュニアの登竜門。みんなそこでやってきてるんじゃないかな。東京に行くと、東京タワーでたこ焼き持ってジャンプ(笑)もちろんこのビリケンさんとも写真を撮っていると思うので、お世話になっています。ちょっとでも成長した姿をいま見せられているのかなと思います。」
と関西出身者だからこその思い出話も飛び出した。
会見の締めには
佐々木「僕は比べるもんでもないんですけど、関西で仕事をしていると楽しいんですよね。だからこの映画もその空気感を皆さんに分かっていただける映画だと思うので、応援してください。」
横山「いろんな方に観ていただきたいのはもちろんなんですが、まず関西の方に観てもらわないと始まらない映画だと思いますし、改めて関西弁のパワー、ポテンシャルを僕もすごく感じました。改めて関西ってほんとにオモロいなと。皆さんに盛り上げていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」
小林「大阪人の人だけでなく関西の方や皆さんにご覧頂いて、こんな大阪弁ちゃうで!とか人それぞれに楽しんでいただけたらと思います。」と映画の魅力を語った。
「通天閣に背中を押してもらって気持ちよく大阪でスタートをきれた」
新世界初!!佐々木、横山がオープンカーに乗り込み大阪凱旋!
ファンの歓声を浴びながら通天閣・本通り商店街をパレード!
【アライバルイベント】
通天閣の真下にある本通り商店街にて、新世界初!ふたりのヤクビョーガミ オープンカーアライバル!と題し、 新世界初となる、オープンカーでのパレードイベントが開催された。
本作の主題歌、関ジャニ∞の「なぐりガキBEAT」が流れる中、横山の「大阪戻ってきましたで!」のかけ声のもと、本編にも登場するシルバーのBMWに乗り込んだ佐々木、横山が約500名のファンからの大きな歓声を浴びながら、周囲に手を振り、通天閣のふもとより約120メートルの本通り商店街を凱旋。
2人の登場を待ち構えていたファンたちは旗をはためかせながら通りをピンク色に染め、また、多くの地元の方や観光客も通りに集まり、その熱気はさらに増し、通りを湧かせた。
最終地点に到着し、改めてファンに囲まれた2人はその熱気に改めて驚きながらもファンとの交流を楽しんだ。
佐々木「むちゃくちゃ寒いのに皆さんに応援してもらって、通天閣に背中を押してもらって、気持ちよく大阪で『破門 ふたりのヤクビョーガミ』のスタートがきれたと思っております。大変嬉しいです。ありがとうございます。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』応援団です!皆さんで盛り上げてください!お願いします!」
横山「寒い中お越し頂きありがとうございます。改めて通天閣のパワーを感じることができて、本当に『破門 ふたりのヤクビョーガミ』がヒットするように、よろしくお願いします!みなさんにこの映画を育ててもらい、とても嬉しいです。本当にみなさんにかかっています。よろしくお願いいたします!寒い中本当にありがとう。」
関ジャニ∞「なぐりガキBEAT」×『破門 ふたりのヤクビョーガミ』
関西初の完成披露で、オリジナルコラボ映像初上映!
