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佐藤流司、「コールドシャワーのようにすっきりする映画!」とアピール! 高田夏帆は阿久津仁愛と10年ぶりの共演に感慨! 映画『邪魚隊/ジャッコタイ』終始和気あいあいの初日舞台挨拶

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映画『邪魚隊/ジャッコタイ』の初日舞台挨拶が、5月31日、東京から新宿バルト9にて行われ、主演の佐藤流司をはじめ、共演の阿久津仁愛、橋本祥平、小柳 心、廣瀬智紀、高田夏帆、玉城裕規、永井大の豪華キャストが登壇した。

映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ✕ステ】が<ミュージカル時代劇>というまったく新しいコンセプトで始動した、映画『邪魚隊/ジャッコタイ』。
本作は、どこか抜けている個性豊かな死刑囚4人が死罪免除を条件に、将軍おかかえの使い捨て特殊部隊【邪魚隊】として働かされているところへ、彼らと正反対の堅物な田舎武士が巻き込まれ、将軍の命で「人喰い鬼」退治に挑む様を描く、歌あり、笑いあり、涙ありの<ミュージカル時代劇>。監督は、映画『科捜研の女 -劇場版-』の兼﨑涼介。邪魚隊のリーダーでスリ師の鱗蔵を佐藤流司、姉を探す田舎武士・水野平馬を阿久津仁愛が演じ、邪魚隊のメンバーに橋本祥平、小柳心、廣瀬智紀ら実力俳優が顔を揃え、時代劇を舞台に個性豊かな凸凹チームと音楽が織りなす、魅惑の化学反応に期待が集まっている。

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公開初日を迎え、佐藤は「どの会場も満員ということでありがたい限りです」と観客に感謝の気持ちを表し、阿久津も「たくさんの方に観に来ていただいて嬉しいです」と喜び、「1年前に撮影した『邪魚隊』がついに公開するので、ワクワクしていました。映画の次は舞台もあるので、いい形で舞台に繋げられたらいいなと思います」と笑顔を見せた。

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死刑囚の隠密部隊となる【邪魚隊】だが、佐藤は「やっぱり追い詰められる人間を見ていると、“頑張れ!”と(応援したく)なる。逆境とか散りゆくものとかに熱いものを感じるんですって」とコメントするも、途中で言葉が出なくなり、隣にいる橋本が「感じろ!ってことですね(笑)」とフォローする一幕も。

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そんな橋本は「悪党ですが、悪にも悪なりの正義があって、それを見出さないとダメだなと。死刑囚の我々が愛くるしい集団だと思ってもらえるようにありたいと思いながら撮影に挑みました」と、演じるにあたっての心構えを述べる。

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廣瀬は「死刑囚で悪者なので、やっぱり悪に徹していたいなという気持ちがあって、いい奴らに見えないほうがいいなと考えました。ただ、邪魚隊は仲間であり家族のような存在のチーム。自分たちの仲間や家族に関しては必死になるんです。生(生きる)にしがみ付く様がちょっと滑稽になりながらも、一生懸命に生きていくところが愛らしいなと思ってもらえればと演じました」と述懐。

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小柳は「今みんなが喋ったことを踏まえて観ていただくと、より楽しめるんじゃないかなと思います(笑)」とアピールする。

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一方で、邪魚隊とは正反対の真面目な役を演じた阿久津は「時代劇自体が初めてだったので、袴を着て刀をさすという所作から指導いただきました」と緊張感を持って臨んだようだが、「クラインクインが平馬が変装しているシーンだったんです。まだ平馬をわかっていないのに違うパターンをやるというのが大変でした。流司くんはずっと麺をすすっているし・・・、最初からこのシーンは何だろうと戸惑いながらやってました(笑)」とエピソードを披露し、楽しそう。

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また、劇中で素晴らしい歌を披露する高田は、エキストラ90人の前で歌唱したことに「凄く光栄でした」とニッコリ。「私が歌姫をやるきっかけになったのは、Instagramで歌をアップしていたのを見たスタッフさんが声をかけてくれたことなんです。まさか、90人の前で歌うことになるとは・・・。ほんとに何が起こるかわからない」と、運命とチャンスに感謝。

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怪しい集団の教祖の用心棒を演じた玉城は「普段から“怪しい”って言われているんで、役作りはありません。等身大で立たせていただきました。プライベートで玉城が歩いていると思っていただければいいと思います(笑)」と、ハマり役を演じたことを明かし、会場の笑いを誘った。

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将軍・徳川吉宗を演じた永井は「実は将軍が躍るんです。躍るので(皆さんも)ぜひ踊ってください。8代将軍なので、馬に乗るのか乗らないのか、その上で踊るのか、下で踊るのか・・・」と、自身の踊りが気に入っている様子。

