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和田雅成&曽野舜太、飯田譲治監督の手腕に脱帽!心地いい現場で作られた 独特で魅力的な世界観!「神様のサイコロ」インタビュー

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数多くのヒットコンテンツを生み出してきた飯田譲治が仕掛ける、新感覚サバイバル・マーダー・ミステリー「神様のサイコロ」。本作は命がけの脱出ゲーム!?に翻弄される5人の動画配信者を描いた、予測不能の完全オリジナルストーリー。音楽は、飯田監督の盟友で名曲「世にも奇妙な物語」のテーマソングなどを手掛ける蓜島邦明が担当し、物語の世界をさらに広げる。

音楽系配信者・赤城勇太役を、舞台・映像・ミュージカルなど数多くの作品に出演し、活躍が目覚ましい和田雅成が務め、主人公の友人で大人気料理系配信者・白石和彦を、俳優として映画やドラマなど数々の作品に出演しながら、大人気ダンスボーカルユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍中の曽野舜太が演じるほか、「仮面ライダーアマゾンズSeason2」主人公などで活躍中の前嶋曜、舞台『刀剣乱舞』「ワールドトリガー」などヒット作への出演を重ねる櫻井圭登、「ウルトラマントリガー」主演など活躍中の寺坂頼我の5人を中心に物語が進行し、謎のドキュメンタリーディレクター役の兵頭祐香や教授役の渡辺哲が脇を固める。

この度、本作品で主題歌「Dice」(ダイス)も担当し、ドラマ単独初主演となる和田雅成さんと、物語のカギを握る白石を演じた曽野舜太さんに、撮影を振り返りながら話を聞いた。

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― まず、本作出演のお話を受けた時のお気持ちと、脚本を読まれた感想をお聞かせいただけますか?

曽野舜太(以下、曽野):僕は以前飯田さん原作の「NIGHT HEAD2041 -THE STAGE-」(2022年7月)という舞台に出演させていただいたのですが、その舞台を飯田さんが観に来てくださって、「お前、良かったよ」と言ってくださったんです。今回も飯田さんの期待に応えないと!という気持ちがとても大きかったです。

脚本を読んで、白石という大事な役を任せてもらえたと思いました。ストーリーをかき乱しながら引っ張っていくキーマンとなる役なので、絶対に頑張ろうと思いました。

― 和田さんは飯田監督が「子供のようなキラキラした目だった」とコメントされていますが、いかがでしたか?

和田雅成(以下、和田):僕は監督とは初めてご一緒しました。最初に監督からこの作品について話をお聞きしたんですが、監督の話は本当難しくて(笑)。「量子力学」とか言われて、全然理解できなかったんです。でも、脚本を読んでみたら、こういうことを伝えたかったんだなと分かってきました。ただ、これをどのように撮っていくのか、正直想像ができなくて・・・。実際に現場で撮影していくうちに、徐々に理解していった感じです。今作で単独で主演をやらせていただくのが初めてなので、オファーをいただいたときは素直に嬉しかったです。

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― 監督の熱量が凄かったんですね。

和田:作品のことに凄く熱かったよね。
曽野:頭の中でいろいろ考えているんだろうなと思いました。
和田:でもそれをひけらかすわけでなくて、その片鱗を話してくれるんです。余計に頑張らなくちゃ!と感じました。

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― そんな監督の思いの詰まった作品ですが、それぞれ役をどのように捉えて、どのように演じようと思いましたか?

和田:僕は一番無邪気で、この魔術を誰よりもやりたいという役柄ですが、撮影を進めていくうちに、“赤城”は監督自身なんだろうなという感覚になっていきました。監督もみんなと一緒に仕事するのが心から楽しそうだったし、自分の興味のあることを作品にしたいという思いが滲み出ているんです。「量子力学」など興味のあることを追求したり、このように形にしたり、他の人に話したりすることが凄く好きな方なんです。赤城もそういうところがある。徐々に赤城を監督に重ねながら、自分とも重ねて演じました。

曽野:白石はオセロのようなキャラクターだなと感じました。二面性があって、白石なんですけど、黒石かもしれない(笑)。普段はみんなに可愛がられていて、弟のようなキャラクターなんですが、実は自分の思いが非常に強い。それが自分の思いなのか、”ブアウ“に操られていたのかはわかりませんが、その二面性のギャップを大切にしながら演じました。

― 和田さんは、キャラクターとご自身を重ねられたとのことですが、何か共感する部分があったのでしょうか?

