- 映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の完成披露上映会が東京・丸の内ピカデリーにて行われ、W主演のイェソン(SUPER JUNIOR)、佐々木希と朝原雄三監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は、『武士の献立』『愛を積む人』などで日本のみならず海外でも高い評価を受ける朝原雄三監督の最新作。沖縄を舞台に、恋人に振られ、出張中に会社も潰れてひょんなことから韓国語教師となったヨンウン(イェソン)と、韓国語を習得しなければ会社をクビになる危機に陥ったシングルマザーさくらの出会いと恋の行方を描くラブストーリー。
大歓声に迎えられ登場し、「みなさんお元気ですか?」と日本語で挨拶したイェソン。「実は、この撮影のためにあえて太って臨みましたが、ブサイクなヨンウンはいかがでしたか?」と撮影時に約4kg体重を増やし、撮影後には8kg痩せたことを告白。会場からの大きな拍手に「気に入ってもらえたら嬉しい。みなさんの心の中に、僕が感じた温かい気持ちが伝わったら嬉しいです」とニッコリ。
今作で初めて韓国語の演技に挑戦した佐々木は、「一番大きな挑戦でした。難しかったです」と、その苦労を吐露。「現場にも(韓国語の)先生がいらっしゃいましたし、現場に入る前まで準備をして覚えたんですが、現場に一番の先生(イェソン)がいらっしゃいましたので・・・(笑)」と語り、会場を沸かす。「心強かったです! ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えると、イェソンは「佐々木さんは本当に韓国語に対する関心が高かった。後々、韓国の映画やドラマに出演してくださったらいいですね」と絶賛。「その時はまた先生をお願いします。(また)共演できる事を楽しみにしています」とリクエストした佐々木に、イェソンも「はい」と笑顔で返した。
ヨンウンのような男性はどうですか?と問われた佐々木は、「ステキですね。自分のことを思ってくれるのも嬉しいですが、自分が大事にしている子どもも愛してくれるし、よく面倒もみてくれる。そういうところにさくらが惹かれたんだと思います」と答えた。
また、イェソンは本作の主題歌を自ら書き下ろしている。「雨のち晴れの空の色」について「活動していなかった2年間の間に作ったのですが、軍隊に入る前にファンのみなさんと交わした約束を果たすために作った曲です。哀しい曲でしたが、心温まる曲になったと思います」と述べ、「この曲も応援してね」とチャーミングな笑顔を見せる場面も。
さらに、本作が本年の東京国際映画祭に出品されるほか、ハワイ国際映画祭やオーストラリアで開催される日本映画祭への出品の決定も発表され、会場から大きな拍手が送られた。
★舞台挨拶動画はこちら
『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』
<あらすじ>
人生最大の危機は、いきなりやって来た! 恋人にフラれ、沖縄出張中に会社がツブれたヨンウン。韓国語をマスターしなければ、旅行会社をクビになる、シングルマザーのさくら。そんな二人が、さくらの通う外国語学校で出会う。帰る家もないヨンウンが先生をすることになったのだ。取引先のVIPが来日するまでに、さくらはヨンウンに個人レッスンを頼む。ヨンウンは幼い息子のために一生懸命なさくらに心を動かされ、とんでもない作戦を計画する。様々なアクシデントで事態は思わぬほうに転ぶが、気が付けば二人の距離はぐっと近くに。しかし、互いの秘めた事情からさらに大きなハプニングが二人を襲う──。
主演:イェソン(SUPER JUNIOR) 佐々木希 藤正宏 ふせえり 武野功雄
カン・ドグカン/吹越満
監督:朝原雄三
脚本:朝原雄三Kevin DC Chang
主題歌:SUPER JUNIOR-YESUNG 「雨のち晴れの空の色」
配給:松竹メディア事業部
コピーライト:©2016「いきなり先生」製作委員会
公式サイト:http://ikinarisensei.jp/
11月3日(木・祝)全国ロードショー