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中村倫也、菅田将暉にボコボコにされる!?「倫也くんの流し目がイラッとして・・・」 映画『星ガ丘ワンダーランド』プレミア上映会

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中村倫也主演映画『星ガ丘ワンダーランド』のプレミア上映会が、2月10日、新宿バルト9で開催され、中村倫也をはじめ、新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊と、柳沢監督が舞台挨拶に登壇した。

若手CMクリエイター、柳沢翔の映画デビュー作『星ガ丘ワンダーランド』は、20年前に姿を消した母親が、突然謎の死を告げたことをきっかけに7人が出会い、その過去のつながりと真相が解き明かされる、至極のミステリー。第39回 モントリオール世界映画祭のファースト・フィルム・ワールド・コンベテイション部門に正式出品された。

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主演の中村は「4年くらい前からプロデューサーの方と『何かやろう』と言っていたんですが、何も話がないので“やらないのかな?”と思っていたら、急に柳沢監督を紹介されて。“動いていたんだ”と思っていたら脚本が来て(笑)。こんなに豪華なみなさんが揃ってビックリしました」と、作品制作の経緯を明かした。

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ドラマ「下町ロケット」でも共演済みの中村と新井は兄弟役。自然に役に溶け込んだようだが、「新井さんと役者として対峙するのは、僕にはとてもスリリングで贅沢でした!」と共演を喜んでいた中村。
劇中で行われる菅田のバトルシーンについて、「ガチでした」と話すと、菅田は「結果的にボコボコになりましたが、倫也さんのせいですよ」とし、「倫也さんの流し目にイラっとしたことだけ覚えています」と告白して会場の笑いを誘った。

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その現場を見ていたという市原は「将暉が役に入ってた時、すごい熱を帯びていたので、ずっと見惚れてました」と菅田の熱演を絶賛。菅田も市原の視線に自然に力が入ったという。
そんな市原も、中村とのゴミ処理場でのシーンでのエピソードに触れ、「けっこう自由に2人で遊んだんですが、ゴミのなかでそんなことをしていたら、次の日に熱を出してしまいました」と苦笑い。

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映画のストーリーにちなみ、“それぞれの親の凄いところ”を発表するという企画では、ベストに輝いたキャストにバレンタインも兼ねてチョコレートがプレゼント。
ボードに「手料理」と描いた佐々木。「母の手料理が食べたくて、実家の秋田に帰りたくなる」と回答。すると、菅田や中村から「何が美味しいんですか?」と聞かれ「炊き込みご飯とか・・・」と答えるも、「うわ、美味しそう。何を炊き込んでいるの?人参も入れて?」「米は茶色い?」と次々とツッコミを入れられ、「ちょっと、話し聞いてないでしょ?」と疎ましがる場面も。

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中村は「ある日、知らない実家に」と書き、建築関係で働く父親の家庭でのDIYぶりを披露。菅田は、「天才」と掲げ、「父親は小さいころから神童って呼ばれていたらしくて、小学生で6段のプロ棋士に勝ったり・・・」と話し始め、「現在はコンサルティングの仕事をしているけれど、いまだにも追いつかない」とコメント。市原は、「優、強」と。「子供のころはやんちゃだったが、優しく育ててもらった。『人は誰でもね、考え方ひとつでヒロインになれるのよ』という一言に感銘を受けて、『この人の子供に生まれてよかったな』と感じたとしみじみ。

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優勝は中村に。その理由は「主役だから」と木村が説明し、バトルとは関係ない結果となったが、それでも中村は「初めて勝った!」と満足げ。

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母親を演じた木村は「監督も私より全然お若いんですが、次世代が作られた映画に、参加することができてすごく誇りに思っています」と嬉しそうに笑顔を見せた。

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そんな和やかな雰囲気のなか、「映画、暗いですよ!」と重松。「思いっきりヘビーだと思うんですよね。今、プラカードとか持っている人は帰りにどうしたらいいかわからなくなるかも(笑)」とジョークを飛ばしつつ、「演じた父親の心境が自分と重なって・・・」と感慨深げに役どころを振り返っていた。

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『星ガ丘ワンダーランド』
出演:中村倫也、新井浩文、佐々木希、菅田将暉、杏、市原隼人、木村佳乃、松重豊
監督:柳沢翔
脚本:前田こうこ、柳沢翔
製作:「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会
企画・制作:アルケミー・プロダクションズ
制作プロダクション:スタジオブルー
配給:ファントム・フィルム
(C)2015「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会
公式サイト:http://hoshigaoka-movie.com/

3月5日(土)、全国ロードショー