Open Close

菅田将暉、相方の芸人が「ホンマにコンビ組みたい」と絶賛! 桐谷健太は芸人を前に漫才の練習! 映画『火花』完成披露試写会

DSC_7488

映画『火花』の完成披露試写会が、11月8日、東京・国際フォーラムにて行われ、キャストを務める菅田将暉と、桐谷健太をはじめ、木村文乃、川谷修士(2丁拳銃)、三浦誠己、板尾創路監督が舞台挨拶に登壇した。

お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が第153回芥川賞を受賞した小説「花火」を、自身もお笑い芸人であり、映画監督でもある板尾の手で実写映画化。漫才の世界で結果を出せず底辺でくすぶる青年・徳永と、先輩芸人・神谷が出会い、葛藤しながら歩み続ける姿を描く青春ドラマ。徳永を菅田、神谷を桐谷が演じ、ヒロイン・真樹を木村が務める。菅田は2丁拳銃の川谷修士と、桐谷は元芸人で現在俳優の三浦誠己とコンビを組んでいる。

DSC_7311

DSC_7317

菅田、桐谷ともに関西出身。昔からお笑いが好きだというが芸人役にはプレッシャーも大きかったという菅田は「でも、(監督の)板尾さんがOK出してくれたらええかなっていうのと、修士さんがツッコんでくれたらどんな状況でも絶対笑いが起きるって信じていたので安心感はありました」と、信頼を寄せる。

DSC_7424

川谷は役柄上、菅田と同級生という設定だが、実際は20歳も年が離れていると明かし、この日の舞台上でも菅田がツッコミを入れるなど、本物のお笑いコンビのよう。「菅田くんはすごい。ホンマにコンビを組みたいですね。元のコンビには戻りたくないんです」と言って会場の笑いを誘った。

DSC_7387

DSC_7398

また、「漫才の世界をわからない人には監督を譲りたくなかった」と力を込める板尾。原作が後輩の又吉ということもあり、並々ならぬ思い入れがあったようだ。

DSC_7334

DSC_7341

DSC_7360

一方の桐谷は、撮影前に公園やカラオケで漫才の練習をしたと話し、「やっぱり人前で漫才をしないと、芸人としての“勘”が身に着かないんで」といい、、ヨシモト∞ホールで若手芸人や構成作家を前に練習を重ねていたという。相方となった三浦も「どれだけ真面目やねん。桐谷健太の情熱に惚れました」と桐谷の役に向き合う姿勢を絶賛。「役に悩むと相方(三浦)が、桐谷健太が面白いって思ったやり方でやればいいって言ってくれたんです。感謝してます」と言いつつも、「でも、10年前はめっちゃイヤなヤツだった」と暴露。「台本見て、『あいつが相方や』って思ったけど、撮影が終わる頃には好きになってました」と笑った。

DSC_7323

木村は今回の役で生まれて初めて髪を金髪にした。板尾が「原作を読んだときから真樹は金髪のイメージだった。(金髪にしてくれて)彼女の役に対する意気込みには感謝しています」と称えると、木村は「金髪になるのは全然嫌じゃなかったです。主演の2人がステキな空気感を作られていたので、私はそこにいるだけでした」と微笑んでいた。

DSC_7504

映画『火花』
【ストーリー】
若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了され、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴ることに。
その後徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。
しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める―。

WEB用_火花_メインカット(PC壁紙画像・携帯待受画像には使用できません)

菅田将暉、桐谷健太
木村文乃
川谷修士、三浦誠己、加藤 諒、高橋 努、日野陽仁、山崎樹範
原作:又吉直樹著「火花」(文藝春秋 刊)
監督:板尾創路(『板尾創路の脱獄王』、『月光ノ仮面』)
脚本:板尾創路、豊田利晃(『青い春』、『クローズEXPLODE』)
コピーライト:(C)2017「火花」製作委員会
公式サイト:https://www.toho.co.jp/movie/lineup/hibana-movie.html

2017年11月23日(木・祝)全国東宝系にてロードショー!