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Snow Man渡辺翔太、メンバーから「怖がりのお前が」と不安がられるも、亀梨和也からのエールに感激! 映画『事故物件ゾク 恐い間取り』製作報告会見

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映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の製作報告会見が、3月16日、東京・コナミクリエイティブセンター銀座にて行われ、主演の渡辺翔太(Snow Man)をはじめ、共演の畑芽育、吉田鋼太郎と、中田秀夫監督が登壇した。

シリーズ累計25万部突破の松原タニシのベストセラー「事故物件 怪談恐い間取り」シリーズを基にした映画『事故物件恐い間取り』。そのシリーズの最新作映画『事故物件ゾク 恐い間取り』が7月25日(金)に公開される。今作では新たな主人公・「事故物件住みますタレント」として活動を始める桑田ヤヒロの物語。テレビ番組やSNSのためのネタ欲しさに事故物件を転々として、それぞれの物件に隠された謎に迫っていく。
前作に続き中田秀夫監督がメガホンを取り、やさしく人一倍取り憑かれやすい桑田ヤヒロを渡辺翔太(Snow Man)が演じ、ヤヒロと惹かれあうヒロイン・春原花鈴を畑芽育、ヤヒロが所属する芸能事務所社長の藤吉清を吉田鋼太郎が務める。

映画単独初主演でホラー映画出演も初めてという渡辺は「監督は日本のホラー映画を牽引する中田監督。そして、鋼太郎さん、畑さんほか名だたるキャストがいて、前作は先輩の亀梨和也くんがやられていて、しかも大ヒットしたということで、もうプレッシャーが・・・。本当に背筋が伸びる思いで、はい。挑戦させていただきました」と心境を口にし、「撮影はクランクアップしましたが、緊張感はまだ保たれたままです。盛り上がる夏にしたい。宣伝活動、プロモーションもいっぱい頑張りたいと思っています」と意気込んだ。

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中田監督は「これまでホラー作品はたくさん撮ってきていますが、今回はある物件ではちょっと『リング』を思い出しながら、ある物件では第1作目の『女優霊』を思い出しながら、非常に楽しくホラーを撮りました」と満足気。「前作に続く“身近感”にご期待いただければ」とアピールする。

撮影はとても順調だったようで、「順調に過ぎて毎日早く帰るという・・・」と畑。渡辺も「めっちゃ早く終わる日とかあって。監督が“この時間までにこれを撮り切る”みたいなのをその日の朝に予測しているようで。畑さんは、すぐバーっと。女優さんは帰るのが早いなって・・・(笑)」と言い、畑が慌てて「いやいや、そんなことないです(笑)」と返し、会場の笑いを誘った。

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今作で中田組初参加となった吉田は、「世界に冠たるホラー映画巨匠だし、現場も重苦しい空気だったらどうしようかなと、少し構えていたんですけど、現場は活気にあふれていて、中田さんの人柄がまぁ素敵! 現場に行くのが楽しみでしたね。“中田天皇”じゃなくてもの凄く謙虚。自分の頭の中でちゃんと画もありますし、周りの話もちゃんと聞く。中田監督を大好きになりました」と監督を称える。

主演の渡辺について、監督は「俳優さんもアスリート似ている面もあるなと思って。渡辺さんは、畑さん、吉田さんほか主だったキャストのほとんどの方とリハーサルを積んで現場で出していくんですが、吉田さんとのお芝居も長く見ていられたのはかなりの驚き。その後もワンカット、ワンカットをリラックスしつつ集中してくれているので、アスリートがよく言う“ゾーン”“スーパーゾーン”に毎日自分を持っていっているなと思いました」と大絶賛。

監督の言葉に照れる渡辺だったが、「監督がカメラを回す前に、『どういう思いでこうだよ。こうやった方がいい』と色々ご教授してくれるので、それに応えられるように集中して全力で挑みました」と胸を張り、「監督にそう言っていただけたのは、今後の自分への自身にも繋がる思いです」と喜んでいた。

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畑は「渡辺さんはセリフを間違えたり、噛んだりミスすることがなく完璧でした。私もやりやすかったですし、ご一緒できて凄く光栄でした」と吐露。吉田も「集中力が凄い! 監督はちょっとした表情や、ちょっとした声の大きさとかオーダーが細かいんですが、そこをちゃんとコントロールできるんです」と褒めちぎる。

渡辺は「逆に、僕の方が監督含め、畑さんや鋼太郎さんに引っ張ってもらいご教授いただきながらやらせていただきましたので、お褒めの言葉をもらえるのは本当に恐縮です」と謙虚な気持ちで返した。

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また、撮影現場では急に照明が割れたりしたこともあったそうだが、渡辺は「劇中にある『なんでも霊のせいにすんな』というセリフを思い出していた」と言いつつ、「逆に霊のせいにした」と告白。「寝坊して数分入りが遅れてしまった時があったんですが、『金縛りあって・・・』と言い訳しました」と明かしながら「『またぁ~』じゃなくて『え?ほんとですか?』と返ってきて。あ、騙せたなと思った(笑)」といたずらな笑顔を見せていた。

Snow Manのメンバーの反応を聞かれると、「『怖がりのお前ができるのか?』と心配されました。いろんな企画でお化け屋敷などに行くことが多いんですけど、本当にその場面で腰抜かしちゃったり絶叫したり。本当に怖いのが駄目なので不安がられましたね」と苦笑い。

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この日の会場は、劇中の間取りをあしらっており、実際に撮影に使われた汚れたセーラー服や日本人形などの小物があり、恐怖感を醸し出している。そこで突然会場が真っ暗になり、スクリーンに映し出されたのは前作主演の亀梨和也。亀梨は「今回最新作で渡辺翔太くんがヤヒロを演じたということで、初主演おめでとうございます! こうやって後輩である渡辺くんが作品を引き継いでくれるということは非常に僕自身も嬉しく思っております。最新作では、さらにスケールアップした事故物件が出てくるということで、自分が演じさせてもらったときのエンディングも結構インパクトあったので、今回はどういった結末を迎えるのか僕も注目したいなと思っています。素敵なゾクッとするような夏になるようにプロモーションを頑張っていただきたいなと。ただ身の安全はしっかり確保してくださいね」と前作の先輩らしいアドバイスとともにエールを送った。

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渡辺は「亀梨くんとは縁があるんです。この作品以外にも亀梨くんが出演していた舞台を引き継いだ経験もあります。今回もそうですが、亀梨くんがお仕事のレールを引いてくれたものに僕が後から継がせてもらったので、本当に感謝しています。前作に負けないようにこの作品もヒットさせられたらいいなと思います」と力を込めた。

『事故物件ゾク 恐い間取り』
■原作:松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズ(二見書房刊)
■監督:中田秀夫
■出演:渡辺翔太 畑芽育 吉田鋼太郎
■企画・配給:松竹
■制作プロダクション:松竹撮影所
■公式X:https://x.com/jikobukken2025
■公式Instagram:https://www.instagram.com/jikobukken2025/
■公式TikTok:https://www.tiktok.com/@jikobukken2025
■公式サイトURL:https://movies.shochiku.co.jp/jikobukken-movie/
■クレジット:(C)2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会

この夏、映画館で、ゾクる!
2025年7月25日(金) 全国公開