★田中圭 主演最新作!禁断の扉をひらく衝撃作が遂に映画化★
『女子高生に殺されたい』
田中圭・大島優子他登壇!
“死んでも叶えたい夢”とは!?
『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などの鬼才・古屋兎丸の画業 20 周年記念作品として発表され、衝撃的な内容かつ圧倒的な読み応えで話題を呼んだ同名コミックが、遂に禁断の映画化。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ、前代未聞の “自分”殺害計画を描く本作『女子高生に殺されたい』。主人公・東山春人を『総理の夫』『そして、バトンは渡された』『あなたの番です 劇場版』など話題作への出演がつづく、田中圭が演じる。
4月1日(金)の全国公開を控えた3月23日(水)に都内にて、主演の田中圭をはじめ、大島優子、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずきの豪華キャストと、城定秀夫監督が登壇の完成披露上映会が行われた。
『女子高生に殺されたい』という衝撃的なタイトルのオファーについて田中は「原作を読んだとき、どういう映画になるのか想像もつきませんでした」と振り返る。その後、出来上がった脚本を読んだときには、役と映像の仕上がりを想像し、城定監督との初タッグにもワクワクしっぱなしだったとニッコリ。「役作りのしようがない役」と苦笑いしながら、「東山春人の気持ちに近づこうと、女子高生に殺されたいと思おうとするのもなかなか難しく…。これという役作りは特にしません」と報告し、「いつもこんな感じの役作りですみません」とコメントし会場の笑いを誘った。
もともと原作の漫画を読んでいたという南は「やったことのない役柄で、やりがいを感じながら楽しくお芝居ができました」と満足の表情を浮かべた。田中との共演の感想を訊かれると、撮影時の田中を思い出したのか小さく「プッ」と吹き出し、「漫画よりも狂気が増した気がしました」と原作以上の迫力だったことを明かした。
河合は「表情やセリフがほとんどない役」と説明し、「基本的には原作の再現、コピーをしようという思いで演じました」と役作りについて語った。また、撮影現場の思い出は南のある行動だったと微笑む。「撮影後、みんな疲れてぐったりしていたのに、夜の公園でカエルを手にマネージャーさんを全力疾走で追い回していました」と暴露。これに対し南は「カエルの苦手なマネージャーさんだったので、追いかけちゃいました」といたずらっぽい目で微笑んでいた。
原作にないキャラクターを演じた莉子は「(見本がないので)自分で考えて演じなければならなかったので難しかったです。現場の空気感とキャストのみなさんとのキャッチボールを大事にしながら演じました」と役へのアプローチを振り返った。茅島と喧嘩をするシーンは序盤の撮影だったため、「つかんでいいですか? ぶつかります!」と確認しながら挑んだという。莉子と茅島は別の作品でも共演が続き、今ではすっかり仲良しになったことも明かしていた。柔道シーンに挑んだ茅島は「体育の時間でしか柔道経験がなかったので、背負い投げとか絞め技を教えてもらい、たくさん練習しました」と見どころをアピールしていた。
田中演じる東山春人の元恋人役を演じた大島は、これまで5、6度田中と共演しているという間柄。「毎回役柄や関係性が違うので、また新しい一面を発見しました」とニコニコ。続けて「でも、撮影の合間は変わらぬ田中圭で、安心感ありでした。ちょっと猫背気味で、ダラっとした感じで寄ってきます」と解説を添え、撮影中の田中の様子をモノマネ付きでファンに伝えていた。共演経験も多い田中と大島はこの日のトークでも息ぴったり。田中が「女子高生役のキャストがみんな若くて、キラキラしているので、大島さんが現場に入ったときは“仲間来た〜!”と安心しました」とニヤニヤ。鋭く「おい!」とツッコミを入れる大島に対しすかさず「キラキラの種類が変わったという意味だよ」と返した田中。キラキラしている目を見るだけで罪悪感を感じたままではいけない、現場では堂々と芝居をしなければ、と感じた田中は「走ったらキラキラするかも」と思い立ち、撮影前には走り込みをしたという。「今思うと、キラキラを出すための走り込み、今回僕が唯一やった役作りかもしれません」とうれしそうに解説。「大島さんの存在は本当にありがたかったです。センスもいいし、純粋にお芝居を楽しめる人」と共演の感想を伝える田中に大島は「ありがとうございます! 私もキラキラしようと思います!」と返答し、会場は笑い声と大きな拍手に包まれた。
城定監督は「田中さんも役作りのしようがないとおっしゃってましたが、映画にするうえでも想像でやるしかない部分がありました」とコメント。キャストに委ねる部分が大きかったと振り返り「撮影から数日後には、リアルな高校のクラス感が出ていました。田中さんが本当の先生のようにクラスをまとめてくれたのだと感謝しています」と田中に向かって深々とお辞儀をしていた。
イベントでは主人公・東山春人にちなみ「死んでも叶えたい夢」についてのトークも。城定監督は「本作の原作、古屋兎丸先生の漫画に出会ったのがちょうど大学生の頃。映画監督になりたいと思ったのもその時期で、今、まさに夢を叶えている状況です」と胸を張る。大島は「役の幅を広げるためにも“巻き舌”ができるようになりたい」とコメント。特技がゴルフだという茅島は「プロを目指してゴルフをやっていました。目標はベストスコア70を超える、60を出したいです!」と力強く宣言。免許を取得したばかりだという莉子は「高速道路に乗って、グランピングに行きたいです」と目を輝かせた。河合は「死んでも叶えたいと思いたいくらいの夢を作りたい」と今後の展望を語る。巨大生物、凶暴な生物が大好きだという南は「ホオジロザメを生で見たいです!」と野望を語った。田中は「真面目に話すと…」と前置きし、「日本のチームで作った作品で世界と戦いたい」と、今回の現場を通して作品作りの楽しさを改めて実感したことを明かしていた。
最後の挨拶で田中は「あまりにも危険な願望を持った男の自分殺害計画の9年間が描かれる作品です。かっこいいカメラワーク、緻密に練られたストーリーにワクワクすると思います。と同時に、何を見せられているんだろうという気持ちにもなる映画です(笑)。危うさ、かっこよさを感じて楽しんでほしいです。なかなか観ることのできない力を持った映画です。不思議な2時間を体験してください」と作品の魅力をアピールし、イベントを締めくくった。
『女子高生に殺されたい』
<ストーリー>
女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中圭)。人気教師として日常を送りながらも “理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に、“これしかない完璧な計画”を練ってきた。彼の理想の条件は二つ「完全犯罪であること」「全力で殺されること」。明るく平和な学園内で、静かに着実に男の計画は進んでいく―。
出演:田中圭 南沙良 河合優実 莉子 茅島みずき 細田佳央太 / 加藤菜津 久保乃々花 キンタカオ / 大島優子
原作:古屋兎丸「女子高生に殺されたい」(新潮社バンチコミックス)
監督・脚本:城定秀夫
音楽:世武裕子
制作プロダクション:ダブ
企画・配給:日活 ©2022日活
■公式サイト:http://joshikoro.com/
■Twitter: https://twitter.com/joshikoro_movie
■instagram:https://www.instagram.com/joshikoro_movie/
2022年4月1日(金)全国ロードショー