【舞台挨拶】
大阪ステーションシティシネマでは大阪初となる舞台挨拶付きの完成披露上映会が開催された。佐々木、横山、小林監督だけでなく、濵田崇裕、原作者の黒川博行氏も現場に駆けつけ、満席となった会場はよりいっそう盛り上がった。また、舞台挨拶前には本作の主題歌である関ジャニ∞の「なぐりガキBEAT」と『破門 ふたりのヤクビョーガミ』オリジナルコラボ映像が初公開され、客席からだけでなく、登壇者からも絶賛の声が上がった。
佐々木「よくぞ、大阪初の完成披露にお越し頂きまして、めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。僕もさっきこの映像を見て、半泣きになりました。今も見て半分涙出てるんですけど、去年の末からPRをやってきて、やっぱりこの映画は関西の人に観てほしいと思って、今日ドキドキしているんですけど、めちゃくちゃ嬉しいです。」
横山「撮影していたのは一昨年の11月ですか、本当に撮影しているときはまだまだ公開せえへんのかなと思ってましたけど、ようやく皆さんに観てもらえる日が来たことを本当に嬉しく思っています。観ていただいた映像、僕も観て、あ、関ジャニ∞がすげー応援してくれてるぞとか、自分も同じメンバーなんですけど、客観視してしまって、すごいおもしろそうな映画が出来てる、とか。あと黒川さんが今袖で見ていて「面白そうやなあ」と笑顔で言われたので、ちょっとほっとしています(笑)」
濵田「今回、映画自体、初出演させていただきまして、ありがとうございます!CMとかを見ていると、これに出ているのかあ、とすごく興奮しております。今日も早くいろんな用事を終わらせて、劇場に足を運んでいただきありがとうございます。出る前は緊張していなかったんですけど、いざ人の前に出るとすごい汗が、脇汗が(笑)ありがとうございます。」
すかさず先輩である横山が
横山「温かいお客さんでよかったですね。」
とツッコミを入れる、シーンもあった。
また監督、原作者からは
小林「映画って、観てもらって初めて、みんなの心の中で完成すると思っているので、なかなかここまで、一応出来たものの、完成まで至っていなかったので、ようやく今日から、そして来週から完成することが、それを見届けることが出来ます。」
黒川「僕、映画1回だけ観ました。原作者が1回しか観ていないです。でもね、すっごい面白いですよ。要するに原作と映画は別ですから、それが映画になって、こんなふうに俳優さんが演技してくれて、監督が演出してくれてと、原作者は嬉しいんです。嬉しいですし、おまけに出来た映画が面白いときたら言うことないです。この映画がヒットするように心から祈っております。ヒットすればね、これと同じメンバーでまた映画になる可能性があります。だから是非みなさんお友達にいってください。原作はどうってこともないんですけど。」
佐々木、横山「直木賞受賞作じゃないですか!」
と関西ならではの、テンポのよいやり取りが繰り広げられた。
また、横山は撮影などで思い出に残っている大阪について聞かれると
横山「普通に北川景子ちゃんが、みなみの町とか、新地を歩いているをみて違和感を感じましたね。僕が知っている町並みを北川景子が歩いている!と思いながらやっていました。出演者の方たちがほぼ関西人だったので、控え室が本当におもしろかったですね。みんなエンジンかかってるから、どうでもええ話を延々として。贅沢な時間をすごせたなと本当に感じていました。」
と語った。
イベントの最後には
横山「本当にこの映画、面白いと言っても生きるも死ぬも皆さん次第だと思っています。この映画を育てていただいて、愛していただけたら嬉しいなと思います。黒川さんの太鼓判も頂きましたし、あとはみなさんが面白いと言っていただければ・・・!?本当にありがとうございました!」
佐々木「全国の人に見てほしいですが、まずは、関西人がこの関西弁ってめちゃくちゃオモロいなって感じて欲しい。この珠玉の台詞をいれるのかと嬉しくて、やっと完成しました。気持ちがいっぱいいっぱいなんですが、これからも桑原、二宮走り続けるので皆さん応援してください!」
【STORY】
舞台は大阪。弁は立つがぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山)はサバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の≪疫病神≫である。縁を切りたいのに、今やコンビとみまごう二人に、何かと二宮を手伝ってくれるいとこの悠紀(北川)からは、本当は桑原のことが好きなんじゃないの?と言われる始末。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!? 詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濵田)、セツオ(矢本)らも加わり、更に大きなトラブルへと発展!追っている筈が何者かに追われてる!? この絶体絶命に、ふたりは生き残りをかけて大勝負に挑むがー。
監督:小林聖太郎(『毎日かあさん』『マエストロ!』)
原作:黒川博行『破門』(角川文庫刊) 第151回直木賞受賞作≪疫病神シリーズ第5作目≫
脚本:真辺克彦(『脳男』『ソロモンの偽証』)、小嶋健作(『深夜食堂』)、小林聖太郎
出演:佐々木蔵之介、横山 裕/北川景子、濵田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童/國村隼、橋爪功
主題歌:「なぐりガキBEAT」関ジャニ∞(インフィニティ・レコーズ)
配給:松竹
©2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会
公式サイト:http://hamon-movie.jp/
2017年1月28日(土)ロードショー!