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『話す犬を、放す』”今後の活躍期待大の女性監督たち”

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これからの日本のエンターテインメインを支える映画女子!
今後の活躍期待大の女性監督たち!!

映画『話す犬を、放す』が 3 月 11 日より有楽町スバル座ほか全国順次公開することが決定した。
本作は、『はっこう』にてぴあフィルムフェスティバル 2006 グランプリなどを受賞している期待の女性監督熊谷まどかの初長 編作品であり、本年度第 29 回東京国際映画祭 共催/提携企画として上映された作品。

『永い言い訳』の西川美和、『少女』三島有紀子、『俳優 亀岡拓次』横浜聡子といった ベテラン・中堅監督から、『溺れるナイフ』で鮮烈な商業映画デビューを飾った若手監督山戸結希など 女性監督の活躍が著しい近年。今まで河瀨直美や西川美和が女性監督の代表格であったが、
続々と若手もデビューし、女性監督たちの今後の活躍には目が離せない!!

熊谷監督

女性監督の活躍に注目が集まる中、今年商業長編映画デビューとなる、遅咲きながらも期待が集まる女性監督熊谷まどかの『話す犬を、放す』が 3 月 11 日より公開される。
『話す犬を、放す』は売れない女優のレイコと“レビー小体型認知症”を発症した母を中心とした、女性の「あったかもしれな いもう一つの人生」を描いた物語。なんとか女優を続けているレイコのもとに、映画出演のチャンスがやって来る。しかし折悪く母のユキエが“レビー小体型認知症”を発症してしまう。母の世話と夢を叶えることを両立させようともがくレイコ。子育てをしながら監督業を続ける山本監督に 少しうらやましさを感じつつ、自らの状況に苦心するレイコだが・・・。

パーキンソン病のような症状や幻覚・幻視を見るという症状が出る“レビー小体型認知症”を軸に夢を追求するということ、介護という問題、“生きる”ということなど、母娘それぞれが抱える「あったかも しれないもう一つの人生」への葛藤を独特のユーモアを交えながら温かく見つめ、人間賛歌へと昇華させ たハートフル・コメディ。

本作にて商業長編映画監督デビューとなる熊谷まどか監督は2006年に『はっこう』がぴあフィルム フェスティバル2006グランプリ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞などを受賞。2013年『世の中はざらざらしている』が SKIP シティ D シネマ国際映画祭、ソウル国際女性映画祭 などにて入選を果たす。
若手映画監督の登竜門と呼ばれる数々の映画祭での受賞歴を持つ熊谷まどかは、遅咲きながらも本作をきっかけに注目度を増す期待の新人女性監督のひとり。

同じく3月に公開される『雪女』は第 29 回東京国際映画祭コンペティション部門にも出品された作品。監督を務めるのは、女優 としても活躍している杉野希妃。2005 年『まぶしい一日』で主演を務め映画デビュー。2010 年には自らがプロデュースし主演も務めた『歓待』が第 23 回東京国際映画祭ある視点部門作品賞などを受賞。そして 2014 年長編映画監督デビューを果たす。女優としても活躍する彼女は本作でも監督と主演を務める。
杉野希妃は女優と監督の二つの才能を持つ二刀流の若手監督である。

そして 4月1日には酒井麻衣監督作の『はらはらなのか』が公開される。
酒井麻衣監督京都造形大学在学中に製作した『棒付きキャンディー』で映文連アワード 2012 で部門優秀賞、山形国際ムービー フェスティバル審査員特別賞を受賞し才能の片鱗を見せる。『笑門来福』はあいち国際女性映画祭・旬グランプリ、したまちコメディ映画祭入選。
昨年劇場公開された『いいにおいのする映画』はスタンダードサイズの画面とモノクロ&パートカラーという斬新な表現が話題となった作品で、MOOSIC LAB 2015 にてグランプリほか史上初の 6 冠に輝いている。最新作は、小学生に大人気の原菜乃華を本人役で起用し、『新・幕末純情伝』や『笑う招き猫』など映画・演劇で引っ張りだこの松井玲奈も出演。さらに主題歌には『逃 げるは恥だが役に立つ』でオープニングテーマを歌ったチャラン・ポ・ランタンの楽曲を使用している。
酒井麻衣は旬のキャスト・アーティストを一早く起用する鋭い嗅覚と斬新な表現力を持つ期待の若手監督。

ほかにも、現在公開中の『島々清しゃ』の新藤風監督や井の頭公園 100 周年を記念した映画『PARKS』の瀬田なつきなど、女性監督の作品が今年も続々と公開する。彼女たちの今後の活躍に期待大!!

メイン軽

『話す犬を、放す』
■ストーリー
売れない女優・レイコのもとに、ある日、昔の仲間で今や人気 俳優になった三田からの紹介で、映画 出演の話が舞い込んでくる。喜び勇むレイコだが、折悪しく母・ユキエが“レビー小体型認知症”を 発症し、かつての飼い犬・チロの幻視に悩まされるようになってしまう。女優としてこれが最後かも 知れないチャンスと、母との生活を両立させようと奮闘するレイコだが…。娘、母それぞれが抱える
「あったかもしれないもう一つの人生」への葛藤を、独特のユーモアを交えながら温かく見つめ、人 間賛歌へと昇華させたハートフル・コメディ。

2016 年/日本/84 分
出演:つみきみほ、田島令子/眞島秀和、木乃江祐希
監督・脚本:熊谷まどか
製作:埼玉県/SKIP シティ 彩の国ビジュアルプラザ
制作:デジタル SKIP ステーション、オフィス・シロウズ
特別協力:川口市
配給・宣伝:アティカス
Ⓒ2016 埼玉県/SKIP シティ 彩の国ビジュアルプラザ
公式サイト:http://hanasuinu.com/
公式Twitter:https://twitter.com/hanasuinu_movie

3月11日(土)より有楽町スバル座ほか全国ロードショー!