映画『覚悟はいいかそこの女子。』の完成披露試写会が9月12日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の中川大志をはじめ、共演の唐田えりか、伊藤健太郎、甲斐翔真、若林時英、小池徹平、井口昇監督が舞台挨拶に登壇した。
本作は、椎葉ナナの同名漫画を実写化。“超イケメン”だけど恋愛経験ゼロの“究極ヘタレ男子”古谷斗和の恋を描く青春ラブコメディ。主人公・斗和役を中川、斗和が恋に落ちる学年一のクールビューティー・三輪美苑役を唐田、斗和の恋敵となる美術教師・柾木役を小池、斗和の友人を伊藤、甲斐、若林が扮する。また、本作のエピソードゼロとして、6~7月にTVドラマ(全5話)が放送され、映画公開の期待値がますます上がっている。
会場後方からキャスト陣が登場すると、割れんばかりの歓声が響き渡ると、中川は「映画はドラマよりパワーアップした内容になっています。どう観てもらえるか、緊張しています」と話すと、唐田も「今日初めて皆さんに観ていただくので、本当に緊張ですね。今日を迎えられて良かったです」とニッコリ。中川と年齢がひと周り違うという小池は「大志が休憩中に一緒にご飯食べてくれたんです(笑)。和気あいあいと迎え入れてくれてよかったです」と嬉しそうに笑った。
撮影中のエピソードを聞かれると、「(撮影で)余った野菜でプチバーベキューをしたりして盛り上がってましたね」と、中川。井口監督は「みんな本当に仲が良くて。ファミレスのシーンで撮影用に用意したフライドポテトが、テストの段階でなくなっちゃったり・・・。リハの前に(笑)」と暴露する場面も。
中川、伊藤、甲斐、若林のヘタレ男子チームは、映画にちなみ「ヘタレ男子脱却!男の三番勝負」と題しゲームで対決。まずは、ストップウォッチで10秒ちょうどを当てる勝負。伊藤や甲斐に話かけてちょっかいを出す中川は14秒09という結果。この結果は10秒45を記録した甲斐がトップに。中川は、伊藤に「人の邪魔ばっかしてるからそうなるんだよ!」とたしなめられる始末。
次は電流が流れるペンを握ったときのリアクションを競うもの。みんなビビってスイッチを入れるも、伊藤は大きく飛び跳ねかなりの痛がりよう。そんな中、若林だけは「「ずっと押していられますね」とクールに語ると、3人は若林の坊主頭を触って「ここから電磁波が逃げてるんじゃないの?」と大笑い。
最後は、それぞれが与えられたシチュエーションで意中の女子に思いを伝えるという「告白対決」に!ランダムに選ばれた告白相手とシチュエーションに応じ、即興でオリジナルのセリフを披露する。
若林は、「部活のマネージャーにバイト先で」。甲斐は「先輩におうちで」を照れながらも披露。伊藤は「同級生に遊園地で」という設定で、最後に「俺じゃダメか?」と決めるも恥ずかしそうにすぐにステージ袖に下がる。そして、中川は「後輩に放課後」という設定で挑戦。「じゃあ、同じ委員会の女子で、放課後に居残りをしているような感じで」と説明してスタート。手をドンと客席に向けて伸ばし「俺の彼女になってくれるか」と決めると、会場から悲鳴にも似た歓声があがる。伊藤らが、「なにを押さえてるの?」と不思議そうに聞くと、中川は「壁。壁ドン!」と説明。それでも首をかしげて中川のジェスチャーのマネをしておもしろがる3人。その後、唐田、小池、井口監督が厳正に審査し、1番の愛され男子は甲斐、1番のヘタレ男子は中川が選ばれた。
結果に不服そうな顔をする中川だったが、「この役に選ばれたときから、監督は僕のヘタレな部分を見抜かれてたということですかね?ありがとうございます」と笑った。
『覚悟はいいかそこの女子。』
【STORY】
幼い頃から女子に囲まれてきた超絶イケメンの“愛され男子”古谷斗和(ふるや とわ)。女性からチヤホヤされ、自分はモテると思い込んでいる斗和だが、実は付き合った経験ゼロ、自覚ナシの非リア充男子だった!
ある日、同級生から「お前は観賞用男子だ!」と指摘された斗和は、その汚名を払拭すべく学年一の美少女・三輪美苑
(みわ みその)に告白するも、「安っぽい告白」と一瞬でフラれる始末。その後、躍起になって何度もアプローチをするが、撃沈の連続で…。「俺はヘタレだ!」と自覚し、人生で初めて本気で恋した相手に認めてもらうべく、見た目はイケメン、中身はヘタレな男子が、本気で大奮闘! 見事ヘタレを克服し、初彼女をゲットできるのか!?
【出演】 中川大志 唐田えりか 伊藤健太郎 甲斐翔真 若林時英 / 小池徹平 他
【原作】 椎葉ナナ「覚悟はいいかそこの女子。」(集英社マーガレットコミックス刊)
【監督】 井口 昇(『ブルーハーツが聴こえる』、『ライヴ』、『ロボゲイシャ』他多数)
【脚本】 李 正姫 (「ホテルコンシェルジュ」、「真夜中のパン屋さん」他多数)
【企画・プロデュース】 木村元子(『きょうのキラ君』、『L♥DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』)
【主題歌】 ナオト・インティライミ「ハイビスカス」 (ユニバーサル シグマ)
【コピーライト】©椎葉ナナ/集英社 ©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
公式サイト:https://www.mbs.jp/kakugo/
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2018年10月12日(金) 全国ロードショー