映画『DTC-湯けむり純情篇-from HiGH&LOW』の大ヒット御礼舞台挨拶が、10月14日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、主演の山下健二郎と佐藤寛太、監督の平沼紀久が登壇。また、ゲストとしてTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEメンバー全員が応援に駆け付けた。
映画、ドラマ、音楽、コミックなどあらゆるメディア展開で人気を博し、社会現象となったエンターテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」シリーズ。本作は本シリーズの最新スピンオフ映画。山王連合会の3人、ダン、テッツ、チハルのDTCが自分探しのために旅に出た先の温泉旅館で繰り広げる様を描く、アクションなし、笑い80、感動20の男の友情物語。ダン役を山下、テッツ役を佐藤寛太、チハル役を佐藤大樹が演じている。
観客の大歓声に迎えられ、山下、佐藤寛太、平沼監督が登場。公開後の反響を尋ねられると、山下は「三代目のメンバーがけっこう観てくれて。がんちゃん(岩田剛典)が『凄く面白かった、なんか悔しい』と言ってました」と答えた。その言葉に平沼監督が「ホントに?」と驚くと、「ウソです」と山下。すかさず寛太が「僕も大樹くんから聞いたときに、『めちゃくちゃ褒めてた』って言ってましたよ」とフォローしていた。平沼監督は「(公開してすぐに)副音声や応援上映も全部やっているので、もう、ごっちゃごちゃの3週間。もうお祭りです(笑)」と公開後のこの2週間を振り返る。寛太は「地方の舞台挨拶ではお悩みコーナーがあって、お客さんからのリクエストで、DTCの3人でランニングマンをやりました」と笑顔で語る。
この日、EXILEのツアー公演のため舞台挨拶を欠席した佐藤大樹。山下が「あいつ今何してんですかね?」と言うと、平沼監督が「大阪。京セラドームで踊ってると思いますよ」と教える。寛太も「本業してるんですね」と。山下は「あ、あいつEXILEでしたね。忘れてた」ととぼけ、平沼監督に「なんだと思ってたんですか!?」とツッコまれ、会場を沸かせた。
ここで、彼らの後輩になるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバー(RIKU、川村壱馬、吉野北人、LIKIYA、陣、神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨)16人が揃って登場!
「HiGH&LOW」シリーズで山王連合会のテッツの後輩・ケン役として出演している岩谷翔吾は、「メンバー全員で鑑賞させていただきました。感動的なお話に目頭が熱くなりました」と述べ、映画を鑑賞のあと山下に感想を伝えたという。山下は「翔吾から長文の感想が届いて・・・気持ちは嬉しかったけど、凄い長文で(笑)。面倒臭くなって、『ありがとう』の一言で返しました(笑)」と明かし、会場の笑いを誘った。同じくヒカル役として出演した山本彰吾は「僕は特に最後のシーンで感動してしまって。号泣してしまいました」とコメント。近くで観ていたというLIKIYAはその様子を「本当に凄く号泣してて、映画に集中できないくらいだった」と笑いつつ、「男気と人情味があふれる作品。まさにラブ・ドリーム・ハピネスを感じる作品だと思います。残り1週間、少しでも多くの人に観てもらいたいと思います」と作品をアピールした。
また寛太と岩谷が学生時代に同じクラスだったと明かすと、山下は「へぇ~。(岩谷は)しっかりしてるのにね、(寛太は)大丈夫?(笑)」と寛太の顔を覗き込んだ。同じく寛太と同郷の藤原は「中学生の頃から福岡で一緒だったので、東京来てからは暇さえあれば連絡してます」と話し、寛太も「お互いいい暇つぶし相手です(笑)。兄弟みたいですね」と言って和やかな雰囲気に。
さらに、ヴォーカルのRIKU、川村壱馬、吉野北人は、劇中で披露されている3人の歌声を絶賛。RIKUは「3人とも歌がとても上手でした。特に“IIKOTO”のステップがたまらなくツボで、変な意味でなくて大爆笑してしまいました」とコメント。川村が「健二郎さんはパフォーマーだと思えないくらい歌声も素敵でした」と言うと、山下は「マジで!? マスコミの皆さん、ここ太字でお願いします!」とニンマリ。寛太についても「VOCAL BATTLE AUDITIONの出身だけある。一緒にカラオケに行っても上手」と語り、突然自分の過去に触れられた寛太は「やめろ」と照れまくり。
