「どんなに貧しくても、父ちゃんとなら、笑顔で乗り越えられたー。」
戦後の日本を支えたのは、「普通の暮らし」を懸命に生きた人々だった。
親から子、子から孫へ受けつがれる、ある家族の“愛の実話”。
俳優・向井理が企画、映像化を熱望した“愛の実話”!
様々な困難の中で寄り添う朋子と吾郎と、子ども達。
絆が見られるほっこり場面写真、一斉解禁
本作品の原作は、向井理の祖母・芦村朋子の半生記を綴った『何日君再来』。向井理が大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿(90歳)をむかえた祖母へお祝いとしてプレゼントしたものです。そして、この原作をもとに、向井理自身が7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作となっています。
衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井理の祖父)と妻・朋子が、時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる愛の物語となっています。現代の朋子が書き綴った手記を、孫の理が1冊の本にまとめていく過程で、過去を振り返っていく回想形式によって語られていきます。主演の芦村朋子役には、NHK連続テレビ小説「カーネーション」でのヒロイン役で一躍注目を集め、現在も映画やドラマで数々の賞を受賞している実力派女優・尾野真千子。度重なる不運に見舞われながらも、妻・朋子や子供たちの大黒柱であり続けた夫・吾郎役を、向井理が演じます。現場でも大の仲良しだった二人が、初の夫婦役として共演を果たしました。ほか、岸本加世子 駿河太郎 イッセー尾形 成田偉心(新人)、野際陽子など魅力的なキャストが勢揃いしました。また、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を高畑充希が歌い上げます。
何もかも恵まれている時代を生きる現代の人たちへ、《ただ、「大切なひと」さえいれば、そこに幸せはある》《人生でどんなにつらいことがあっても、“笑顔”の力で生きていける≫というメッセージを優しく伝えてくれる作品に仕上がっています。
さて、このたび、戦後の混乱期を懸命に生き抜いた朋子と吾郎の仲睦まじいツーショットなど劇中の展開を予感させる場面写真を解禁致します!まずは、たき火を前に草笛を吹く吾郎と寄り添う朋子という仲睦まじい写真。困難にぶつかっても笑顔を絶やさず乗り越えようとする象徴的な一枚です。また、81歳の朋子(野際陽子)と娘・真美(岸本加世子)の会話シーン。理がまとめた朋子の手記をきっかけに過去の思い出が蘇る感動的な“現代パート”の1シーンです。ほか、困難な場面で度々夫婦を救う、吾郎の先輩・高杉(駿河太郎)と吾郎が固く手を結ぶシーン、息子二人を両手に笑顔で天を仰ぎ見る朋子のシーン、吾郎が松葉杖をついて必死に歩くシーン、朋子の父(イッセー尾形)に小包を渡しながら沈痛な面持ちで頭を下げる朋子のシーン。戦後の混乱期を、笑顔を絶やさず歯をくいしばって生き抜こうとする2人の姿や、2人の周囲の人物が切り取られています。
【ストーリー】
芦村朋子は、不慣れな手つきでパソコンにむかい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは今まで知る事の無かった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だったー。
出演:尾野真千子、向井理 岸本加世子 駿河太郎 イッセー尾形 成田偉心 / 野際陽子
原作:『何日君再来』芦村朋子 主題歌:「何日君再来」高畑充希(ワーナーミュージック・ジャパン)
監督:深川栄洋「神様のカルテ」「60歳のラブレター」 脚本:山本むつみ「ゲゲゲの女房」「八重の桜」
製作:「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会 配給:ショウゲート (C)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
6月24日(土)より、TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー