《 日本・ベルギー友好150週年記念映画 》
最高にハッピーな結末に、欧州各国で熱狂的支持を得た痛快!
ミラクル・コメディ!!
ジャコ・ヴァン・ドルマル監督来日記念
認定式イベント
NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」子役の内田未来ちゃん、世界デビュー?!
ジャコ・ヴァン・ドルマル監督「女神役を演じてほしい」
アスミック・エース配給、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督、ピリ・グロワーヌ、カトリーヌ・ドヌーヴ出演『神様メール』が、5月27日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーを迎える。
本作は、本年度ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート、本年度ベルギーアカデミー賞(マグリット賞)最多主要4部門(作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞)受賞、本年度カンヌ国際映画祭監督週間正式出品など世界中で高い評価を得ている作品。
─ある日余命を知らせるメールが神様のパソコンから全人類に届いた。大パニックな世界で、少女エアが旅に出て人々のお悩みを解決!ラストに届く最高にハッピーな”神様メール”とはー? 本作は、とにかくかわいい神様の娘10歳のエアが人々を幸せにするヘンテコで小さな奇跡を起こしていく痛快なコメディ映画で、「トト・ザ・ヒーロー」(91年/カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞)のジャコ・ヴァン・ドルマル監督による6年ぶり4本目となる最新作は、フランス、ベルギー、スイスでは公開初週の興行成績ランキングでそれぞれ第1位となる大ヒットを記録するなど、最高傑作との呼び声が上がっている。
4月12日、今年日本・ベルギー友好150周年を記念する映画として本作が選ばれ、ギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー大使より、5年ぶりの来日を果たしたジャコ・ヴァン・ドルマル監督へ本作を記念映画として認定するセレモニーをベルギー王国大使館にて行った。本作の主人公で、神様の娘エア(10歳)が、人々を幸せにしていく旅に出るというストーリーであることから、同じくその笑顔で毎朝人々を幸せにしているNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で主人公の子供時代を演じて人気を博した内田未来ちゃんが、本作の応援隊としてお祝いに駆けつけた。
■一言挨拶
ジャコ・ヴァン・ドルマル監督(以下、ドルマル監督) 「日本に来るのは、毎回楽しみです。今回で5回目の来日です。実は、私の名前にも”ジャコ”(魚のじゃこ)という日本語が付いております。」(会場、爆笑)
■本作の設定について、構想を思いついて理由
ドルマル監督 「まず、一つ目のアイデアは“もしも、神が存在するとしたら”でした。絶対神はきれいなところに住んでいないと思ったので、フランスではなく、東京でもなく、いつも雨が降っているベルギーだと。そして、もう一つのアイデアは“神に娘がいる、奥さんがいる。”という設定でした。よく、神様と息子の話は出てますが、女性の話はあまりされていない。そこで、女性が主体になって何かをする、というのが面白いかなと思いました。男性が作ったフェミニズムな映画ではないでしょうか。そして、この映画で最も伝えたかったのは、人が「人生は短い」と認識した時に何をするか、それを描きたかったです。」
■フランス、ベルギー、スイスなど、ヨッロパでのヒットした理由、周囲の反応について
ドルマル監督 「映画がヒットするかどうかは、私には判断できないが、お客さんが多く来るレストランと来ないレストランがあるようなものだと思います。本作は、コメディーですので、心理的な表現をする映画よりわかりやすいと思いますし、笑顔になれる映画というところが理由ではないでしょうか?ただ、最初はみんな笑顔ですが、だんだん女性だけが笑っていくようです(笑)」
■神様の娘役を演じたピリ・グロワーヌ、フランスの大女優のカトリーヌ・ドヌーヴを起用された理由・現場の雰囲気について
ドルマル監督 「神様の娘・エア役を演じてくれたピリちゃんは、撮影当時10歳でしたが、女優の本質を持っていると強く感じました。感情も豊かだし、演技の本質を備えている。何より、演技をすることに喜びを感じているところが素晴らしいと思いました。また、カトリーヌ・ドヌーヴさんは、とても素晴らしい女性で、人としても尊敬できる方でした。特に、ゴリラのシーンでは、よく笑いましたね。実は、ゴリラの中にはマドリードから来た方で言葉が通じず、ドヌーヴさんが(スペイン語で)ゴリラの通訳をしてくれました。(笑)また、ドヌーヴさんのクランクインは、若者とベッドインするシーンだったので、大変だったと思います。なので、ドヌーヴさんに嫌な想いをさせないように、シュミーズ(下着)を着てもいいよ、と言いましたが、「普段セックスする時にも着ていないわ〜」と言ってましたね。
*ベルギー王国大使より、認定書のお渡し後、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」主人公の子供時代を演じて人気を博した内田未来ちゃんが花束を持ち登壇。ドルマル監督は、満面の笑顔で大歓迎の様子。内田ちゃんは「映画を観ながら、とっても面白くて何度も笑ってしまいました!そして、最後のラストシーンはびっくりしました!」と感想を寄せる。
■本作では、神様の娘・エアちゃんが小さい奇跡を呼び起こしている。内田未来ちゃんは、どんな奇跡を起こしたい?
内田未来(以下、内田)「私もエアみたいに、私のお芝居を見ている人々が楽しい気持ちになれるような奇跡を起こしたいです。もっと頑張ろうという気持ちになりました。」
■ドルマル監督、未来ちゃんは日本で今とても人気の子役ですが、ぜひ次回作に出演させてあげてください。どんな役をやってもらいたいですか?
ドルマル監督 「女神をやってもらいたいですね。」
■ドルマル監督より、最後に一言
ドルマル監督 「なんか、賢いこと言わなくちゃ、面白いこと言わなくちゃ。(笑) みなさん、本日はご来場いただき、ありがとうございました。強い印象を受けました。この映画を気に入っていただき、(映画のラストシーンのような)明るい未来があってほしいな〜と思います。」
満席の場内は大興奮のうちにイベントは終了した。
映画『神様メール』
“神様メール”で余命を知ってパニックな人間たちのトンデモ選択に、思いがけない爆笑!
10歳のエアの、寂しい男女をハッピーにしていく小さな奇跡の旅!
神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配して人間の運命を変えたりしている。ある日、神様の娘10歳のエアは人間に運命に縛られずに生きて欲しいと思って、神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送る。だけど、彼女の意図に反して、世界中は大パニックに!エアはそんな世界を救う旅に出るが、できることは寂しい男女に小さくてヘンテコな恋の奇跡を起こすだけ。会社員は鳥を追い北極まで大冒険へ、殺し屋は不死身の美女と恋に落ち、主婦はゴリラと恋に落ちるーー。ついにエア自身も、”恋の奇跡”ウィリーに巡り会い!?そんな小さな奇跡たちが呼びおこす、神様のパソコンからの人類への〈最高にハッピー〉なメールとは?
神様メール(原題:LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT/THE BRAND NEW TESTAMENT)
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル、トーマス・グンズィグ
出演:ピリ・グロワーヌ「サンドラの週末」、カトリーヌ・ドヌーヴ「8 人の女たち」、ブノワ・ポールヴールド「ココ・アヴァ ン・シャネル」、フランソワ・ダミアン「エール!」、ヨランド・モロー「ミックマック」
2015年 フランス、ベルギー、ルクセンブルク/カラー/115分/スコープサイズ/5.1ch サラウンド/フランス語
日本語字幕:松浦美奈
配給:アスミック・エース
【PG12】
公式サイト http://kamisama.asmik-ace.co.jp/
#神様メール
© 2015 – Terra Incognita Films/Climax ilms/Après le déluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage
5月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他〈ミラクル〉ロードショー!