吉野は「健二郎さんのカラオケのシーンがめちゃくちゃ美声でヴォーカルの僕もちょっと危機を感じて。僕も頑張らなくてはと思いました」と称える。すると、山下は「そうだよね~。薄々気付いてたんだけどね。俺、歌うまいなって思って(笑)」と鼻高々。そして、「寛太から歌を教えてほしいと言われて、2人でカラオケで練習してたんです」と告白。周りから「なに?コソ練してたの?」と驚かれた寛太は「はい。コソ練で、週5回、毎回2時間」と認め、EXILEの曲を歌っていたことを明かした。後輩たちからの言葉に、山下は「ヴォーカリストからお褒めの言葉がもらえると嬉しいですね」とご満悦。「やっぱり、自分でも思ってたんですが(歌が)上手かったんだなと再確認させていただきましたね」とドヤ顔。どんどん調子に乗っていく山下に、平沼監督が「ボツになった曲、聞かせたいよね(笑)」と釘を指すと、「それはダメ!!」と制止し慌てていた。
最後に平沼監督が「『HiGH&LOW』シリーズや『DTC』には、どんなにお金を持っている人より、どんなに地位や名声を持っている人より、どんなに異性にモテる人よりも、変化できる人間が一番素晴らしいという思いを込めています。変化するということは、不安でもあるし、一歩踏み出さなくてはいけない勇気も必要ですが、次世代に継いでいくということも踏まえて、これからも『HiGH&LOW』とDTCの応援をよろしくお願いします」とメッセージを伝え、山下は「僕たちにとってとても大切な作品になりました。この作品を通して、DTCの3人が自分たちの強みや武器を見つけられた気がします。この撮影で培ったものを今後に活かして、これからも役者人生を頑張っていきたいと思います」と意欲をのぞかせていた。
『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』
<ストーリー>
まさかの…アクションなし!
でも、友情・愛情・人情たっぷりの純情旅が、いま、はじまる――!
刺激的な日々を駆け抜け、疲れ切ったダン(山下健二郎)、テッツ(佐藤寛太)、チハル(佐藤大樹)の3人(DTC)を待っていたのは――死ぬほどモヤモヤした退屈な時間だった。
高鳴る鼓動と青春(と女子)を求めて、行く先も決めずにバイクで旅に出た3人。だが早々に所持金が底をつき、温泉街の旅館で日雇いバイトをするハメに…。そこで出会った若女将・マリ(笛木優子)と、一人娘・メグミ(新井美羽)。夫と死別し、娘を育てながら旅館を切り盛りするマリに恋心を募らせるチハル。だが、マリと番頭・宮崎(駿河太郎)が互いに惹かれあっていると知る。娘を気遣い、再婚に踏み切れないでいた二人を助けるために、仲間の縦笛兄弟(八木将康、天野浩成)、かつては闘いあったSMG(廣瀬智紀、松田凌、西川俊介、西村一輝)・達磨ベイビーズ(水野勝、田中俊介、守屋光治、井澤勇貴)の協力を得て、3人はある作戦を実行することに!果たして、DTCの奇想天外な純情旅の結末は…?
企画/プロデュース EXILE HIRO
監督 平沼紀久 「HiGH&LOW」シリーズ 脚本/プロデュース
脚本 渡辺啓、福田晶平、上條大輔、平沼紀久
出演 山王連合会…[DTC]山下健二郎(ダン)、佐藤寛太(テッツ)、佐藤大樹(チハル)/ 鈴木伸之(ヤマト)
SMG…廣瀬智紀(MARCO)、松田凌(COSETTE)、西川俊介(LASSIE)、西村一輝(HEIDI)、
達磨ベイビーズ…水野勝(風太)、田中俊介(雷太)、守屋光治(阿形)、井澤勇貴(吽形)
縦笛兄弟…八木将康(カニ男)、天野浩成(たて笛・尾沢)
旅館「森田屋」の女将・・・笛木優子(森田マリ)、番頭・・・駿河太郎(宮崎有起)、マリの娘・・・新井美羽(森田メグミ)
企画制作 HI-AX
配給 松竹
製作 『HiGH&LOW』製作委員会
制作 イメージフィールド
公開日 2018年9月28日(金)公開
©2018「HiGH&LOW」製作委員会
公式サイト:https://high-low.jp/index.php
映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』
大ヒット上映中(3週間限定公開)