ほんの一瞬だけでも、分かり合えたら。
芥川賞作家・本谷有希子の傑作小説、注目の女優・趣里主演で映画化!
趣里、菅田将暉演じる【寧子&津奈木】、
仲 里依紗演じる津奈木の元カノ【安堂】。
今を懸命に生きる、彼女たちの行く末は?
波乱の物語を予感させる場面写真、一挙解禁!
『異類婚姻譚』で第154回芥川賞を受賞、小説家・劇作家・演出家としてマルチに活躍する本谷有希子氏の、芥川賞・三島賞候補作となった傑作小説『生きてるだけで、愛。』が待望の映画化、11月9日(金)に公開となる。キャストには、主演の趣里をはじめ、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗ら実力派俳優が集結。監督は、同作が初の長編監督作となる映像作家・関根光才が務める。
この度、本作の世界観を切り取った場面写真が一挙解禁となった!
過眠症で引きこもり状態な上に、自分をコントロールできず理不尽な感情にさいなまれるヒロインの寧子(趣里)と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れるも、やりがいを感じられずに日々をやり過ごす津奈木(菅田将暉)。3年に渡り同棲生活を送っている二人だが、寧子はたびたび津奈木に感情をぶつけ、対する津奈木は怒りもしなければ喧嘩に発展することすらない。そんな態度がむしろ寧子を苛立たせるが、二人は互いに自分の思いを言葉で伝える術を持っていなかった。そこへ津奈木の元カノ安堂(仲里依紗)が現れたことから、寧子自身や津奈木との関係にも大きな変化が起こるが─。
現在公開中の特報映像(https://www.youtube.com/watch?v=Iotj8xOcJgE)も、鮮やかで独特な色使いとエモーショナルな雰囲気がSNSを中心に絶賛され、早くも今秋注目の一本として期待が高まっている本作。この度新たに解禁されたのは、映画の世界観を切り取った場面写真全9点だ。切なそうに視線を交わす寧子と津奈木や、メンタルの不安定さから絶叫する寧子を後ろから抱きしめる津奈木、突然寧子の前に現れ津奈木と別れるように迫る安堂、寧子をあたたかく迎え入れるアルバイト先の面々(田中哲司、西田尚美、織田梨沙)など、待望のビジュアルが一挙公開となった。
日本を代表する人気実力派俳優陣による、さまざまな感情を秘めた表情の数々は、どこか波乱な展開を予想させるのに十分。さらに、映像ディレクターとしても世界で高い評価を受ける関根光才監督ならではの、美しい色合いや絶妙な光と影のバランスもあらためて話題を呼びそうだ。そのほか、敷きっぱなしの布団が目を引く寧子の生活感溢れる部屋や、彼女のアルバイト先となるオシャレなカフェバーといった美術セット、赤いマフラーや青いスカートに代表される色使いが印象的な衣装の数々も必見。第一線で活躍するスタッフたちが、細部に渡りこだわり抜いて創りあげた作品の世界を感じとることができる。
映画では、安堂の出現により外の世界と関わらざるを得なくなった寧子が、戸惑いつつも今の自分と生活から抜け出そうと悪戦苦闘する姿が描かれる。しかし、やがて寧子と津奈木にもそれぞれ試練の時が訪れ─。愛することにも愛されることにも不器用な寧子と、他人との関わりで傷つきも傷つけもしないが全てをあきらめたような津奈木。そしてそんな二人を取り巻く奇妙な「普通」を形作る周囲の人々。リアルとバーチャルが混在する社会で、他社とのつながりを求める現代の若者たちの姿をエモーショナルなラブストーリーで綴る『生きてるだけで、愛。』は、11月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
【STORY】
今を懸命に生きる、不器用な男女ふたりの真っ直ぐでエモーショナルなラブストーリー。
生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。
出演:趣里 菅田将暉 田中哲司 西田尚美/松重豊/石橋静河 織田梨沙/仲里依紗
原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)
監督・脚本:関根光才
製作幹事 :ハピネット、スタイルジャム
企画・制作プロダクション:スタイルジャム
配給:クロックワークス
コピーライト:©2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
公式サイト:http://ikiai.jp
11月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー