九十年の生涯で描いた作品三万点以上。孤高の絵師の生き様が、今初めて描かれる。
映画『HOKUSAI』
先の見えない“今”だからこそ、世界は“北斎の生き様”に注目!
アジア、中南米など約30カ国以上から熱烈オファー!
2021年夏公開が決定した台湾の配給会社からコメントも到着!
代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が新千円札のデザインやパスポートに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト 葛飾北斎。ゴッホ、モネなど名だたる印象派アーティストたちを刺激し、米 LIFE 誌“この 1000 年で偉大な功績を残した 100 人”に唯一の日本人として選ばれている。この度、その北斎の知られざる生涯を初めて描く映画「HOKUSAI」が5月28日(金)に全国公開を迎える。本作は、その人生に関する資料がほとんど残されていない北斎の生涯を、歴史的資料から得た事実を繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリーで、今までほとんど語られる事のなかった青年時代の北斎をも描いている。
この度、本作の台湾での2021年夏全国公開が決定!台湾の配給会社からの激アツコメントも到着!
更に、韓国の東アジアや中南米エリアなど約30か国以上での劇場、配信、テレビ放送なども決定!
葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」に次いで有名な絵と言われるほど世界中で知られており、先日3月16日にNYで実施されたオークションで約1.7億円という木版画集としては世界記録となる価格で落札されるなど、その熱はご当地の日本より海外の方が熱いほど。
しかし、誰もがその「絵」は知っていますが、描いた葛飾北斎の人物に関してはほとんど知られていない。故に今回、初めて、葛飾北斎の人生を描いた本作は海外からの熱いラブコールを受けていた。昨年実施された第33回東京国際映画祭のクロージング上映でのワールドプレミアを受け、中国海南省で行われた第3回海南島国際映画祭や第40回ハワイ国際映画祭での上映を経て、作品の話題がどんどん広がり、現在、すでに台湾、韓国の東アジアや中南米など約30カ国以上からの熱烈オファーがあり、劇場、配信、テレビ放送などの準備が進められている。本作で描かれるのは、自由が制限されていた江戸という時代に自身の信念を貫き、生涯を通して絵を描き続けた北斎の生涯。先が見えない不安の中に生きる我々が学べる事も多く、まさに、コロナ禍の今だからこそ、世界が”北斎の生き様”に注目している。
そして今回、新たに台湾での2021年夏の公開が決定!台湾では昨年2020年に葛飾北斎の作品も扱った「江戸風華-五大浮世絵師展」(2020/1/18~4/19)が台北市で開催され、北斎の絵を一目見ようと10万人を超える来場者が訪れるほどの大盛況ぶりだった。台湾での公開決定を受けて、配給会社ifilmから非常に熱いコメントが到着した。
<配給会社コメント>
弊社は今までたくさんの日本映画を配給させていただきました。是枝和裕監督や三谷幸喜監督の作品、また阿部寛さん主演の『テルマエロマエ』、アニメ映画に関しても新海誠監督の『君の名は。』をはじめ、細田守監督の『未来のミライ』、『バケモノの子』などを配給しました。
今回の『HOKUSAI』に関しては、まず北斎という人と彼の作品は世界的に有名ですごく人気があります。台湾でも一番よく知られている日本人だと思います。昨年行われた台湾の北斎展覧会では、初めて彼の作品が台湾の人たちにお披露目となり、大変人気を博していました。
「HOKUSAI」という映画はあまり知られてない北斎の生涯、また同じ江戸時代に活躍した絵師たちのことも描かれていますが、この映画を通じで台湾の人達に浮世絵だけではなく、その絵の裏にある背景をもっと深く理解してもらうことができると思います。これが私たちが配給したいと思った一番の理由です。
また「HOKUSAI」は豪華なキャスティングで、柳楽優弥さん、田中泯さん、阿部寛さんをはじめ、台湾の観客によく知られている俳優さんたちばかりなので、とても期待しています。
現在もアジア、中南米だけでなく、ヨーロッパや北米での公開も準備中とのことで北斎旋風は止まらない!
◆予告編
<INTRODUCTION>
九十年の生涯で描いた作品三万点以上。孤高の絵師の生き様が、今初めて描かれる。
何のために、描き続けるのか?
時は江戸。幕府によって表現者たちが自由を奪われていた時代に、自分の道を貫き、ひたすら画を描き続けた一人の絵師がいた。
誰もが知る“あの波”を生み出した天才絵師、葛飾北斎である。ゴッホ、モネなど名だたる印象派アーティストたちを刺激し、今なお工芸、彫刻、音楽、建築、ファッション、デザインなどあらゆるジャンルで世界に影響を与え続ける北斎。しかし、若き日の北斎に関する資料はほとんど残されておらず、その人生は謎が多い。本作は、歴史的資料を徹底的に調べ、残された事実を繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリー。今までほとんど語られる事のなかった青年時代の北斎をも描いている。
演じるのは、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭の男優賞を史上最年少で受賞した柳楽優弥と、国際的なダンサーとしても知られる田中泯。
W主演でそれぞれ若き日と老年期の北斎を体現する。北斎を見出す版元の蔦屋重三郎には阿部寛。晩年の北斎に最も影響を与える戯作者の柳亭種彦を永山瑛太。
そして、北斎の一つ先を行く美人画の大家・喜多川歌麿を玉木宏が熱演。北斎の怒涛の人生に共鳴した豪華キャスト陣が集結した!
画狂人生の挫折と栄光。幼き日から九十歳で命燃え尽きるまで、絵を描き続けた彼を突き動かしていたものとは?信念を貫き通したある絵師の人生が、170年の時を経て、今初めて描かれる。
<STORY>
何があっても絶対に諦めず、描き続けた、その先にー。
腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に、ある日、人気浮世絵版元(プロデューサー)蔦屋重三郎が目を付ける。しかし絵を描くことの本質を捉えられていない北斎はなかなか重三郎から認められない。さらには歌麿や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまう。“俺はなぜ絵を描いているんだ?何を描きたいんだ?”もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさ。北斎は重三郎の後押しによって、遂に唯一無二の独創性を手にするのであった。
ある日、北斎は戯作者・柳亭種彦に運命的な出会いを果たす。武士でありながらご禁制の戯作を生み出し続ける種彦に共鳴し、二人は良きパートナーとなっていく。70歳を迎えたある日、北斎は脳卒中で倒れ、命は助かったものの肝心の右手に痺れが残る。それでも、北斎は立ち止まらず、旅に出て冨嶽三十六景を描き上げるのだった。そんな北斎の元に、種彦が幕府に処分されたという訃報が入る。信念を貫き散った友のため、怒りに打ち震える北斎だったが、「こんな日だから、絵を描く」と筆をとり、その後も生涯、ひたすら絵を描き続ける。描き続けた人生の先に、北斎が見つけた本当に大切なものとは…?
今だから、見えるものが、きっとあるー。
出演:柳楽優弥 田中泯
玉木宏 瀧本美織 津田寛治 青木崇高
辻本祐樹 浦上晟周 芋生悠 河原れん 城桧吏
永山瑛太/阿部寛
監督:橋本一
企画・脚本:河原れん
配給:S・D・P
©2020 HOKUSAI MOVIE
公式サイト:http://www.hokusai2020.com/index_ja.html
公式SNS:@hokusai2020 ハッシュタグ「#映画HOKUSAI #HOKUSAI #北斎」
5月28日(金)全国ロードショー!!