7日後に消えてしまうキミは、世界で一番輝いていた――。
ハピネスデー 大ヒット祈願イベント
窪塚愛流、蒔田彩珠への“花束サプライズ” 大成功!
「余命僅かな彼女とその恋人を支える、周りの家族の目線でも見てほしい」(窪塚愛流)
「共感出来る登場人物がたくさんいるはず。この作品を観て、温かい気持ちになってほしい。」(蒔田彩珠)
注目の2人の若手俳優 窪塚愛流と蒔田彩珠が主演を務める、嶽本野ばらによる同名小説の映画化『ハピネス』(5月17日(金)公開)のハピネスデー大ヒット祈願イベントを新宿区・赤城神社にて実施した。
心臓の病気のため、医者から余命1週間と告げられた高校2年生の由茉(蒔田彩珠)と、彼女の余命1週間という事実に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒につくりあげることに協力する恋人・雪夫(窪塚愛流)。逃れられない運命に対する絶望や動揺、怒り、悲しみなど、すべての感情を抱え込んだ上で、慎重に生きることよりも、残りの人生を笑顔で、幸せに過ごすことを選んだ2人。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年が繰り広げる純度100%のラブストーリー『ハピネス』。
3月20日が、世界がより幸福であるように願うと共に、「幸福とは何か」を考える日として、国連が定めた記念日「国際幸福デー」であることにちなみ、映画『ハピネス』大ヒット祈願イベントが新宿区・赤城神社にて開催された。
神社内の本殿にて祈祷を終えた、ダブル主演を務める窪塚愛流と蒔田彩珠が登場。「作品(映画)でご祈祷いただいたことがほぼ初めてで、今までの想いを伝えることができました。こんな機会をいただけて良かったです」と緊張した面持ち。蒔田は「映画の撮影前などにご祈祷いただくことはありましたが、カメラの前でご祈祷いただいたことはなかったので緊張しながらも、しっかりお祈りしました」と清々しく笑顔を見せた。
映画『ハピネス』は、残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度100%のラブストーリー。窪塚は「台本を読んで初めて泣いた作品。でも、とても温かい気持ちになりました。映画のストーリーとタイトルが矛盾しているように感じ、この不思議な気持ちの理由をどこかで納得させたいと演じました。初主演のプレッシャーもありましたが、楽しんで心から挑戦しようという気持ちになりました」といままでにない難役の苦労を語り、蒔田は「余命僅かな高校生という点や、衣装がロリータファッションだったりと、今までに演じたことのない役柄で挑戦したいと感じました!」と撮影前の気持ちを振り返る。由茉が見せるロリータファッションについて、窪塚が「本当に可愛いかった!」と絶賛すると、蒔田は「普段こんなにかわいらしいお洋服を着ないので、恥ずかしさはあったのですが、由茉を演じているときはあまり気にならず、衣装の力はすごいんだなと思いました」と撮影中の気持ちも語った。
ドラマ「最高の教師1年後、私は生徒に■された」や映画『愛のゆくえ』などの話題作に続々と出演し、2024年ネクストブレイクタレント1位(※株式会社アーキテクト調べ)にも選出された窪塚愛流。また映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『朝が来る』やドラマ「おかえりモネ」の若き実力派・蒔田彩珠の二人は意外にも初共演。お互いの印象について、窪塚は「僕はいつも”由茉”として会っていました。撮影中はあまりプライベートなお話をする時間がなかったのですが、『ハピネス』のことばかりを蒔田さんとお話ししていたので、自分の役に集中して臨むことができました」と撮影時を振り返る。蒔田は「初めてお会いした時、愛流くんがかなり台本を読み込まれているので、私も読まないと!とプレッシャーを感じましたね。」と答えると、窪塚は「内心、ガチガチに緊張していました。」と初対面の思い出を語った。
ほかに撮影中のエピソードとして、窪塚から「自分の役柄で精いっぱいで、話す余裕がなく、唯一カメラの前に立つときに、蒔田さんと作品についてや普段のことを少しお話できたくらいです」と話すと、蒔田から「でも、カレーを食べるシーンでは、撮影が終わったあとも、残ったカレーを二人で食べていました」と振り返ると、その味を思い出した窪塚から「毎回違うカレーで!インドカレーだったり、雪夫の家のカレーだったり、いろいろな種類の味を用意していただいて本当に美味しかった」と感無量の様子。
悲しくも幸福と愛に満ちた7日間を過ごす二人の高校生を支える、豪華キャストの面々に、由茉の最期の時間を輝かせる為に悲しみを抑えながら支える両親役に吉田羊とシンガーソングライターの山崎まさよし、弟・雪夫を案じ寄り添う姉に橋本愛。豪華な共演陣について窪塚は「“雪夫”の役として、抱きしめてもらったり、背中を押してもらった時に、ちょっとしたぬくもりが体中に伝わってきて感動しました。共演した皆さんから学ばせていただきました」と称え、蒔田は「吉田羊さんは何度か共演させていただいていたので、今回母親役ということで嬉しかったです。台詞のない表情や目線だけでお母さんとしての気持ちがぐっと伝わってきました」と感謝を語った。
世界がより幸福であるように願うと共に、「幸福とは何か」を考える日として、国連で定めた記念日でもある本日、映画にちなんで日常で“ハピネス”を感じることについて、窪塚は「撮影中に湯舟をためて肩までしっかり身体を温めたとき。また友達に連絡を取って、相手が何を頑張っているか聞くことで、自分も「頑張ろう!」と思います。多分僕は寂しがり屋なんだと思います。(笑)」と回答、蒔田は「朝起きて、アラームが鳴ると猫が起こしにきてくれる。その時に“ハピネス”を感じますね。顎を嚙まれますけど。(笑)」と意外なプライベートを披露した。
桜の開花宣言を間近に控え、4月は新生活を始める人の多い季節。今年新しく始めることについて窪塚は「自炊を始めていて、中々手を付けられていない料理があって、それが“カレー”なんです。スパイスから作ることで、自分好みのカレーを作ることを目標にしています」蒔田からは、「いろいろなゲームに挑戦したい。兄から誘われるんですが、動物のほうが好きだったので避けていたんです。今年はホラーゲームに挑戦したいです」と意外な目標を発表した。
イベント終盤に差し掛かり、窪塚から蒔田へ“ハピネス”を感じてもらうため、花言葉が“幸福”のピンクのバラの花束をサプライズでプレゼント。突然のプレゼントに感激する蒔田は「ありがとうございます!すごいー!“ハピネス”です!」と声を弾ませた。また、続くフォトセッションでは、作品にちなみふたりの願いが書かれた”ハート型の絵馬”が登場。「皆様がこれからもハピネスな時間に包まれますように」と書いた窪塚、「ハピネスで溢れますように」と書いた蒔田は、ともに映画で描かれる本当の“ハピネス”について願った。
最後に映画『ハピネス』について、窪塚から「彼女から余命1週間と告げられ、『ハピネス』というタイトルとは矛盾しますが、僕は納得できることがありました。家族の物語としての目線でもこの映画を観てほしい」と語り、蒔田は「由茉に共感しながら演じていましたが、由茉だけじゃなくて、雪夫だったり家族だったり、共感出来る登場人物がたくさんいると思います。この作品を観て、温かい気持ちになってほしいです。」と大きな自信を見せた。
映画『ハピネス』
【ストーリー】
「私ね、あと1週間で死んじゃうの」
高校生の雪夫と恋人・由茉の日常は、由茉の突然の告白によって一変。心臓に病気を抱える由茉は、すでに自分の運命を受け止め、残りの人生を精いっぱい生きると決めていた。憧れていたファッションに挑戦し、大好きなカレーを食べに行く。そして何よりも残り少ない日々を雪夫と過ごし、最期の瞬間までお互いのぬくもりを感じていたい。雪夫は、動揺しながらも彼女に寄り添う決意をする。
17歳という若さで逃れられない運命と向き合い、残りの人生を笑顔で幸せに過ごすことを選んだ2人の、悲しくて、最高に幸せな7日間の物語。
出演:窪塚愛流 蒔田彩珠
橋本 愛 山崎まさよし 吉田 羊
原作:嶽本野ばら「ハピネス」(小学館文庫刊)
監督:篠原哲雄
脚本:川﨑いづみ
主題歌:三月のパンタシア「僕らの幸福論」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作プロダクション:光和インターナショナル
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会
5月17日(金)より全国公開!