10月24日(土)より全国公開(ドルビーシネマ含む)されるゲキ×シネ『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の舞台挨拶&ドルビーシネマ特別先行上映が21日(水)に行われ、舞台挨拶に生田斗真、中山優馬、藤原さくらの三名が登壇し、本作への想い、またドルビーシネマの臨場感などを熱く語った。
<登壇者コメント>
■生田斗真
作品の主人公、偽の義経を名乗る奥華玄久郎国衡(おうがのげんくろうくにひら)は、バカで情熱的でとても強い、劇団☆新感線らしいヒーロー像で描かれています。2019年の公演から1年を経て、2020年はキャストも少し変わったり、みんなで意見を出し合ったりしながら創りました。
2019年は、大阪・金沢・松本で公演を行い、2020年は東京と博多での公演を予定していましたが、みなさんもご存じの通り、東京は途中で公演中止、博多公演は一度も公演できず、僕たちも悔しい思いをしましたし、約3万人の方が公演を観られなかったそうです。3月の東京公演の時から、中止になるのか、続けられるのか、毎日不安でいっぱいでしたが、3月19日には奇跡的にライブビューイングをすることができて、赤坂ACTシアターの僕たちと全国の映画館で観てくれている皆さんが繋がることができました。
今、巷で話題の映画ではアニメのキャラクターがバンバン戦っていますが、このゲキ×シネ『偽義経冥界歌』では、人間がバンバン戦っています!アニメも面白いけれど、人間が生で演じる演劇はもっといいぞ!!
ゲキ×シネとしては初めてドルビーシネマ、汗のひとつぶも見えるくらいの鮮明な映像と、実際に矢が飛んでくるのではないかというほどの迫力の音で、臨場感を感じていただけると思います。ドルビーシネマ自体はまだ全国に7館ほどしかないようですが、もしドルビーシネマのお近くにお住まいの方は、ぜひこの臨場感を体感しに行ってください!
■中山優馬
劇団☆新感線には初めて参加しましたが、すごく人気の劇団なのにすんなり受け入れて下さって嬉しかったのと、先輩の(生田)斗真くんの存在はとても心強かったです。稽古から全力な姿を見せられ、勉強させてもらいました。
稽古中や、最初は地方公演からだったので、みんなで食事に行ったりして楽しかったのですが、(コロナ渦で状況が変わり)今思えばあれはとても貴重なことだったんだなと感じます。ご覧になれなかった方が多くおられた中でも、たくさんの出演者、スタッフさんが関わっている作品なので、こうしてゲキ×シネになって全国の皆さんに観ていただけることが、とても嬉しいです。
僕もドルビーシネマに観に行きますので、みなさんもぜひ映画館お楽しみください!
■藤原さくら
舞台出演が初めてだったのに、これまでずっとお客さんとして観ていた劇団☆新感線に参加することになり、最初のころはすごく緊張しました。でも、劇団☆新感線のみなさんには舞台の初歩から教えてもらい、とても感謝しています。残念ながら全公演中止になってしまった博多公演は、私の地元でもあったので、家族がみんなチケットを買ってくれていたのですが、中止が決まった後に演出のいのうえさんが博多座で最後の通し稽古をしてくださり、そこへ家族も呼んでいいよと仰ってくださったので作品を観てもらうことができました。
一足早くゲキ×シネになった『偽義経冥界歌』を見たのですが、細部の細部まで作りこまれていて、音も迫力があって、臨場感を感じられるので、素晴らしいものを見た!!と感じていただけると思います。自信をもって見てもらいたい!と思える作品なので、たくさんの方に観ていただきたいです。
《ゲキ×シネ『偽義経冥界歌』 作品概要》
【 作 】 中島かずき
【演 出】 いのうえひでのり
【出 演】 生田斗真 / りょう 中山優馬 藤原さくら /
粟根まこと 山内圭哉 早乙女友貴 / 三宅弘城 / 橋本さとし 他
【日 時】 2020 年 10 月 24 日(土)
【会 場】 新宿バルト 9 他、全国(ドルビーシネマ含む)にて公開
【チケット】 各上映館にて発売価格:2,000 円(税込) ※ドルビーシネマ及びドルビーアトモスの料金は上映館の規定による。
※特別興行料金につき、各種割引、招待券や無料鑑券等は適用不可。
【WEB】 http://www.geki-cine.jp/sp/niseyoshitsune/
【配 給】 ヴィレッヂ/ティ・ジョイ 【著 作】 東京グローブ座/ヴィレッヂ