日本のみならず、台湾や韓国でもドラマ化され、永遠の乙女のバイブルとして世界中で愛されている多田かおる原作「イタズラなKiss」の初の映画化。『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』の公開を記念して、主演を務める佐藤寛太(劇団EXILE)さんと、美沙玲奈さんがインタビューに応じてくれた。
「イタズラなKiss」は、女子生徒の憧れの的・天才イケメン入江(佐藤)に恋する、ドジでおバカだけれど友達思いの琴子(美沙)が繰り広げるドタバタ胸キュンラブストーリー。インタビュールームに劇中の衣装で登場した二人はまさに、直樹と琴子! さっそく本作に対する思いと、等身大の今を思いっきり語ってもらった。
― 王道のラブコメディーと言える本作への出演はいかがでしたか? 佐藤さんは前回出演の映画『HiGH&LOW』でのキャラクターとはかなり違うイメージですが。
佐藤:違う楽しさと難しさがありました。『HiGH&LOW』では先輩たちの胸を借りて伸び伸びと演じさせてもらいましたが、『イタズラなKiss』の直樹は、「これはやらない」「ここはこうしなくてはいけない」「礼儀正しく」「琴子を見てはいけない」というように、キャラクター的に演じる上でのルールが多かったので、大変でした。
― 美沙さんは? 王道ラブコメのヒロインですね。
美沙:私もマンガをよく読みますが、ラブコメのヒロインという役をやらせていただくことに、「本当に私でいいのかな?」とプレッシャーもありました。よくあるラブコメのように、胸キュンキュンが多い感じを想像していたんですが、台本を読んでみると冷たくされることのほうが多すぎて、「あれ?ラブコメってこんな感じだったっけ?」と、ちょっとビックリでした。でも、続けてマンガを読んでいき、後から(キュンキュン)来るタイプの新しいタイプのラブコメだなと感じました。
佐藤:王道ではあるんだけどね。
美沙:そうなんです。王道なんだけど、他のラブコメよりも氷河期から入って、キュンキュンに行くまでが長くて耐える系女子(笑)。負けず嫌いでどんなに冷たくされてもめげずに頑張るところは、私自身の性格にも似ているので、琴子ちゃんを演じることができて嬉しかったです。
― 今作が映画初主演となる佐藤さん、そして美沙さんは、お二人とも福岡出身なんですね。
美沙:そうなんです。それも地元がとても近くて、行っていた場所がほとんど一緒なんです。
佐藤:そうそう。「あそこのあそこでしょ?」みたいな(笑)。「絶対にすれ違ってるよね」っていうくらい近いところにいたみたいです。
― 気が合う分、冷たくしたり、冷たくされたりという役はやりにくくなかったですか?
佐藤:そういうことはなかったですね。僕らは地元が近いので二人で話す時はほとんど方言なんです(笑)。
美沙:撮影時に私の訛りが取れてなくて、私のせいで佐藤くんまで巻き込んでしまったこともありました。
佐藤:僕も(訛りに)気をつけなければいけなかったんですが、(美沙さんが)あまりにも訛っていて、長いセリフでは僕でさえ気になる時がありましたね。何回も訛るので吹き出しちゃって「訛っているので、もう一回お願いします」と、僕から言ったこともありました(笑)。
初対面から仲良くなるまで時間がかからなくて、コミュニケーションが取りやすかったです。相談などもしやすかったし、楽しい撮影でした。
― 最初のお互いの印象は?
美沙:落ち着きのない子だな・・・と(笑)。私が2歳上なんですが、自分の弟が3歳下なので、弟とかぶっちゃって。とにかくよく喋るし、元気な子だなぁと思いましたね。
佐藤:僕、緊張すると、台本持ったままセリフを言いながらウロチョロ歩いているんですね。あと、僕と美沙さんの弟さんの歳が近いので「やることが弟と同じだよ」とよく言われてました。
佐藤:美沙さんは、意外に人見知りかなと思いました。僕とは出身が一緒で盛り上がったんですが、他のスタッフさんやキャストのみなさんと挨拶しているところを見ていると、そんな感じがしましたね。
― 佐藤さんは、美沙さんをよく観察されていたんですか?
