森川ココネ(声=高畑充希)が歌う主題歌
「デイ・ドリーム・ビリーバー」のPV映像フル尺解禁!
「ひるね姫」
神山健治監督が贈る、“ワタシ”と“夢”の物語。
『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』など、重厚な世界設定を構築しその中で人間ドラマを描いてきた神山健治監督。彼が最新作のテーマに選んだのは、「夢」。人はどうして夢を見るのでしょうか。自分では気づかない無意識のストレスや心の渇き、心の中に足りなくなっている何かをサプリメントのように補ってくれるのが、夢の役割なのかもしれません。そんな夢の不思議から発想された、神山健治監督初の劇場オリジナルアニメーションです。
物語の主人公はいたって平凡な女子高生。特技といえばどこでも眠れることくらい。そんな彼女が、大きな冒険の末に見つけた小さな真実とは・・・。今より少し先の未来を舞台に、夢と現実がスリリングにクロスするロードムービーが誕生しました。
ココネを演じるのは連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインほか多くのドラマ、映画で注目を集める女優の高畑充希。彼女にとって今回がアニメーション映画初参加となります。その他、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介といった実力派が揃いました。また、本作は、「AI」「ネットワーク」「未来への願い」と、これまで神山監督が描いてきたさまざまなモチーフも重要な要素として盛り込まれています。その点で、本作は神山監督のキャリアの集大成でもあります。
そんな本作の主題歌は、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、日本の伝説的ロックスター、故・忌野清志郎さんによく似たZERRY率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。この度、下村陽子が編曲し、本作の主人公・森川ココネが歌う「デイ・ドリーム・ビリーバー」のフル尺PV映像を解禁致します。
“映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部”と考える神山監督は、「夢」と「去った人への想い」をうたったこの曲が主人公の気持ちを代弁するような歌だからこそ、主人公に歌ってほしいとこだわり、高畑充希が、自身の名義ではなく森川ココネとして歌っています。
PV映像は主役のココネの自己紹介に始まり、ココネと父親のモモタローが朝の食卓を囲むごく平和な日常から、ココネの夢の世界、つまりエンシェンが活躍する機械と魔法の世界へと移り変わっていきます。夢の世界のエンシェン、ピーチ、ジョイの冒険シーンと、何気ないココネとモモタローの現実世界の暮らしが並行して描かれ、父親逮捕の謎の真相へと向かっていくココネの物語が映像で綴られます。その先にあったのは、彼女の知らない家族の秘密と、そして思いもよらないラブストーリーでした。実は歌詞が物語の秘密の大きなヒントにもなっており、映画を見る前にも、見た後にも楽しめるPVとなっております。
◆主題歌PV https://youtu.be/ztm99tdbsrs (youtube)
◆STORY◆ すべてを知るために、私は眠る。
岡山県倉敷市で父親と二人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女は最近、不思議なことに同じ夢ばかり見るようになる。進路のこと、友達のこと、家族のこと・・・考えなければいけないことがたくさんある彼女は寝てばかりもいられない。無口で無愛想なココネの父親は、そんな彼女の様子を知ってか知らずか、自動車の改造にばかり明け暮れている。
2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕 され東京に連行された。ココネは次々と浮かび上がる謎を解決しようと、幼馴じみの大学生モリオを連れて東京に向かう決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている 夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、ココネは夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出る。
それは彼女にとって思 いがけず、“知らないワタシ”を見つける旅でもあった。
◆原作・脚本・監督:神山健治
◆キャスト:高畑充希、満島真之介、古田新太、釘宮理恵、高木渉、前野朋哉、清水理沙、高橋英樹、江口洋介ほか
◆音楽:下村陽子 ◆キャラクター原案:森川聡子 ◆作画監督:佐々木敦子、黄瀬和哉 ◆演出:堀元宣、河野利幸
◆制作:シグナル・エムディ ◆配給:ワーナー・ブラザース映画 ©2017 ひるね姫製作委員会
公式サイト:http://www.hirunehime.jp 公式twitter:https://twitter.com/hirune_hime
2017年3月18日(土)全国ロードショー