世界一の超大作『ジュラシック・ワールド』来日記者会見！

in CINEMA, Report(CINEMA) · 2015/07/15

Tags: コリン・トレボロウ監督, ジュラシック・ワールド, タイ・シンプキンス, ニック・ロビンソン, ブライス・ダラス・ハワード, 木村佳乃, 松岡茉優, 玉木宏

左から、ニック・ロビンソン、木村佳乃、ブライス・ダラス・ハワード、玉木宏、コリン・トレボロウ監督、
松岡茉優、タイ・シンプキンス

ハリウッドのメガヒットメーカー、巨匠スティーブン・スピルバーグのシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』の日本公開（8月5日）を記念し、ヒロイン・クレアを演じたブライス・ダラス・ハワード、クレアの甥・グレイを演じたタイ・シンプキンス、ザックを演じたニック・ロビンソン、そしてコリン・トレボロウ監督が7月13日、都内のホテルにて来日記者会見を行った。会見には、日本語吹替え版声優を務めた玉木宏、木村佳乃、松岡茉優も同席し、日本公開を祝った。

公開から1ヵ月もたたずに全米歴代興収トップ5に躍り出し、まさに社会現象とも言える“ジュラシック・フィーバー”の勢いは止まらない。第1作の『ジュラシック・パーク』から22年を経て、スリルと興奮・夢のテーマーパーク『ジュラシック・ワールド』が遂にオープン。

世界最後の公開となった日本でのプロモーションに、「とても楽しみにしていました。今日この場に来ることができ本当に嬉しいです」と笑顔で挨拶したコリン監督。「ジョン・ハモンドの夢を実現することができました」と自信をみせる。製作総指揮のスティーブン・スピルバーグから直接指名を受け、「彼（スピルバーグ）は、ずっと続編を作りたいと思っていたのですが、それは“作る意味のあるもの”でなければいけなかった。過去の作品を模倣するのではなく、まったく新しい今の現代の若者ためのジュラシック・パークを作ること。それが達成できたと思います」と胸を張った。

約6年ぶりの来日となるブライスは、「私が12歳の頃に『ジュラシック・パーク』を初めて劇場で観た時のように、今の若者たちも夢中だと知りワクワクしています」と、大反響に満足げ。また、11歳のときに父のロン・ハワード監督と来日したことがあるそうで、「日本の観客のみなさんが素晴らしかった。映画への愛情を感じた美しい思い出があります。今回、誰よりも来日を楽しみにしていました」と感激の面持ち。

ジュラシック・パークを訪れる兄弟を演じたニックとタイも来日を喜び、「素晴らしい作品に参加できて光栄。日本のみなさんにも映画を観ていただいて恐竜を好きになってほしいです」とコメント。「大きな反響に興奮しています」とニック。「恐竜は大好き。僕自身がこの作品の大ファンなんです」と話すタイは、「想像力をいっぱい使っての撮影でしたが、恐竜に追いかけられていると思うだけでワクワクして楽しかったです」と無邪気に笑い、「でも、大変だったのは恐竜のシーンではなくて、滝からジャンプするシーン。僕、高所恐怖症なんです(笑)」とエピソードを披露し、場を沸かした。

本作で登場する透明な球体「ジャイロスフィア」は、CGではなく実際に作ったものだという。「子供たちが見て、あのジュラシック・パークに行ってみたいと思ってくれたら嬉しい。リアルに乗っているので、感情移入ができると思います」とコリン監督。実際に乗って撮影したタイは、「うわ～！面白そう！イケてる！と思って乗り込んだんだけど、実は居心地悪くて。エアコンとかシートとか、もう少しどうにかならないかと思ったけど･･･。でもかなりイケてる乗り物でしたよ！」と言って、会場の笑いを誘った。

さらに、日本語吹替えキャストの玉木宏、木村佳乃、松岡茉優が登場。
主人公・オーウェンを演じた玉木は、「13歳のときに見た『ジュラシック・パーク』に、こうして関わることになるとは思ってもいませんでした」と参加を喜び、「日本のファンも公開を待ち望んでいます。大ヒットすると思います」と太鼓判を押す。各国のプロモーションで吹替えキャストに会うのは初めてだというコリン監督は、「声は個人のキャラクターが出るのでとても重要な部分。日本の俳優さんたちは素晴らしい」と絶賛した。

叫ぶシーンが多く声が潰れてしまったと語る木村はクレア役。同じ3歳の子供を持つブライスに、「うちの3歳の長女と一緒にお台場に遊びに行きたいですね」と話しかけると、嬉しそうに微笑むブライス。「演技をしないで同じエネルギーで声を出すのは本当に大変なこと。凄いです。こんなに美しい方に私の声を担当していただき、ありがとうございます」と木村を称え、感謝の気持ちを伝えた。