美沙:けっこう見てるんですよね(笑)
佐藤:僕はそんなつもりないんですけど・・・(笑)。いろんな人をじーっと見ちゃうかも。
美沙:ちょっとしたことでもすぐに気づかれるので、「あ、見ていたんだ」って(笑)。
佐藤:確かに(笑)
― いつも大人数(劇団EXILEの中で)でいるので、常に自分の立ち回りとかが気になって周りを見てしまうとか?
佐藤:自分では意識したことないけど、そうかもしれないですね・・・。
美沙:人間観察が得意なのかも。誰のこともしっかり見ていますね。
― 現場のムードメーカーは?
佐藤:やっぱり大倉士門くんですね。僕は役に入ってしまうと周りが見えなくなってしまうので、士門くんや美沙さんにフォローしてもらいました。
― 撮影していないところでも賑やかでした?
美沙:二人の時はわりと静かでした。佐藤くんはウロウロ歩いているし(笑)。私は静かに台本などを読んでいるんですが、15分に1回くらい私の生存確認に来るんですよ、佐藤くん。何回も覗きにくるんです。「生きてる?」って(笑)。
佐藤:だって、音が何にもしないから・・・。居ないのかな?ってたまに思っちゃって。
美沙:いつも空気のように居ます。
― 役がらと逆なんですね。
佐藤、美沙:確かに!
美沙:私は入江くんほど冷たくはないですけどね(笑)。
佐藤:どちらかというと、僕は性格的に金ちゃん(大倉演じる池沢金之助)ですから(笑)
男女関係なくみんな仲よかったですね。
美沙:みんな歳も近いからか同い年感覚で仲良くしていて、本当に高校の同級生ってこういう感じなんだろうなと思いました。
― クランクインからクランクアップまで一緒の時間を過ごされて、お互いに成長したなと思うところは?
美沙:佐藤くん、最初よりは落ち着きが出てきましたね(笑)
佐藤:だんだん学んでいきました(笑)。
美沙:最近ちょっと大人しくなって。二十歳になったからかな。クランクインのころは19歳だったし。
佐藤:確かに、それは大きいかも。(10代の頃は)エネルギーが有り余っていましたからね。先日、士門くんからも「佐藤くんは、鼻歌歌いながら『おはようございまーす』って言って現場に入るときと、台本読みながら黙って入るときとあって、すごくテンションの差が激しかった」って言われたんです。みんなに気を使わせていたんだな・・・と。
美沙:みんなで、「今日は黙っていよう」とか「今日はそっとしておこう」とか言っていました。
佐藤:全く気づきませんでした。自分は他人のことをいろいろ見ているくせに。
美沙:成長したところはそこかな。
佐藤:そうだね、落ち着いてきたかな。
美沙:あと、許容範囲が少し広くなったかも。
佐藤:最初のころは、「直樹」を演じることでいっぱいいっぱいでした。カメラが回っていない時は(美沙さんを)お姉さんのように頼っていました。士門くんに対してもそうでした。決して神経質という性格ではないんですが、「ハイスクール編」、「キャンパス編」とシリーズを重ねていって少しずつ余裕が出てきた感じです。役がずっと一人きりだったので、4人でいても、僕だけ一人ポツンとしていなくちゃいけなかったし。みんながワイワイしていても大事なシーンでは僕だけ一人でいましたね。
美沙:入江くんだけ笑ってはいけなかったので、なおさらだったと思います。
佐藤:玲奈さんは、元々大人だったから(成長は)わからないなぁ。
美沙:(自分から見て)少しだけ心のスペースが広くなった気がします。
佐藤:あ、わかった。(美沙さんは)最初のころ、プレッシャーでご飯を食べられなかったんです。最近はちゃんとご飯を食べられるようになったみたいですね。朝早くから夜遅くまでの撮影が続いてキツイ時などは、出されたお弁当も食べられなくなって、ゼリー飲料を1日1本だけという日もあったし、監督からも「太れ!」と言われていたね。「絞れ」じゃなくて、「太れ」と言われる人、初めて見ました。
美沙:痩せすぎちゃったんです。太るのは大変でした。でも、撮影が福岡だったので、食べられなくなったときは母がご飯を作って持って来てくれたんです。泣きながら食べていました。
佐藤:サンドウィッチとか、作ってもらっていたよね。僕もそのサンドウィッチもらいました。すごく美味しかった。
美沙:うん、あげたね。今はしっかり食べるようにしています。
佐藤:成長しましたね~(笑)
― 現役ではないのに高校生役を演じる気持ちはどんな感じですか?制服着るとテンションあがりますか?
