Open Close

尾野真千子・向井 理・岸本加世子ら登壇! 映画『いつまた、君と ~何日君再来~』完成披露“お花見”試写会で仲良く鏡割り!

『どんなに貧しくても、父ちゃんとなら、笑顔で乗り越えられた。』
戦後の混乱期、日本を支えたのは「普通の暮らし」を生きた人々だった―。
親から子、子から孫へ受け継がれる、ある家族の“愛の実話”

タイトル

尾野真千子・向井 理・岸本加世子・成田偉心・
山本むつみ、深川栄洋監督 登壇!
完成披露“お花見”試写会で仲良く鏡割り!
初公開の“私の祖父母”トークも!

0418C

俳優 向井理が自ら企画し映像化を熱望した映画『いつまた、君と ~何日(ホーリー)君(ジュン)再来(ザイライ)~』が6月24日(土)より全国公開される。(配給:ショウゲート)

本作品の原作は、向井理の祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。向井理が大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿(90歳)をむかえた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。この原作をもとに向井理自身が7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作。
衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井理の祖父)と妻・朋子が、時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる、壮大な愛の実話。現代の朋子が書き綴った手記を、孫の理が1冊の本にまとめていく過程で、過去を振り返っていく回想形式によって語られていく。

キャストは、主演の芦村朋子役に尾野真千子。朋子の夫・芦村吾郎役に向井理、81歳となる現代の芦村朋子役に野際陽子、朋子の娘で理の母親である真美役に岸本加世子、朋子の父・忠役にイッセー尾形、朋子の孫・理役に、現役大学生で本作が本格的な俳優デビューとなる新人の成田偉心、吾郎の先輩で朋子と吾郎の恩人となる高杉幹夫を駿河太郎など、魅力的なキャストが勢揃いした。さらに、女優・高畑充希が主題歌を担当し、朋子と吾郎を結ぶ“運命の愛の歌”となった昭和の大ヒット歌謡曲「何日君再来(ホーリージュンザイライ)」を現代版アレンジで、詩情豊かに歌い上げている。

本日4月18日(火)、尾野真千子、向井 理、岸本加世子、成田偉心、脚本の山本むつみ、深川栄洋監督と豪華6名が登場し、劇中にも印象的に登場する桜をステージに咲かせ、完成披露“お花見”試写会を行った!映画に込めた想いや撮影現場でのエピソードや向井理自身の祖父母の実話というストーリーに絡め“私の祖父母”エピソードを披露!さらに、映画の完成を祝して全員で元気に鏡割りも行い今の季節にぴったりなお花見イベントとなった。

0418B

【イベントの内容】
桜の木を舞台にあしらえ、お花見を模した“お花見試写会”が行われた。主演の尾野真千子、向井理、岸本加世子、成田偉心、脚本家の山本むつみ、深川栄洋監督が登場すると観客から大きな拍手が巻き起こった。

尾野に主演のオファーをもらった時の感想を伺うと、「私のところにオファーのお話が来たときは、向井さんの企画作品と聞いていたので、向井くんが私をオファーしてくれたと思っていました。だけど違ったんです!(笑)今日までずっと勘違いしていました(笑)」と答え、向井が「僕はオファーしておりません!(笑)」と即答して観客を笑わせ、続けて「原作は自分の祖母の実話ですが、僕はそれがいつか映画になれば、という気持ちだけだったので…」と謙遜した。
本作を企画した向井はこの映画が完成して「まだ実感がわかないです。感慨深いものがあります。「ゲゲゲの女房」の時に脚本家の山本むつみさんにこの映画の企画を話したんですけど、今のタイミングで完成できてよかったです」と思いを語った。向井とは2回目の共演となる岸本は「生半可な気持ちでできないなと思って、本当に感心しました。尾野さんが演じた朋子さんみたいに、来世では素敵なパートナーに出会いたいな」と語り、本作で本格的な俳優デビューを果たし、朋子の孫にあたる“理(おさむ)役”を演じた新人の成田は「多くの方に支えられて演じることができました。ワークショップに参加し、向井さんの芝居を見て勉強させていただきました!」と緊張ながらに語った。岸本は「向井理に見える」と新人俳優成田に太鼓判を押した。

今回演じた夫婦の関係性について聞かれると「そういう夫婦を目指したいと思える夫婦でした。」と語る尾野。
「素敵な話があって…向井さんが幼少の頃、おばあさんにおじいさんを愛してる?と聞いたらおばあさんが“今でも愛してる”と答えたそうです!とても素敵なお話ですよね!私も言いたいと思った!」と興奮気味に、向井の素敵な幼少期エピソードを披露し、会場も温かい空気に包まれた。

“家族の愛の物語”ということで自身の祖父母のエピソードを聞かれると、向井は「大学2年ぐらいの時に祖父について知りました。僕の家族は亡くなった人のことをあまり多く語らないので、この手記を読んだ時にとても客観的に読みました。自分の家族の話とは思えなかったです。」と祖父について話した。本作で尾野真千子の娘役に当たる“真実”役を演じた岸本は「私の祖父は岸本菓子店という老舗のお菓子屋さんだったんですけど、その祖父も若くして亡くなり、祖母も大変な苦労をした話を聞きました」と懐かしみながらに自身の祖父を振り返った。

そこへ本作の大ヒット祈願として大きな酒樽が登場!
MCの「いつまた」という掛け声に、観客が「君と!」と応え、木槌を持ったキャストが勢いよく酒樽をたたき、観客の拍手とともに盛大な鏡開きを行い、全員で完成を祝した。
尾野は最後に「きっと泣けるんじゃないかなと思います。でも泣くばかりではなく最後にはほっこりできるとも思います。実話ですが、(普遍的な)家族愛を感じていただけると嬉しいです。」と締めくくり、向井も「たまたま祖母の手記が僕の周りに残っていたのでこのような機会をいただきましたが、戦後はほとんどの方が苦労されてきたと思うので、みなさんの家族のお話でもあると思います。戦後を生き抜いた方のお話を、亡くなってから聞いておけばよかったと後悔するんですけど、今家族の絆が希薄化していると言われる世の中で、少しでも家族の会話の糸口になれば嬉しいです。この映画が胸を張って世の中に送り出せる子供の一人となったなと思います。僕の大好きな昭和の匂いのする映画です。何かを感じていただけると思います」と改めて自身の思いを語った。

【ストーリー】
どんなに貧しくても、父ちゃんが私の誇りだった。私、やっぱり父ちゃんがいい。
81歳になった芦村朋子(野際陽子)は、不慣れな手つきでパソコンにむかい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、今まで知ることのなかった祖母・朋子(尾野真千子)と祖父・吾郎(向井理)の波乱の歴史と深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語
だった。そして、その中ではじめて語られる朋子の子供たちへの思い―。その手記は、進路に悩んでいた理(成田偉心)に、そして朋子に対してずっとわだかまりを抱いていた娘・真美(岸本加世子)の心に変化をもたらしていく-。

出演:尾野真千子 向井理 岸本加世子 駿河太郎 イッセー尾形 成田偉心/野際陽子
原作:『何日君再来』芦村朋子
主題歌:「何日君再来」高畑充希(ワーナーミュージック・ジャパン)
脚本:山本むつみ「ゲゲゲの女房」「八重の桜」
監督:深川栄洋「神様のカルテ」「60歳のラブレター」
製作:「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
配給:ショウゲート
(C)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
公式サイト:http://itsukimi.jp/

6月24日(土)より、全国ロードショー