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映画『ヘイトフル・エイト』公開記念トークイベント! 品川庄司、矢口真里ヘイトフルな3人がヘイトフルエピソード披露で大爆笑!!

第88回アカデミー賞 3部門ノミネート!!!
助演女優賞・作曲賞・撮影賞

『ヘイトフル・エイト』

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クエンティン・タランティーノ監督による雪山のロッジを舞台に“ヘイトフル”なクセ者8人が殺人事件をきっかけに「嘘」と「嘘」をぶつけ合う密室ミステリー『ヘイトフル・エイト』が、2月27日(土)より公開される。

一癖も二癖もある強烈なキャラクターが8人も登場する本作にちなんで、多彩な個性が集う日本の芸能界きっての“ヘイトフル(クセ者)!?”な品川庄司、矢口真里が、2月21日、東京・アキバシアターにて、それぞれの人生最大の“ヘイトフル”エピソードを披露した!

“ヘイトフル・エイト”と本作のタイトルのはいったお揃いの赤いTシャツを着用し、庄司と矢口は登場キャラクターを意識して、黒のハットをかぶり登場した三人。

「DVDは全部持っているし、本も読んでいるくらいですけど、一番好きな監督です。」と語るタランティーノ愛好家だという品川は本作について「タランティーノ自身のオマージュがたくさん入っていましたね。密室劇なところは『レザボア・ドックス』だったり、駆け引きな部分は『イングロリアス・バスターズ』だったり西部劇ぽいところは『ジャンゴ 繋がれざる者』だったり。キャストも常連が揃っていて、タランティーノ必殺技が全部詰まってる!」と独自の解釈で批評。

大きなアクションシーンこそないものの、役者それぞれが身体をはった演技をこなしいる本作。庄司は「極寒での撮影は肉体を駆使してやっているは凄い!サミュエル・L・ジャクソンなんて67歳ですよ?!」とその役作りを称賛!続けて「この撮影はスタジオでも行われたけどそこでも極寒の気温は再現したので、映画に映っている白い息は本物なんです!」と本作の裏話を披露すると、すかさず「それ5分前にスタッフさんに説明されてたことじゃん!何さも自分が調べたかのようにいってんだよ!」とツッコミを入れる品川。

また、本作では紅一点の存在で、タランティーノ組初参加ながら、本年のアカデミー賞ノミネートをはじめ数々映画祭で助演女優賞に輝くジェニファー・ジェイソン・リーが迫真の演技も見どころのひとつ。
壮絶なシーンも多々ある中、矢口は「紅一点ってふつうはチヤホヤされる立ち位置だと思うんですけど、この作品では女でも容赦がないんです!後半につれてこれでもかってくらい痛めつけるんですけどだんだん笑えてくるんです!みたことのないような男女の絡みでしたね」とコメント。続けて「これは、タランティーノが男女差別がないことをあらわしていて・・・」と語り始めると、またもや品川が「それもさっき説明されてたでしょ!」とツッコミをいれ、会場は大爆笑!

今回、作品にちなんで「ヘイトフルな面々」(=「くせもの」「嫌われもの」)という条件から起用された品川庄司と矢口。品川が、「僕とやぐっちゃんですかね。庄司は嫌われてはいないけど、別に好かれてもいないでしょ。」というと庄司は「それ、どうでもいいみたいで嫌だな・・・」と複雑な表情をみせました。

みんなのアイドルと結婚したという意味でも、藤本美貴の多くの男性ファン達からはヘイトフルな存在なのでは?と話をふられる庄司。「ミキティーの10周年記念ライブを観に行った帰りのライブ会場でファンが“庄司コール”をしてくれて「ミキティー!」と叫んだら盛り上がってくれたんです。
その日2ちゃんねるをチェックしてみたら“もう許してやろう、同じ女性を愛した男だろ”って書き込まれていて・・・目頭が熱くなりましたね・・・」と当時を振り返りました。

