Open Close

佐藤寛太、役柄とは反対のマシンガントーク炸裂に共演者&監督もタジタジ!? 映画『いのちスケッチ』公開記念舞台挨拶

DSC_5716

映画『いのちスケッチ』の公開記念舞台挨拶が、11月16日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、主演の佐藤寛太(劇団EXILE)、共演の藤本泉と瀬木直貴監督が登壇した。

本作は、福岡県大牟田市に実存する動物福祉に特化した動物園を舞台に、漫画家になる夢を諦めて帰京した青年が、ひょんなことから動物園の飼育員になり、動物たちや周りの人間と触れ合うなか成長していく姿を描く、ヒューマンストーリー。延命動物園に務めることとなった主人公の青年・田中亮太役を佐藤、獣医師・石井彩役を藤本が演じ、そのほか、武田鉄矢、渡辺美佐子、浅田美代子など実力派俳優が脇を固める。

DSC_5653

DSC_5689

11月8日より福岡県で先行公開された本作。いよいよ全国公開を迎え、佐藤は「九州では温かく迎えてくださって嬉しかったです。これから全国の皆さんにどう観てもらえるかドキドキしています」と語り、「福岡では色んな世代の方がいらしてくださいました。僕自身、こういう作品(に出演するの)は初めてなのでとても新鮮でした」と充実感を滲ませる。

DSC_5729

舞台となった大牟田の動物園にも久しぶりに尋ねたそうだが、「朝早すぎて動物たちはまだ起きてなかったんです」と残念がった。監督も「クランクイン前からプライベートでも行ってくれたんですよ」と明かし、二人にとっても思い出深い場所になったようだ。

佐藤に亮太を演じた感想を聞かれると、藤本が「(本人と)真逆ですよ!」と先に答え、佐藤は「僕は口下手で寡黙な青年なんですが・・・」と言い、会場の笑いを誘う。監督も「カットがかかるとマシンガントークが凄い」と苦笑い。それでも演技については深い追及があったという佐藤。「監督がOKといっても『本当ですか?』尋ねたくらいです。自分から『もう1回行きますか?』と言ったくらいです」と吐露。監督も「(佐藤の)ツッコミが厳しかったです」と笑った。

DSC_5664

DSC_5684

獣医役を務めた藤本は「特化した動物園だったのですが、動物を身近に見ることができ嬉しかったです。飼育員の方から学びながら撮影を進めていきました」と話す。

そんな動物園での経験を振り返り、佐藤は「動物園の見かたが変わりました。飼育員の目線で見るようになって、飼育員さんの心遣いに気づくようになりました。また1つ楽しみ方が増えましたね」とニッコリ。藤本も佐藤の意見に同調し、「この作品から動物園の皆さんの眼差しを感じていただければ」とアピール。

DSC_5692

DSC_5694

また、主人公の亮太が新しいことにチャレンジしていく姿を映しだしている内容にちなみ、「何かチャレンジしたいことはあるか?」と問われると、佐藤は「一人旅をしてみたいです。1人でキャンプをしてみたいですね。山、川、海に近いところで」と目を輝かす。藤本は「私は海が好きなので、今持っているダイビングのライセンスの上を取りたいです」と笑顔を見せ、監督は「僕はカレーが好きなので、今度カレーを題材にした映画を撮ってみたいですね」と明かしていた。

最後に佐藤は「この映画の半券を持っていくと(舞台となった)大牟田市の動物園が無料で入れます。あと入口にあるガチャガチャ(カプセルトイ)は200円です。ぜひ!」とPRしていた。

DSC_5713

映画『いのちスケッチ』ビジュアル

映画『いのちスケッチ』
●ストーリー
東京で漫画家を目指し奮闘していた青年・田中亮太(佐藤寛太)は、自身の夢に限界を感じ故郷の福岡に帰ってきた。
実家に頼れず旧友の部屋に居候する亮太が紹介されたのは、地元の延命動物園でのアルバイト。園長の野田(武田鉄矢)や、獣医師の石井彩(藤本泉)らと働いていくうちに、亮太はここが動物の健康と幸せを第一に考える“動物福祉”に力を入れる、世界でも珍しい動物園であることを知り、理解していく。しかし、予算縮小で園の運営は危機的状況にあった。亮太はこの取り組みを自らの絵で伝えるために、もう一度漫画を描くことを決意する…。

出演:佐藤寛太、藤本泉、芹澤興人、須藤蓮、林田麻里、前野朋哉、塩野瑛久、大原梓、今田美桜(友情出演)、風間トオル、高杢禎彦、浅田美代子、渡辺美佐子/武田鉄矢
監督:瀬木直貴
脚本:作道雄
音楽:高山英丈
主題歌:Insheart「瞳の中のあなた」
配給:ブロードメディア・スタジオ
ⓒ2019「いのちスケッチ」製作委員会
公式サイト:http://inochisketch.com

11/15(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国公開中