美沙:上がります!今しか着られないし。実は私、ブレザーの制服を着たことがなくて。学生時代もセーラー服だったので、ブレザーに憧れていたんです。リボンも可愛かったし、女子高だったので、共学というところも含め、全ての憧れが「イタキス」で揃った感じでした。そういう意味でもテンションが上がりましたね。
佐藤:体育祭もやったしね。
美沙:うん、楽しかった。
― 共学を疑似体験されたんですね。「共学っていいな」と思うところはどこですか?
美沙:男の子がいるからこそ、場の空気も盛り上がるし、キュンキュンもある。
佐藤:男子も女子も身だしなみに気をつけますよね。
美沙:よく見られたいですものね。
佐藤:女子高って凄い・・・って聞いたりしますものね。(美沙さんは)女子高だったんだよね。
美沙:そう、女子がいなかったんで・・・
佐藤:ん?男子がいなかった・・・ね。(爆笑)
美沙:だから、楽しかったです。今、もし高校生に戻れるなら「共学」に入学したいです。
佐藤:僕もブレザーではなかったんです。「ネクタイをキュッ!」に憧れていたから、嬉しかったです。最初の頃は自分でネクタイを結べなかったんです。今はちゃんと結べるようになったので、いつでもスーツでネクタイOKです(笑)。
― 何歳くらいまで高校生役は大丈夫だと思いますか?
美沙:25歳
佐藤:僕も!
美沙:気持ちの持ち方でしょうか。25歳までは、若いキャピキャピ感を忘れないような気がするんです。まだギリギリ許される年齢じゃないかなと。25歳を過ぎるとそろそろお姉さんらしく、大人の女性になっていかないといけないと思うんです。
佐藤:僕は、もうそろそろ顔がダメかな・・・。(美沙さんが)僕は老け顔って言うんですよ(笑)。僕は25歳でも全然やりたいんですけどね。あとは、体が大きい(身長181cm)のでオファーがくるかどうかわからないですね。
美沙:でも、男の子だから30歳でも大丈夫じゃないかな?
佐藤:え~マジで!? 言ってること違うじゃん(笑)。
美沙:老け顔だからこそ、30歳になっても変わらないんじゃない? だからいけると思いますよ。
佐藤:彼女、人見知りなんですけど、言いたいことはズバッという方なんで(笑)。
― 言いたいことを言えるほど仲良くなったということですね(笑)。
美沙:最近です。ここまで仲良くなれたのは。
佐藤:「ハイスクール編」は暴言というか、冷たい言葉を浴びせ続けるだけでしたからね。「キャンパス編」、その次とシリーズを追うごとにね。
美沙:やっと心開いてきた感じ。
佐藤:「入江直樹です」「相原琴子です」「初めまして、よろしくお願いします」と挨拶して、お互いに知らないことだらけでしたが、徐々に知るようになって、より楽に話しができるようになりました。
― では、「ハイスクール編」はより初々しいお二人が見られる?
佐藤:はい。それは監督もそう言ってくださいました。
美沙:戸惑いがいっぱいあった分、初々しさが出ていると思います。
― 今は、メールやSNSなどが伝達の主流になっていますが、この作品は手書きのラブレターから始まっています、現代にも通じるものは何だと思いますか?または、通じてほしいことは?
美沙:本当の気持ちはメールとかじゃなくて、直接会って手紙などで伝える。それはこれから先も大事だと思います。
佐藤:それは間違いない。大事だと思います。僕もメールで気持ちを伝えるという感覚はないです。僕らはちょうど中学、高校生くらいから携帯電話が流行り出したんです。小学校のときは持っていなかったよね。だから、家に固定電話があって、友達の家に「佐藤ですけど、○○くんいらっしゃいますか?」と電話していたのは、そんなに遠い昔ではないです。
― ラブレターは、印刷ではなく手書きで?
佐藤:い、印刷!? ありえない・・・。
美沙:もちろん、手書きがいいですよ~。そのほうが「本当に好きなんだ」という気持ちがまっすぐ伝わると思います。やっぱり、告白するならラブレター。永遠にそうであってほしいですね。
― ラブレターをもらったらどうですか?
佐藤:絶対、嬉しいですよ。
あ、でも、ラブレターを持って体育館裏に呼び出すのは、意識してしまうのでやっちゃいけないと思います。サッと机の中に入れるとかさ、さりげなく渡す。
美沙:それか堂々とみんなの前で渡しちゃうとか。
佐藤:え?それアリ? その日、1日中、学校で話題だよ(笑)。凄いね、やっぱり琴子だね(笑)。
― 佐藤さんご自身は、実際にラブレターをもらった経験があるんですか?
佐藤:靴箱の中はあったかも。
※美沙、記者も「お~~!」と驚きの声があがる。
佐藤:でも、すごくタチの悪いイタズラでした(笑)。(美沙さんに向かって)書いたことある?
美沙:ありますよ~。直接渡しました。
佐藤:ステキ、ステキ!(拍手) 体育館裏?
美沙:いえ、普通に靴箱に入れて。「これ受け取ってください」って、言いました。振られましたけどね。
あと、女子高だったので、女の子からもラブレターもらったこともありますよ。見つけられると抱きついてこられたり(笑)。でも相手も女の子なので、「気持ちはうれしいのでありがとう。友達でいたいから仲良くしてください」と返事しました。
― 佐藤さんは同性からラブレターもらったらどうしますか?
佐藤:ノリだと思って、冗談だろ?ってなっちゃいますよ(笑)。
― お互いに、入江くんみたいな男性、琴子ちゃんみたいな女性のタイプはどうですか?
美沙:私は入江くんみたいな人、大好きですね。私自身も冷たい人がわりと好きで、相手にされていない感じがよけいに好きになっちゃう。優しくてかまわれるよりも、冷たくされる方かいいですね。追いかけるタイプ。どうにかして振り向かせたいですね。普通の人よりその勢いあるかも。冷たくされてもめげないです、追い掛け回します(笑)。
佐藤:琴子みたいなタイプはステキだと思います。何回振られても、まっすぐに一生懸命思って、そのために挑戦や努力して頑張るじゃないですか。できないこともあるけど、できないって決めつけずに行動する心に惹かれます。
― では、琴子みたいなタイプが好み?
佐藤:でも、僕の好きなタイプは違うんです。何事にも頑張る子は好きなんですが、琴子みたいな子よりも、もっとサバサバしているタイプが好きです。ボーイッシュな感じの人が好きです。
― 異性に対して好きな秋・冬のファッションや、好きな仕草は?
美沙:男の人がニットを着ているのが好きです。あと、スキニーにブーツインしている人。
佐藤:ちなみに、僕、今日(私服が)ニットです。(笑)
美沙:お~、ぜひ見てみたいですね(笑)
― ニットの好きな着こなしは?
美沙:カジュアルに。あまり着飾らない、シンプルが好きです。
佐藤:僕も女性のニット姿が好きです。フワッとしたニットに、スキニーパンツ。僕、スカートはちょっと苦手で。男性ってつい、女性の足に目がいっちゃうじゃないですか。スカートだと目のやり場に困る・・・というか、足見たら変態みたいだし。スキニーだったら安心なので(笑)。それにスニーカーとかでカジュアルに着こなしている人がカッコいい、可愛いいと思います。あと、ショートパンツ、いいですよね。ミニスカートは僕のなかで違うんですよ。「動きやすいからね」とサラッと履いて、上にオーバーサイズの服を着ているとカッコいい!って思っちゃいます。可愛いよりカッコいい方が好き。アスリート系の服とかね。
美沙:あと、メガネをかけている人が好き。普段メガネをかけている人が、ふいにメガネを外したときの仕草がいいですね。「お~!」て、なりますね。
(佐藤)僕はメガネかけないな。目がいいから・・・(と、ボソボソ・・・(笑))
佐藤:僕は、髪まとめる時と、解くとき。一瞬にして雰囲気が変わるのがいいですね。
美沙:やっぱり男性って動くものが好きなんですかね。イヤリングとかピアスとか。
佐藤:へぇ~そうなんだ。そうかもしれないね。確かにピアスは見ますね。よく見ているのは、耳とか髪なのかな?
― 制服はカッコいいのに、私服が×だったり、その逆だったという思い出はありますか?
