広瀬すず、コメディエンヌになる!
“一度死んでみる”父親役 堤真一 と初共演
“ゴースト”社員役には 吉沢亮
製作陣にCM界のトップクリエイターが集結!
監督:浜崎慎治(KDDI au「三太郎」シリーズ)
脚本:澤本嘉光(ソフトバンク「ホワイト家族」、映画『ジャッジ!』)
『一度死んでみた(仮)』
最強の豪華キャスト・スタッフで 映画化決定!
ソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズや家庭教師のトライ「ハイジ」シリーズ、トヨタ自動車の「企業 ドラえもん」シリーズなど、名だたるCMを手掛けてきた日本を代表するCMプランナーで、『ジャッジ!』や『犬と私の10の約束』など映画の脚本を手がけるほか、PV、小説、作詞など幅広い世界で活躍している澤本嘉光によるオリジナル脚本作品『一度死んでみた(仮)』が映画化されることが決定した。
前作『ジャッジ!』では、広告業界の裏側をコミカルに描き、上司やクライアントに翻弄され奮闘する新人広告マンの姿が多くの若者の共感を獲得しました。今回の題材は、父のことが死ぬほど嫌いな女子大生と、「少しだけ死ぬ薬」で死んで“おばけ”になってしまった父親を巡って巻き起こる騒動を描くコメディ。次々と繰り広げられる笑いとギャグの応酬、予測不能なスピード感ある展開に、息つく暇もない怒涛のコメディ映画が誕生する。
大学4年生の野畑七瀬は、製薬会社の社長である父親の計(はかる)と二人暮らし。研究に没頭する仕事人間で母親の死に際も立ち会わず、何かと口うるさく干渉してくる計のことが大嫌いな七瀬は、「一度死んでくれ!」と日々毒づいている。ところがそんなある日、計が本当に「一度死んで」しまう。実は計の会社で偶然出来上がった「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んだためだった。計の会社を乗っ取ろうとする計画が企てられていると知り、真犯人をあぶりだすための秘策だった。事情を知らず動揺する七瀬の前に、なんと計が”おばけ”となって現れる。計の会社の社員で、存在感が薄すぎるせいで”ゴースト”と呼ばれている松岡から、ライバル会社と通じるスパイ社員の陰謀、そして父の死の真相を聞かされた七瀬は、”おばけ”の計、”ゴースト”松岡とともに、その計画を阻止し、計を無事生き返らせようと乗り出すが、事態はさらに思いもよらぬ展開に…!?
主人公の野畑七瀬役には、今や日本映画界を代表する若手俳優で、19年にはNHK連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインを務める・広瀬すず。広瀬にとって今回がコメディ初出演!青春映画、社会派作品など、これまで様々なジャンルに挑んできた彼女が、今作でまた新たな魅力を爆発させます。演じる七瀬は、父・計のことが嫌いすぎて、計の似顔絵を描いたサンドバッグを「クソオヤジ!」と日々殴り、「臭い!」と言っては計の顔面に消臭スプレーを吹きかけるほどの徹底ぶり。彼女が過去に演じたピュアでまっすぐな女子高生や、心に闇を抱えた影のある少女から一転、これまでに見たことのない、テンション高く毒を吐きまくるハジけたキャラクターを演じる。
七瀬の父親で、製薬会社を経営するゴリゴリの理系、仕事に夢中過ぎて家庭が後回しになってしまう計(はかる)役には、日本映画界きっての演技派の一方、抜群のコメディセンスも見せる堤真一。広瀬と堤は本作が初共演となり、2人の〈最強に仲の悪い親子ぶり〉にも期待が高まる。
そして計の会社の社員で、存在感が薄いために“ゴースト”と呼ばれている松岡役に、昨年、今年と連続して毎年5本以上の出演作が続き今最も勢いのある吉沢亮が出演。これまで眩いほどの存在感を放ってきた吉沢が、どう”存在感を薄くするか”にも注目!
話題性と演技力とコメディセンス、すべてがそろったこれ以上ない夢の豪華キャスティングが実現!一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちが繰り広げる、かつてないコメディ・エンターテイメントが誕生する!
