岡田将生&木村文乃が 1月10日(110(いとう))にちなんで
110番広報宣伝大使に任命!
木村文乃が“女優”で“アイドル”に!?
女性から圧倒的支持を受ける柚木麻子の傑作小説「伊藤くん A to E」が、岡田将生×木村文乃のW主演で映画化。いよいよ今週末12日(金)より全国ロードショーとなる。
映画公開を記念して、1月10日(水)=「伊藤(110)くんの日」であると同時に、「110番の日」でもあるとして、岡田将生と木村文乃が赤坂警察署から“赤坂警察署110番の日広報宣伝大使に任命され、そのお披露目イベントが開催された。
1月10日(水)が“伊藤(110)くんの日”であると同時に、警察庁により昭和60年に「110番の日」としても制定されている本日、本作の主演である岡田将生と木村文乃が、会場に詰めかけた110人を越える観客の前に拍手に包まれながら登場。
観客から大きな歓声を受けた二人は、なかなかない機会に、岡田は「光栄です」と照れ笑い。さらに、木村は「女優でアイドルの木村文乃です」と茶目っ気たっぷりにあいさつし、会場は大爆笑。実は、イベント前に赤坂警察署の深野義幸署長から「どういう風にご紹介すればいいですか?」と尋ねられた木村が「女優でアイドルです(笑)」と返したということが明かされ、「今日は楽しく過ごせそうです」と笑顔で会場の観客に手を振っていた。
早速、署長から「赤坂警察署110番の日広報大使」の任命証を手渡された二人は、警視庁のマスコットキャラクターであるピーポ君と仲良く笑顔で記念撮影。110番の日について説明を受け、「東京都内に1日に寄せられる通報件数」の予想を聞かれた岡田は「あてずっぽうですが、1000件くらい?」と自信なさげに回答。MCから少ないんですよ!というツッコミを受けると、2000件と細かく増やしたことで会場の笑いを誘い、思い切って「じゃあ5000件!」と回答。実際の件数が、回答に近い約4800件ということを聞くと、その件数の多さに驚いていた。さらに、木村には、その中でも緊急性のない通報件数の割合を聞かれ、「1割くらい?」と様子見な回答。岡田の回答と同じように、そんなに少なくないとMCに言われた木村は「じゃあ2割」と岡田同様の対応で受け答え会場の笑いを誘ったところで、実は正解も2割超程度とほぼ正解だったことが明かされ、木村は満足げな反応だった。
そして、今回は詰めかけた観客へ、広報大使の活動として岡田・木村の二人から配布するということで、リーフレットと交通事故防止のキーホルダーが二人の手によって手渡された。観客には二人の熱狂的なファンも多く、ふたりからリーフレットを渡されて感激した様子で二人と会話を交わすシーンもあった。会場には二人の任命を聞きつけて多くの観客が殺到し、熱気に包まれた。無事にプレゼントを渡し終えると、二人には署長から大使としての活動に対して感謝状が渡された。観客からの声援ににこやかに手を振る木村。岡田は撮影の際に敬礼ポーズも披露していた。
感謝状を渡された岡田は「110番と#9110を正しく使い分けてほしい」と110番に対する理解を求め、木村も「はやる気持ちは抑えられないので、自分のことより他の人が緊急かもしれないと考える余地がある方は110番と#9110のどちらが正しいかを選んで通報してほしい」と呼び掛け。今回大使に任命されることが初めてという二人は大変光栄と笑顔を見せ、木村は「木村大使、と呼ばれて、ちょっと男性になった気分だった」と笑いを誘った。今日が110番の日だったことを実は「知らなかった」という岡田。「先に映画『伊藤くん A to E』で“伊藤くんの日”という認識だった」と木村が言うと、二人は「“伊藤くんの日”と“110番の日”の両方の記念日にしたいですね」と提案。
「助けが欲しい時はありますか?」という問いに対し、「あまりないですね。あったかもしれないけど、気づいてないだけかも」と回答。危機を感じたこともなかったのかと聞かれると、「正月はずっと家にいたので感じなかった…」と年越しの様子を明かした。一方で木村はすぐに本編最後のクライマックスシーンについて「あのシーンは一発勝負なうえに長いセリフを切ることなく長回しで撮影したので、撮影の前日は誰か代わってくれないかと思ってた」と明かした。実は台本10ページを10分かけて長回しをしているシーンがあり、「このシーンがどうなっているのか気になった方は、劇場に行ってください」とすかさず映画をアピール。同じシーンについて岡田は「緊張してたけど、楽しんでた部分があったかな。一発勝負だったので、やってやるぞ!という気持ちでやらせていただいた」と撮影に挑んだことも明かしてくれた。
最後に、映画の見どころを聞かれた二人は「この伊藤くんという史上最低な痛い男が5人の女性を振り回す恋愛ミステリー。伊藤くんの真実がわかるシーンが見どころですね。女性も男性も楽しめる作品なので劇場で見てほしい」(岡田)、「ドロドロした恋愛の話かなと思われそうだけど、同性から見てもつらいところや、こういう男性が嫌われるんだなと思うけど、それだけで終わらない作品です。見ていただくと、いつも通る道が違うように見えるような、希望のある作品。見てもらえると気持ちが変わるのでぜひ劇場で見てほしい」(木村)と映画の見どころを語り、イベントは和やかに終了した。
<登壇者プロフィール>
岡田将生(おかだ・まさき) 伊藤誠二郎(いとうせいじろう)役
1989年8月15日生まれ、28歳、東京都出身。
【主な出演作品】●映画『天然コケッコー』(07年/山下敦弘監督)、『雷桜』(10年/廣木隆一監督)、『告白』(10年/中島哲也監督)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15年/瀬々敬久監督)、『銀魂』(17年/福田雄一監督)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』(17年/三池崇史監督)●TV「ゆとりですがなにか」(16年/NTV)、日曜劇場「小さな巨人」(17年/TBS)、「名刺ゲーム」(17年/WOWOW)」
木村文乃(きむら・ふみの) 矢崎莉桜(やざき・りお)役
1987年10月19日生まれ、30歳、東京都出身。
【主な出演作品】●映画『アダン』(05年/五十嵐匠監督)、『ピース オブ ケイク』(15年/田口トモロヲ監督)、『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』(16年/金子修介監督)、『RANMARU 神の舌を持つ男』(16年/堤 幸彦監督)、『追憶』(17年/降旗安康男監督)、『火花』(17年/板尾創路監督)、『羊の木』(18年2月公開/吉田大八監督)●TV「99.9―刑事専門弁護士―SEASONⅡ」(18年/TBS)
【STORY】
落ち目の脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)は、“伊藤”という男について悩む【A】~【D】4人の女たちの切実な恋愛相談を、新作脚本のネタにしようと企んでいる。心の中で毒づきながら「もっと無様に」なるよう巧みに女たちを誘導、そんな莉桜の前に“伊藤”(岡田将生)が現れる。“伊藤”は莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒。中身が無く、いつも口先だけの彼が、なぜか莉桜と同じ4人の女たちについての脚本を書いていくのだ。しかもそこには、莉桜のネタにはない5人目【E】の女が存在し…。“伊藤”の狙いは一体何なのか――。莉桜は、徐々に追い詰められていく。
出演:岡田将生 木村文乃 / 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆 / 田口トモロヲ・中村倫也 田中 圭
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
脚本:青塚美穂
音楽:遠藤浩二
主題歌:androp「Joker」(image world)
配給:ショウゲート
©「伊藤くん A to E」製作委員会
公式サイト:http://ito-kun.jp
1月12日(金)より全国ロードショー