間宮祥太朗＆佐藤二朗、大ヒットの予感を実感！川栄李奈「本当に怖い映画！」 映画『変な家』初日舞台挨拶

映画『変な家』の公開初日舞台挨拶が3月15日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、W主演の間宮祥太朗と佐藤二朗をはじめ、共演の川栄李奈、瀧本美織、斉藤由貴と、石川淳一監督が登壇した。

白い仮面をかぶった謎のクリエイター・雨穴によってYouTubeにアップされた大人気動画「変な家」を、原作自らが物語の続きを書き加えて書籍化。そのベストセラーとなった書籍を原作に、『エイプリルフールズ』（15）、『ミックス。』（17）の石川淳一監督が実写映画。本作は、オカルト専門の配信をする動画クリエイター・雨宮（間宮祥太朗）が、マネージャー・柳岡（DJ松永）から引っ越し予定の一軒家の間取りについて相談を受け、“変な家”の真相に迫っていく様を描く。他にもミステリー愛好家の設計士・栗原に佐藤二朗、“変な家”に心当たりがあると連絡してくる人物・宮江柚希を川栄李奈が演じる。

本日より全国317館で公開され、興行収入20億円突破を狙える大ヒットスタートとなった本作。ネタバレ禁止を徹底し、これまで試写会も一切行われずベールに包まれていたが、公開を迎え、少しずつキャラクターの存在等を明らかに。川栄が「ホラーとは言ってはいけないと（宣伝さんに）言われていたけど･･･、怖かった」と完成作品を観た感想を述べると、斉藤と瀧本も「本当に怖かった！」と同調。川栄は「初号試写のとき、斉藤さんが冒頭でキャー！！と声をあげてましたものね」と明かし、「後半になるころからハラハラ、ドキドキが最後まで楽しめる作品です」と、元から怖い作品が好きだという川栄もその恐怖度に太鼓判を押す。

また、本作は第44回ポルト国際映画祭の審査員特別賞を受賞する快挙を達成。同映画祭の公式上映に登壇した間宮は、「日本で試写会も開かれていなかったので、皆さんの反応が分からず、観客の皆さんからどんな反応をいただけるのか心配だったんですが」といいながらも、現地の映画ファンは大熱狂だったという。「中盤では笑いも起きていて、二朗さんのシーンで笑っていましたよ」と語ると、「え？俺、おかしいこと言ってないよね」と佐藤。「現地の方々は“佐藤二朗”のことを知らないのに笑ってましたよ(笑)」と伝え、佐藤も嬉しそう。「これで日本上映に自信がつきました」と、ポルトガルの反応に満足げだった。

監督は「どの世代の方にも観てもらえるように、“怖さ”は程よい塩梅にしたんです。なので、怖いと思う人もいれば、まだまだ甘いよ！という人もいると思うので、次はもっと怖くしたいなと」と、早くも次回作に意欲を見せる。

イベントでは、変な登場人物がたくさんいることにちなみ、「この中で一番変だと思う人は？」と指さし棒を使って決めることに。一斉に指をさした結果、斉藤と佐藤がW受賞し、「変な人」（＝Most Valuable HEN）に決定した。

佐藤を指した瀧本は先日共演した番組での出来事をあげ、「収録の途中にちょっと席を外したら、私のいたところに向かってブーッとおならをしたんですよ。もうその場所に戻りたくなかった」と理由を述べると、間宮と川栄が「（佐藤さんは）どこでもやってるんですね･･･」とコソコソ。

もう一人受賞した斉藤に川栄が「ここが変というより、不思議な空気がある」と話すと、斉藤は「最近はちょっとそういう（キャラの）オファーが多いんです。昔からちょっと不思議とか言われていましたし。私が出たらそういう作品だと思っていただければ」と、自らその存在感に納得していた。

最後に佐藤は「（公開したら）もうあとはお客さんの手で育てていただくしかない。非常にいい出だしだと聞いております。（お客さんは）我々と共犯関係になるので」とアピール。間宮が「宣伝活動でも、この映画の中で起こることをほとんどの部分を隠していましたが、これは“この映画は皆さんの目に触れて楽しんでいただける”という信頼と自信の現れだと思っています。この映画が面白いと思ってくださった方々はSNSなどでも発信していただければ。爽快で怖い部分もありますが、五感で感じて盛り上がってもらえる。いろんな人に刺激を伝えていただけたら嬉しいです」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

＜ストーリー＞
この家、何かが、変、ですよね？

間取りには、必ず作った人の意図が存在する。
そこには、むやみに触れてはいけない人間の闇が見えることも・・・

“雨男”の名前で活動する、オカルト専門の動画クリエイター・雨宮（間宮祥太朗）は、マネージャーから、引越し予定の一軒家の間取りが“変”だと相談を受ける。そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、ミステリー愛好家の変人設計士・栗原さん（佐藤二朗）にこの間取りの不可解な点について意見を聞いてみることに…。次々と浮かび上がる奇妙な“違和感”に、栗原さんはある恐ろしい仮説を導き出す…。

そんな矢先、ある死体遺棄事件が世間を騒がせる。その現場は、なんとあの【変な家】のすぐ側だった。事件と家との関連性を疑った雨宮は、一連の疑惑を動画にして投稿することに。すると、動画を見た「宮江柚希」なる人物（川栄李奈）から、この家に心当たりがあるという連絡が入る。

柚希と合流したことで、さらに浮上する数々の謎。そして新たな間取り図。やがて二人は、事件の深部へと誘われていく―。
紐解かれていく間取りの謎の先に、浮かび上がる衝撃の真実とは─。

これ以上踏み込めば取り返しのつかないことになるかもしれません。
それでも、この秘密を覗く勇気がありますか？

『変な家』
■原作：雨穴「変な家」（飛鳥新社）
■監督：石川淳一
■脚本：丑尾健太郎
■制作プロダクション：TOHOスタジオ　共同テレビジョン
■出演：間宮祥太朗　佐藤二朗 ／ 川栄李奈
■撮影期間：202３年２月上旬～2023年３月下旬
■公開日：2024年３月15日(金)
■コピーライト：Ⓒ2024「変な家」製作委員会
■映画公式サイト：https://hennaie.toho.co.jp/
■映画公式X（旧Twitter）：https://twitter.com/hennaie_movie
■映画公式Instagram：https://www.instagram.com/hennaie_movie/
■映画公式TikTok：https://www.tiktok.com/@hennaie_movie

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