キアヌ・リーブス主演映画『ジョン・ウィック』が、10月16日より公開されることを記念し、プロモーションのため来日中のキアヌが9月30日、東京・ディファ有明にて行われたジャパンプレミアに出席し、日本のファンと交流を楽しんだ。
7月に開催された鈴鹿8時間耐久ロードレースに登場して以来64日ぶりに来日したキアヌ。大歓声に迎えられ、まずはジョン・ウィックの愛車マスタングをバックに写真撮影。その後、レッドカーペットを闊歩し笑顔でファンサービスに応じた。ブラックスーツに身を包んだキアヌは、映画のジョン・ウィックそのもののカッコ良さで、ファンはドキドキ。会場のあちこちから黄色い声援があがっていた。
場所を移した舞台挨拶では、あらためて「ミナサン、コンバンハ!」と日本語で挨拶。親日家としても知られるキアヌだが、日本の魅力を尋ねられると、「日本は光が美しい国。日本の人たちは素晴らしい。僕はいろんな日本の方と仕事しているが、みなさん素晴らしい方ばかり。食事も美味しいし、日本文化・建築物も素晴らしい。日本に来るのは本当に楽しいですね」とベタ褒め。
本作は、裏社会から足を洗い、愛を知り平穏な日々を送っていた、伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、愛するものを全てを奪われ、怒りに震え再び“殺し屋魂”を解き放つ復讐劇。
『マトリックス』のキャスト&スタッフが、強力タッグを結成。ガンとカンフーを組みあわせた、究極のアクション新銃術“ガンフー”で話題沸騰。すでに続編も決定する人気ぶりだ。
出演を決めた理由を「ジョン・ウィックというキャラクターがとても魅力的だった。アクション満載で情熱的。コメディも散りばめてあって脚本が素晴らしい」と語る。アクションについても「キャラクターに共感できるリアクションを追求している」と、こだわりを示し、「役者には負担がかかるけど、頑張りました。監督も編集でごまかさず、長回しで撮っている。柔道あり、ガンアクションありの新柔術を“ガン・フー”と命名しました。カーアクションもあって、名付けてカー・フーと言います(笑)」と自慢げに笑った。
またこの日は、オリンピック柔道男子60キロ級で3度の金メダルを獲得し、8月に現役引退を表明した柔道家の野村忠宏氏が駆けつけ、「ジョン・ウィック」と書かれた黒帯をキアヌにプレゼント。
これには「イッツ、クール!」と大喜びのキアヌ。写真撮影のため、スタッフがいったん預かろうとすると、「イヤだ!」と離そうとしない一幕も。「野村さんのような素晴らしい方からプレゼントをいただき大変光栄」と恐縮し、「柔道は今回初めて挑戦。相手は投げられるのを分かっているから、ちゃんと受けてくれました。初心者なので訓練を重ねて頑張りました」と明かした。
一方の野村も、「若い頃から『マトリックス』などの映画を見ているので、オリンピックとは違う緊張で震えています」と語るも、続編撮影に向けての新技の話題になり意気投合。“大外刈り”を身振り手振りで伝授した。
キアヌが野村に「続編にぜひ来てもらえるならうれしいです」と声をかけると、「リップサービスでも嬉しいです。僕なら1番の師匠になれると思いますよ。撮影が終わったと聞くまでは、体を鍛えて待ってます!」と笑顔で答えていた。
この秋、ノンストップ・キリングアクションが日本を撃ちぬく!
映画『ジョン・ウィック』
出演:キアヌ・リーブス『スピード』『マトリックス』シリーズ、ウィレム・デフォー『プラトーン』、イアン・マクシェーン『パイレーツ・オブ・カリビアン』
監督:チャド・スタエルスキ(「マトリックス」スタントコーディネーター/スタント)、
原題: JOHN WICK
配給:ポニーキャニオン R15+
公式 HP http://johnwick.jp/
コピーライト:Motion Picture Artwork (C)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (c) David Lee
10月16日(金) TOHOシネマズ新宿ほか全国公開!