本作の内容にちなんで、それぞれ“血まみれ”になったようなエピソードは?という質問に対し、矢口は「私はある“事件”というか“事変”?をきっかけに順調に嫌われていっていますけど、一時期はまさしくこの映画での“賞金首”のような目にあったときもありました。でも、そのおかげで精神的に鍛えられて強くなっています!でもこうやって嫌われものになったことで、今日のようなお仕事もいただけているわけですし、芸能界ってすごいなと感じます。」としみじみ。

また、品川庄司の二人は昔は殴り合いの喧嘩をしていたいい、「あるバラエティの番組収録の間に喧嘩をしたんです。いつも僕が庄司を殴るんですけど、このときは庄司が俺を殴ったんです。それで僕が収録中のダメ出しをして、庄司の胸を殴り返したんですけど庄司は“ムーッ!!”って胸を突き出していたんですよ!庄司は正論だから何もいえなくて、それで何を返したらわかなかったのかそういう反応をしたっぽいんですけど、あれには止めにきたプロデューサーの人も半笑いでしたね(笑)」とそれぞれに明かすと、会場は笑いに包まれた。

ヘイトフルなエピソードを語り尽くした3人でだが、この中で誰が一番「ヘイトフル」な存在なのかをそれぞれに指さすことに!
結果、品川は自分を、庄司は矢口を、矢口は品川さんを指さし!それを受けて矢口は「私は品川さんとは仲良くさせていただいていますけど、我が道をいっているところが理解されないこともあるのかもしれませんね。」品川は「まぁしょうがないというか、嫌われる人って表裏一体というか、逆に知名度がないと嫌われもしないわけだから悪いことばかりでもないかもしれないでしょね」とそれぞれに分析。

最後に、本作に対して一言求められると「ズバリ一言でいうとヤバイ映画です!後半にかけてミステリーを紐解くところは夢中になって観れます!」(矢口)
「タランティーノ自身“最高傑作”といっているんですから、僕にとっても“最高傑作”でしたよ!」(庄司)
「タランティーノ映画は何度観ても面白いので、まずは劇場で観て、そのあとはDVDでもと何回も観てほしいです!」(品川)
と作品へのアピールをしっかりと行い、イベントは終了した。

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イベント終了後の囲み取材では、ズバリ、ヘイトフルな8人は誰か?!と尋ねられると、
3人から「そんなことは言えるわけないでしょ!」とリポーターを総ツッコミ!
リポーターから最近6股で世間を騒がしている狩野英孝さんの名前があがると、品川は「じゃあヘイトフル・エイコーでいいんじゃない?!」と答え、マスコミ陣も大爆笑! ヘイトフル3人のトークに終始笑いの絶えない大盛り上がりのイベントとなった。

雪嵐のロッジに閉じ込められたクセ者8人、そこで起こる殺人事件。
ぶつかり合う「嘘」と「嘘」、やがて浮かび上がる予想外の「真相」―。生き残るのは誰だ!?

舞台は山の上のロッジ、登場人物は吹雪でロッジに足止めを食らい、一夜をともにすることとなったワケありの7人の男と1人の女。そこで起こる密室殺人。一体誰が、何の目的で?吹雪が作り出す密室で、疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、またお互いを探り合うため、他愛のない会話をかわす面々。やがてそれぞれの素性がすこしずつ明らかになり、偶然集まったかに見えた彼らの過去が繋がり始めた。そこで再び、予想を超えた出来事がー。
オープニングから気を緩めることのできない、すべての会話と視線、何気ない身振りに仕掛けられた巧妙かつ緻密な伏線。タランティーノ印のブラックな笑いと過剰なアクション満載の、かつてない謎解きを見破ることはできるのか?!

『ヘイトフル・エイト』
原題:The Hateful Eight
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
音楽:エンニオ・モリコーネ
美術:種田陽平
出演:サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンス、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン
クレジット:(C) MMXV Visiona Romantica, Inc. All rights reserved.
配給:ギャガ
公式サイト: http://gaga.ne.jp/hateful8.

2月27日(土)全国ロードショー