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また、「悪党には悪党を」という作品のキャッチフレーズにちなみ、それぞれが考える「〇〇には〇〇を」を発表することに。永井は「将軍にはダンスを」、玉城は「泡盛には塩を」と。高田は「高田には阿久津を」と回答し、10年ぶりに阿久津と姉弟役で共演したことを吐露し感激の面持ち。阿久津が「餃子には酢胡椒」と言うと、廣瀬も「ピザにコーラ、チーズバーガーにオレンジジュースを」と食べ物繋がりで答える。すると、隣に立つ永井がいきなり、廣瀬に肘を指さし、「ここは?」と問いかける。よくある「ピザ、ピザ、ピザ、ピザ・・・、ここは?」という遊びだが、廣瀬はいきなり「ヒザ!」と見事にひっかかる。その後も「ヒザ!」と答える廣瀬に、本人も会場も大爆笑!

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橋本が答えようとすると、佐藤が「スルメには代役を」と他の俳優と役を演じきったことを暴露。橋本も「その通りです」と認めつつ、自身の答えは「映画館にはメロンソーダを」と可愛い答えを出した。佐藤は「お前んちの庭、結構おっきいのう(“おまえんちの”には“けっこうおっきいの”を)」と、洒落の効いた答えを出し、会場を沸かせていた。

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最後に佐藤が「僕は朝にコールドシャワーを浴びます。とてもすっきりするんです。この映画も大変“すっきりする”作品になっています。何度でも観て楽しんでいただければ嬉しいです」と、いつもの佐藤節でメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

jakkomv_KV【FIX】

<映画ストーリー>
天下泰平の江戸時代。人々の平和な暮らしの裏側に、限られた者しか存在を知らない特殊部隊があった。その名も【邪魚隊】。鱗蔵(佐藤流司)、スルメ(橋本祥平)、鮒右衛門(小柳 心)、比売知(廣瀬智紀)からなる邪魚隊は全員が死刑囚。死刑免除の引き換えに、死と隣り合わせの危険な闇仕事を任される隠密部隊だ。
今回、邪魚隊に下された任務は、謎の集団・お太鼓教への潜入捜査。昨今、江戸の町では人が突然消える事件が続出。それらは人喰い鬼の仕業と恐れられ、一方でお太鼓教の教祖・安食満親(石井一彰)は鬼から人を守る救いの神として崇められていた。しかし、将軍・徳川吉宗(永井大)ら幕府はお太鼓教と鬼の関係に疑問を抱き、鱗蔵らのスリのスキルを駆使して教団からある物を盗み出すミッションを命じる。御典医・蓼丸玄庵(輝馬)によると、その「ある物」が、鬼退治に役立つという。
一方、そんな邪魚隊の前に一人の青年が現れる。彼の名は、水野平馬(阿久津仁愛)。生き別れの姉を探す旅を続けていた平馬だが、お太鼓教の歌姫・音御前(高田夏帆)こそが姉であると確信。真実を知るために、鱗蔵たちとともにお太鼓教に忍び込む。
だが、姉を救いたい平馬の行動が生んだアクシデントにより、鱗蔵たちは安食の側近・多々良(玉城裕規)に捕えられてしまう。さらに、目の前に現れた安食によって、鱗蔵の封印していた過去が甦る。
はたして邪魚隊はお太鼓教の陰謀から江戸の町を救えるのか。人喰い鬼とならず者たちの妖美にして痛快な戦いが今始まる。

【映画 2024年5月31日(金)公開】
出演 :
佐藤流司
阿久津仁愛 橋本祥平 小柳 心 廣瀬智紀
高田夏帆 姜 暢雄 輝馬 横山 涼 吉岡睦雄
玉城裕規 石井一彰 / 永井 大

脚本 :小西麻友 監督 :兼﨑涼介
音楽:和田俊輔 作詞:藤林聖子

【舞台 2024年8月、9月上演】
出演 :
佐藤流司
阿久津仁愛 橋本祥平 小柳 心 廣瀬智紀
輝馬 玉城裕規 ほか

脚本 :小西麻友
演出:毛利亘宏(少年社中)
音楽:和田俊輔 作詞:藤林聖子

公式HP: toei-movie-st.com/jakkotai/
公式X(旧Twitter): @toei_movie_st
公式Instagram : @toei_movie_st
著作権表記: ©2024 toei-movie-st ※映画舞台共通

映画『邪魚隊/ジャッコタイ』
5月31日(金)公開
舞台『邪魚隊/ジャッコタイ』
8、9月上演