映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』の初日舞台挨拶が、8月19日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、キャストの岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers)、黒木啓司(EXILE/EXILE THE SECOND)、NAOTO(EXILE/三代目J Soul Brothers)、町田啓太(劇団EXILE)、鈴木伸之(劇団EXILE)、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)、中村蒼、山田裕貴が登壇した。
本作は「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームが拮抗するエリアSWORD地区で、この街と仲間を守るために戦う若者たちの熱い姿を描く「HiGH&LOW」シリーズの最新作。今作ではSWORD支配を目論む新たな最凶の集団が現れ、未来をかけた最大の闘いがまた始まる。
山王連合会・コブラ役を演じる岩田は、「魂を込めて作った作品です。今日を本当に待ち望んでいたし、みなさんのリアクションがどうなるのかとドキドキワクワクしながら来ました」と挨拶。役については「ドラマから『HiGH&LOW』シリーズが始まって3年になるので、役作りというより役はもう出来ていました。今回初めて山王連合会で内部亀裂が起きるので、リーダーとしてどうやってチームを守ろうかという気持ちは前回以上に強く持っていかないと、と思っていました」と、より気合いを入れて臨んだ様子。
コブラと常に行動を共にする山王連合会・ヤマト役の鈴木は、撮影中に岩田が誕生日を迎え、みんなで祝ったエピソードを披露。岩田は「誕生日なのに北九州のホテルで1人って、寂しいなと思っていたら、(山下)健二郎さんに部屋に呼ばれて。山王連合会のみんながいて、お祝いしてもらいました」と嬉しそうに笑顔を見せた。
鬼邪高校・村山役を務めた山田は「村山同様、昨日ハイになっちゃって、夜3時位まで眠れなませんでした・・・」と興奮を隠せない。自身の役について「ドラマから凄く成長していってるキャラクター」と話し、林遣都演じる達磨一家・日向との対面では「初めて日向ちゃんと絡んだんです。『だるまさんがころんだ』をどこかで言えないかな・・・と思って、カットされないと思うシーンでやりました」とニンマリ。
同じく「寝られなかった」と緊張感をのぞかせるWhite Rascalsのリーダー・ROCKY役の黒木は、今回初登場で、ROCKYと対立するDOUBT・林蘭丸を演じた中村蒼について、「中村さんが好青年すぎて『こんな人、殴れねえよ』って思いました」と苦笑い。対する中村も「初めて会ったときから黒木さんはROCKYの姿だったので『やばい、怖いな』と思っていました(笑)」と告白し、会場の笑いを誘う。続けて「MVを観させてもらったら、『あ、ROCKYが踊ってる!』って思って。なんだか不思議な気持ちになりました(笑)」と微笑み、お互い顔を見合わせ、劇中のバトルでは見せない穏やかな雰囲気に。
中村同様、本作から新たにプリズンギャング・ジェシー役として登場するNAOTOは、「周りを見渡しても存在するキャラクターではないので、いろんな人物の要素を引っ張ってきて、ジェシーという役を膨らませていきました。ジェシーが神を信仰しているという設定は自分のアイデアです」と役作りについて述べつつ、「啓司さんやがんちゃん(岩田)に、『ああ、そういうふうに狂気的な雰囲気で来るんだ』とか思われそうで恥ずかしかったですね」と振り返る。
そんなNAOTOと対峙する岩田も「普段同じグループ(三代目J Soul Brothers)で踊ってるNAOTOさんが、『なんて顔してるんですか』と思って照れくさかったです」と同じ思い。「でも(撮影中)目の前では、ジェシーになっているんです」と語ると、NAOTOは「恥ずかしいわ。辱めだわ」と大照れ。
ずっとHiGH&LOWシリーズを観ていたというNAOTOは「“コブラ節”を生で見れて『うわーコブラだ! 声、低っ!』って」と笑い、「がんちゃんの声が低すぎて、全然聞こえなかったんですよ。すきま風より小さい」と言って岩田の声マネをする場面も。岩田も「僕も聞こえなかったですよ(笑)。(NAOTOが)言い終わったかなと様子を見て、自分のセリフを言う・・・みたいな。読唇術を使いました」と、撮影時の苦労を吐露していた。
また、今作で復帰に臨む、山王連合会・ノボル役を演じる町田は、PRISON GANG・フォー役の関口メンディーとの対面について「フォーとの戦いで台本のト書きに『互角の戦い』って書いてあるんです。メンディーと互角に戦えるか不安で(笑)。本番もやっぱりメンディーはフィジカルが強すぎて動かなかった」と暴露。一方の関口は「啓太がリードしてくれて。リードしてくれる人なんだ・・・って、大学からの付き合いなのにキュンとしちゃいました」と。すると町田も「メンディーもこんな優しい一面があるのかって、お互いに眼を見つめ合っていると、ドキってしちゃった」と返し、それを傍観していたNAOTOが、「なんだか付き合い始めのカップルみたいじゃん」と茶化し、会場を沸かせていた。
なお、この日は他の主要キャストにより東京、北海道、静岡、宮城、愛知、大阪、広島、福岡の全国8都市にて舞台挨拶が行われた。翌日20日にも同地域で舞台挨拶を行い、合計166回の舞台挨拶を実施した。
『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』
【STORY】
SWORD地区──。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームが拮抗するエリアは、それぞれの頭文字をとってそう呼ばれていた。バラバラだったSWORDのメンバーたちは、伝説のチーム「ムゲン」のリーダー・琥珀(AKIRA)率いる湾岸連合軍との“コンテナ街の戦い”に辛くも勝利。街は束の間の平和を取り戻していた。
そこに突然、彗星のごとく最凶の集団が現れる。暴力で人を束ね、街全体を震え上がらせていた暴君・林蘭丸(中村蒼)率いる悪名高いスカウト集団「DOUBT」。絶大な力で監獄に君臨していた王者・ジェシー(NAOTO)を筆頭とする武闘派集団「プリズンギャング」。新たな敵は、恐怖によるSWORD支配を目論んでいた。
さらに権力と癒着してカジノ建設の野望を持つ反社会組織「九龍グループ」と、その陰謀を暴こうとする琥珀、九十九(青柳翔)、雨宮兄弟(TAKAHIRO、登坂広臣)の激闘も絡み、SWORD地区はかつてない事態へと突入する。そんな緊張がマックスに達したとき、ついに蘭丸率いるDOUBTがジェシーらプリズンギャングの力を借りて、深い因縁を持つWhite Rascalsに対決を挑む。圧倒的な勢力差を前にロッキー(黒木啓司)らWhite Rascalsは絶体絶命の窮地に陥るが──。そこに現れたのは、仲間のため街のために覚悟を決めたコブラ(岩田剛典)らSWORDの仲間たちだった!それぞれの想いが交差する中、未来をかけた最大の闘いが始まった。その果てに待ち受けるものは、希望か、それとも絶望か──。
企画プロデュース:EXILE HIRO
脚本:平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、Team HI-AX
監督:久保茂昭(「HiGH&LOW THE MOVIE」監督)、中茎強(「HiGH&LOWドラマSEASON2」監督)
アクション監督:大内貴仁(「HiGH&LOW THE MOVIE」/「るろうに剣心」シリーズ)
企画制作:HI-AX
製作:「HiGH&LOW」製作委員会
クレジット:©2017「HiGH&LOW」製作委員会
配給:松竹
公式サイト:http://high-low.jp/
出演:
【山王連合会】 岩田剛典・鈴木伸之・町田啓太・山下健二郎・佐藤寛太・佐藤大樹・八木将康・岩谷翔吾・山本彰吾
【White Rascals】 黒木啓司・遠藤雄弥・稲葉友・栁俊太郎・廣瀬智紀・松田凌・西川俊介・西村一輝/喜矢武豊・樽美酒研二
【鬼邪高校】 山田裕貴・鈴木貴之・一ノ瀬ワタル・青木健・清原翔・陳内将
【RUDE BOYS】 窪田正孝・佐野玲於・ZEN・佐野岳
藤井夏恋・鈴木梨央
【達磨一家】 林遣都・阿部亮平・小澤雄太・水野勝・田中俊介・守屋光治・井澤勇貴
【苺美瑠狂】楓・佐藤晴美・山口乃々華・城戸愛莉
藤井萩花・坂東希
【DOUBT】 中村蒼・秋山真太郎・武田航平
【MIGHTY WARRIORS】 ELLY・大屋夏南・野替愁平・白濱亜嵐・ANARCHY・LIKIYA・祐真キキ
【プリズンギャング】 NAOTO・関口メンディ―・岩永ジョーイ・武尊・城戸康裕・JAY・中谷太郎
【雨宮兄弟】 TAKAHIRO・登坂広臣
【ムゲン】 AKIRA・青柳翔
【九龍グループ・幹部】橘ケンチ・小林直己・尚玄・小野塚勇人・渡邉紘平・武田幸三・夕輝壽太・白石朋也・荒木秀行・黒石高大
池上幸平・中井ノエミ 長谷川初範・堀部圭亮 /豊原功補
【九龍グループ・会長】岩城滉一・岸谷五朗・加藤雅也・笹野高史・髙嶋政宏・木下ほうか・中村達也・早乙女太一 /津川雅彦
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