監督には、KDDI auの「三太郎」シリーズや、堤真一も出演する日野自動車「ヒノノニトン」シリーズなどユニークで話題のCMを数々手掛け、広告賞も多数獲得している浜崎慎治。本作が満を持しての映画初監督となる。
本作品は2018年9月上旬よりクランクインし、関東近郊での撮影を経て10月上旬にクランクアップの予定。
2019年、抱腹絶倒の注目作『一度死んでみた(仮)』がいよいよ本格始動する。
<キャストコメント>
広瀬すず(主人公・野畑七瀬 役)
コメディ作品にずっと憧れがあったので、今回挑戦させて頂けると聞いて楽しみではありますが、面白くできるかどうか、楽しめる余裕があるか不安です。
キャストの皆様もとにかく濃厚な方ばかりですし、もう、必死についていきたいと思います。
七瀬役の決めポーズとして、人差し指を立てる仕草があるのですが、普段、中々自分自身で人差し指を立てることがないので、役作りとして、毎日撮影前に人差指を立て、気持ちをあげる練習をしたいと思います(笑)
この七瀬役を満喫したいと思います。
きっともの凄くファンキーな映画になると思いますので、ぜひお楽しみに!!
1998年静岡県出身。2012年「ミスセブンティーン2012」に選ばれ芸能界デビュー。CMやドラマなどに出演の後、13年『謝罪の王様』(水田伸生監督)で映画デビュー。主な映画出演作に『海街diary』(15/是枝裕和監督)、『ちはやふる-上の句-/-下の句-/-結び-』(16・18/小泉徳宏監督)、『四月は君の嘘』(16/新城毅彦監督)、『怒り』(16/李相日監督)、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17/河合勇人監督)、『ラプラスの魔女』(18/三池崇史監督)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18/大根仁監督)などがある。今後は岩井俊二監督の『Last Letter』が公開待機中、またNHK連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインを務めることが決定している。
堤真一(七瀬の父・野畑計 役)
今回お話をいただいて、まず脚本を拝読したのですが、とにかく面白かった!
“一度死んでみる”という奇抜な設定、軽快なテンポの会話劇、笑えて泣ける父娘のドラマ。
野畑計という男を演じるなら?と想像しながら読み入ってしまいました。
そしてTVCMでご一緒してきた浜崎監督の初映画監督作と知って、出演させていただくことを決めました。
独特の世界観をおもちの浜崎監督と、どんな父親像をつくれるか、是非ご期待ください!!
1964年兵庫県出身。舞台、映画、TVドラマ、CMとジャンルを問わず幅広く活躍している。主な映画出演作に、『フライ,ダディ,フライ』(05/成島出監督)、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ(05、07、12/山崎貴監督)、『舞妓Haaaan!!!』(07/水田伸生監督)、『容疑者Xの献身』(08/西谷弘監督)、『クライマーズ・ハイ』(08/原田眞人監督)、『孤高のメス』(10/成島出監督)、『SP THE MOTION PICTURE 野望篇/革命篇』(10、11/波多野貴文監督)、『土竜の唄』シリーズ(14、16/三池崇史監督)、『日本のいちばん長い日』(15/原田眞人監督)、『海賊と呼ばれた男』(16/山崎貴監督)、『本能寺ホテル』(17/鈴木雅之監督)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17/山崎貴監督)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18/福田雄一監督)など。19年『泣くな赤鬼』(兼重淳監督)が公開待機中。
吉沢亮(野畑製薬社員・松岡卓 役)
台本を読んで、テンポの良いユーモアあふれるセリフと、愛情の示し方を知らない親子の不器用さに引き込まれました。
僕の役は存在感が無く、隣に居るのに気づいてももらえない可哀想な男ですが、個人的には存在感バリバリのキラキラした男より、こういったみんなから無視されるような、ザコキャラのほうが性に合っているので、撮影が今から楽しみです。
この作品で、浜崎監督に気に入ってもらい、CMにも呼んでもらえるように頑張ります!!
1994年東京都出身。09年、アミューズの全国オーディションで特別賞を受賞しデビュー。「仮面ライダーフォーゼ」シリーズ(11~12)で注目を浴び、その後映画やTVドラマなどで活躍する。主な映画出演作に『アオハライド』(14/三木孝浩監督)、『オオカミ少女と黒王子』(16/廣木隆一監督)、『斉木楠雄のΨ難』(17/福田雄一監督)、『銀魂』(17/福田雄一監督)、『リバーズ・エッジ』(18/行定勲監督)、『ママレード・ボーイ』(18/廣木隆一監督)、『猫は抱くもの』(18/犬童一心監督)、『BLEACH』(18/佐藤信介監督)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18/福田雄一監督)などがある。本年10月『あのコの、トリコ』(宮脇亮監督)が公開待機中。
<脚本・監督コメント>
澤本嘉光(脚本)
広瀬すずさんは過去にCMの仕事でご一緒した時に、演技力とともに実は天性のコメディエンヌのセンスを持った方だと思ったので、まさに今の彼女でなければできない、笑えるけど泣けてそれでいてちょっとポップな映画を作れたらと思いました。堤さん、吉沢くんをはじめとする想像以上の実力派キャストの方に参加いただけて、脚本の数倍良くなりそうです。よく「構想5年!」とか予告編で言っているのを見て「また大げさだな」・・・と思っていましたが、実際5年かかるもんなんですね。
1966年長崎県出身。ソフトバンクモバイル、東京ガス、家庭教師の トライなど話題のCMを製作。乃木坂46、T.M.Revolution、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどの PVも手掛ける。著書に「お父さんは同級生」(幻冬舎)、小説「犬と私の10の約束」、映画脚本に『犬と私の10 の約束』(08)、『ジャッジ!』(14)がある。カンヌ国際広告祭銀賞・銅賞、ADFEST(アジア太平洋広告祭)グ ランプリ、クリオ賞金賞・銀賞、TCC東京コピーライターズクラブ賞 グランプリ、ACC日本CM連盟賞グランプリなど受賞多数。
浜崎慎治(監督)
こんな豪華なキャストに集結して頂けたことに大変感謝をしております!映画初監督というプレッシャーに押し潰されそうですがしっかり舵をとっていきたいと思います。そして今まで見たことない広瀬すずさんに出会いたいです。
1976年鳥取県出身。2002年TYO入社、13年よりフリーランス。手掛けたCMにau/KDDI「au三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」、家庭教師のトライ「教えてトライさん」、トヨタ自動車「TOYOTOWN」、トクホン「ハリコレ」など。ACCグランプリ、ACCベストディレクター賞、広告電通賞優秀賞、ギャラクシー賞、CM部門大賞など受賞多数。これまでに100作以上手掛けた「au三太郎シリーズ」はCM好感度、CM演出部門でいずれも3年連続1位(CM総合研究所調べ。2015-2017年度)。
<作品概要>
作品名: 『一度死んでみた(仮)』
出演:広瀬すず 吉沢亮 堤真一
脚本:澤本嘉光 ソフトバンク「ホワイト家族」シリーズ、映画『ジャッジ!』
監督:浜崎慎治 KDDI au「三太郎」シリーズ、日野自動車「ヒノノニトン」シリーズ
配給:松竹
松竹・フジテレビ共同幹事作品
撮影:2018年9月上旬~10月上旬 関東近郊を中心に撮影予定
公開:2020年 全国公開
<STORY>
大学4年生の野畑七瀬は、野畑製薬の社長である父親の計(はかる)と二人暮らし。研究に没頭する仕事人間で母親の死に際も立ち会わず、何かと口うるさく干渉してくる計のことが大嫌いな七瀬は、「一度死んでくれ!」と日々毒づいている。ところがそんなある日、計が本当に「一度死んで」しまう。実は計の会社では「若返りの薬」を開発しており、その途中で偶然出来上がった「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んだためだった。会社乗っ取り計画を知った計は、「一度死んでみる」ことで、社内のスパイ社員を突き止めようとしたのだ。
社長が死んでしまったと会社は大騒ぎ。遺言により、七瀬は社長を継ぐはめになる。事情を知らず動揺する七瀬の前に、なんと計が”おばけ”となって現れる。野畑製薬の社員で、存在感が薄すぎるせいで”ゴースト”と呼ばれている松岡から、ライバル会社と通じるスパイ社員の陰謀、そして父の死の真相を聞かされた七瀬は、”おばけ”の計、”ゴースト”松岡とともに、その計画を阻止し、計を無事生き返らせようと乗り出すが、なんと、計の“遺体”が予定よりも早く焼かれてしまうことに!果たして、3人の行方はどうなるのだろうか…!?
2020年 全国公開