美沙:そう思うと、私は女子高だったので、男子のチェンジした姿はあまり見たことはなかったですね。兄と弟がいるんですが、お兄ちゃんはオシャレで、制服はあまり似合ってないけど、私服はすごくカッコよかったですね。私、お兄ちゃん大好きなんです。弟は・・・
佐藤:弟に会わせてもらったことあるんですが、けっこうこんな感じですよ(自分を指して)。本当に似てる。話すトーンとか。これ(自分)をもっと元気にキラキラさせた感じですよ。
美沙:弟はスポーツ系男子ですね。
― 恋をすると女性はきれいになるとか、生活が明るくなるとか言われますが、本作も「恋」をテーマにした作品です。この映画を見るとどんな効能があると思いますか?
佐藤:琴子という何事にも挑戦するパワフルな女の子がいて、その明るいエネルギーを周囲の人々に与える影響力がとても大きいんです。だからこの物語のなかに、アンハッピーな人は一人もいなくて、嫌な人もいない。恋することで毎日明るく過ごしている琴子を見ることでハッピーになれるんじゃないかな。もちろん、キュンキュンしてほしいですけど、気分が明るくなる映画だと思います。
美沙:あと、女の子のメンタルが強くなる効能があるかも。
佐藤:これだけ冷たくされても、へこたれないもんね。
美沙:みんな、プライベートで何かあっても、「琴子ちゃんはここで絶対諦めないぞ」と思い出してくれたら「私はまだいける!」と思えるメンタル強さの効能があると思います。ポジティブになれる映画です。
佐藤:ほんと、直樹以外みんな笑ってるもん。
― 独身男性が観たらどうですか?
佐藤:琴子のことをステキだなって思って、みんな好きになるんじゃないかな?
直樹も現実離れしていますけど、琴子みたいな女の子ってなかなかいない。琴子みたいな子に憧れちゃうんじゃないですかね?
― 最後に映画の見どころとメッセージをお願いします。
美沙:「ハイスクール編」では、直樹と琴子は近くにはいるんですが、心の距離は遠い。その絶妙な距離感、心の距離を徐々に縮めていくバランスは見どころだと思います。女の子も自分を琴子ちゃんと自分を重ねて観てもらえたら嬉しいです。
佐藤:今まで他人に無関心にいきていた直樹が、琴子の明るい力で今までではありえない行動をしたり、琴子に影響され惹かれていくところも観てほしいです。そして、キャラクターがみんな明るくて楽しいドタバタ劇が続きますので、同じ世代の人にも観てほしいのはもちろんのこと、原作に忠実なカットになっていて、原作ファンの方も喜んでもらえるような作品になっています。さまざまな世代のみなさまにぜひ観にきてほしいです。
【佐藤寛太(劇団EXILE) プロフィール】
1996年6月16日生まれ、福岡県出身。
2015年、劇団EXILEメンバーに。その後、舞台「Tomorrow Never Dies ~やってこない明日はない~」、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』(16/監督:久保茂昭)に出演している。
【美沙玲奈 プロフィール】
1994年7月25日生まれ、福岡県出身。
映画や舞台への出演に加え、テレビドラマやバラエティなどで活動している。今作では新人ながらヒロインの座を射止める。
『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』
<ストーリー>
ある日突然、家族ぐるみの共同生活が始まった?!
高校3年生、万年落ちこぼれクラスのおバカ女子高生・相原琴子(美沙玲奈)は、入学式の時に一目惚れした超絶イケメンかつIQ200の天才・入江直樹(佐藤寛太)へ2年越しの想いを告白。こっぴどくフラれるが、ある事件をきっかけになんと一つ屋根の下で家族ぐるみの共同生活が始まった!入江と琴子の恋の行方はいかに…?
出演:佐藤寛太(劇団EXILE) 美沙玲奈
山口乃々華(E-girls) 大倉士門 灯敦生 石塚英彦 石田ひかり 陣内孝則 ほか
声の出演:水樹奈々(友情出演)
原作:多田かおる
監督・脚本:溝口稔
主題歌:Happiness「Always」(rhythm zone)
企画・制作:株式会社ミレ・ファクトリー株式会社アジアピクチャーズエンタテインメント
製作:「イタズラなKiss THE MOVIE」製作委員会
配給:ギャガ・プラス
(C)「イタズラなKiss THE MOVIE」製作委員会
(C)多田かおる/ミナトプロ・エムズ
公式サイト:http://itakiss-movie.com
11月25日より東京・TOHOシネマズ 新宿ほかにて全国公開中!
『イタズラなKiss THE MOVIE 2 ~キャンパス編~』2017年1月全国公開
『イタズラなKiss THE MOVIE 3 ~プロポーズ編~』2017年春全国公開
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