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杉咲花「自分にとって特別な作品が、海を渡って韓国に来れて嬉しい」 映画『市子』釜山国際映画祭レッドカーペット

抗えない境遇が狂わせた、川辺市子の切なくも壮絶な人生。
杉咲花主演 最新作

タイトル

杉咲花、第28回釜山国際映画祭、レッドカーペットに笑顔で登場!
「自分にとって特別な作品が、海を渡って韓国に来れて嬉しい」
若葉竜也、戸田彬弘監督と共に、ワールドプレミア上映にも参加!

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杉咲 花主演最新作『市子』が2023年12月8日(金)より全国公開する。

痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも「生き抜くこと」を諦めなかった川辺市子を演じるのは杉咲花。抗えない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を、凄まじい熱量で体現。「ものすごくシンパシーを抱いて、脚本を読み終えてすぐ『絶対にやりたい』と思いました。」と出演を決めた意欲作。
さらに、「本番中に手が痺れたり、想像もつかなかった感情に到達してしまうような瞬間に何度か立ち会えたことが、演じ手として忘れられない時間でした。それがどんな風にお客さまのもとに届くかは怖くもあるのですが、すごい引力を持った作品だったと感じています。」とも語り、作品に手応え充分。芝居を超えて役を生き抜く彼女の姿がスクリーンに映し出される。
市子が3年間一緒に暮らしていた恋人の長谷川を演じるのは、若葉竜也。さらには、森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆり、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳が名を連ね、市子の知られざる人物像や過去を第三者の目線からも描き出していく。

この度、10月4日に開催された第28回釜山国際映画祭のレッドカーペットに
映画『市子』主演の杉咲花さん、若葉竜也さん、戸田彬弘監督が登場した!

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この度、いよいよ韓国・釜山で第28回釜山国際映画祭が開幕、10月4日にオープニングセレモニーが行われ、邦画では、『月』『キリエのうた』など邦画キャストが華々しくレッドカーペットを飾った。中でもコンペティション部門のひとつであるジソク部門に選出されている12月8日公開『市子』では、主演を務める杉咲花と共演の若葉竜也、本作のメガホンをとった戸田監督が、レッドカーペットに登場した。
レッドカーペットを歩いた杉咲は「とても華やかでした。自分にとって特別な作品が、海を渡って韓国まで来れたのは、すごく嬉しいことですし、たくさんの方に届けられたら。」と、笑顔を見せた。

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レッドカーペットではフォトコールや歓声に応じるなど、現地メディアや観客からの歓迎に笑顔で応えた3人。初めて主演作で釜山国際映画祭のレッドカーペットに登場した杉咲は、落ち着いた様子で、花をあしらった華やかなブラックのドレスに身を包み、颯爽とレッドカーペットを歩き、注目を浴びた。なお、5日の公式上映にも、杉咲、若葉、戸田監督が、舞台挨拶と観客とのQ&Aにも登壇予定。明日に控えたワールドプレミア上映については、「これが一番緊張するかもしれません。初めての感触なので、海外の方にどう受け入れられるか興味があります」と若葉。杉咲も「(お客さんと)一緒に見るのも滅多にない経験ですし、終わった後Q&Aもあるので緊張しますが楽しめたらと思います。」と話す。

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監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞、観客から熱い支持を受け再演された舞台「川辺市⼦のために」を映画化。痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも、「生きること」を諦めなかった川辺市子の、抗えない境遇に翻弄された壮絶な人生を描いた『市子』は、今回の釜山国際映画祭がワールドプレミア上映となる。また10月23日より開幕する第36回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門への正式出品も決定している。

■釜山国際映画祭コンペティション ジソク部門とは?
キム・ジソク賞は、2017年に設立され、昨年から正式なコンペティションとなった釜山国際映画祭を代表する部門のひとつ。新人監督を対象としたニューカレンツ部門と並ぶコンペティション部門で、今年は本作を含む10本の作品がキム・ジソク賞を競う。これまで同賞へ出品された日本映画には、杉咲も出演している『楽園』(19/瀬々敬久監督)や受賞を果たした『羊の木』(18/吉田大八監督)がある。

『市子』ポスタービジュアル

映画『市子』
【ストーリー】
川辺市子(杉咲 花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途⽅に暮れる⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を探しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生…と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は部屋の中から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。

出演:杉咲 花 若葉竜也 森永悠希 倉 悠貴 中田青渚 石川瑠華 大浦千佳 渡辺大知 宇野祥平 中村ゆり
監督:戸田彬弘
原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)
脚本:上村奈帆  戸田彬弘
音楽:茂野雅道
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023 映画「市子」製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/ichiko-movie/
公式X:@movie_ichiko

12月8日(金)テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開