和田:僕自身も興味が湧くとすぐにやってみたくなるんです。第1話でもそういうところが出ていますが、「みんなでやろうぜ! 1回やってみよう、そうしないと面白いかどうかわからないじゃん」というタイプ。なので、そこは自分と重なるところがあったし、仲間が集まったときには割とリーダーになることが多いので、そういうところも似ているなと感じました。

曽野: 5人の中で弟的な立ち位置というところでは、アーティスト活動の「M!LK」メンバーの中で、僕は最年少でみんなが可愛がってくれるので、そこは似ているのかなと思います。

「神様のサイコロ」/Astage-39-Edit-Edit

― それでは、白石の心情もよく理解できた?

曽野:途中まではね・・・(笑) 輪をかき乱す以外は。

― 白石は何でも食べてみるタイプですが、お二人はどんなものでも食べられますか?

曽野:僕も食べることは大好きなんでけど・・・。

和田:めっちゃ食べるよね!
曽野:そうですね、ご飯も大盛にしていましたよね(笑)
和田:本当に驚くくらい食べるんですよ!(笑)
曽野:そんな~(笑)、元気な男の子くらいですよ(笑)。「フライは重いからいらんわ」と言われると「それ、もらってもいいですか?」って言いますけど。
でも、ゲテモノは食べないですよ。劇中に出てくるものは美味しく作ってもらっています(笑)。

和田:僕は(ゲテモノは)絶対に食べないですね。絶対に冒険しないので。同じものをずっと食べるタイプです。
曽野:その点は僕は違うかも。僕はあまりいつも同じものを食べるのは好きじゃないので、知っている味よりは違う店やメニューを選びます。でも、イナゴの佃煮は食べたことありますよ。 ご飯が進むかどうかは別ですけど(笑)。
和田:無理、無理! 佃煮とか言われたら、味を想像しちゃって、オレ絶対無理や!

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― 映像の臨場感もあって、観ていると本当にドキドキしてしまいますが、撮影の現場はいかがでしたか?

和田:僕らが携帯で撮影している映像を実際に使っているんです。カメラもカメラマン役の俳優さんが実際に回していますし。もちろん全部ではありませんが、ほぼ僕らがリアルに撮って臨場感のあるものになっています。生配信をしているという設定なので、そこはリアルにやっています。最初は本当にこれ使えるの?と不安でしたが、携帯の機能が凄くて、ムービーモードがあって、色味を変えられたり臨場感も出るんです。

曽野:FPSとかね。細かく設定してみんなで合わせていました。

― 演じながら撮るのは難しくなかったですか?

曽野:最初は慣れないところもありましたが、アーティスト活動のほうでYouTubeやVlog(Video Blog)を撮ることもあったのであまり気にせず撮影していました。

― だからでしょうか、とても没入感があって、実際にYou Tubeを観ているような感覚になります。

和田:それは本当に嬉しいですね。
曽野:それが狙いなので。

― 完成映像をご覧になっていかがでしたか? 手応えをお聞かせください。

曽野:さすが飯田さん!という感じです。自信を持って皆さんに観ていただける作品だと思います。これまでも錚々たる作品を作られてきた飯田監督の新作になりますので、監督のファンの方々にもぜひ観ていただいて、僕たちを知っていただきたいです。

和田:監督も4~5年ぶりに撮ると仰っていました。最初は想像でしかなかったものが、画になって、没入感をもって本当にYou Tubeを観ているような感覚になる。観進めていくと自分もそこにいるような感覚になっていくと思うし、飯田監督の世界観は本当に独特で魅力的なので、自信を持って面白い作品だとお勧めできます。

「神様のサイコロ」/Astage-8-Edit-Edit

― 今回の現場で、あらためて監督の凄さを感じたところは?

和田:全てに対して思い切りがいいんです。撮影の初日に8時間半巻いたんですよ。そんなことってあるんだ・・・と。携帯で撮影していますし、基本的に長回しです。(台本の)1ページから10ページまでですが、一発で撮れたらそれで終了なんです。 本来、10ページの内容なら何時間もかけて撮るのですが、それが30分でも一発でOKだったらそれで終わり。監督が「もういい画が撮れたからOK!」って。逆にこちらが凄く手応えあったなと思っても、「もう1回」ということもありますが。監督の思い切りの良さは、僕らも心地良かったですね。

曽野:僕だったら、「もう1回」って言います。8時間も巻くのだったら、もうちょっと撮っておこうかな、となりますよ。「いいもん撮れたからそれでいい。ノルマは達成!」って(笑)。

和田:長年積み上げられてこられた経験があるからだと思うので、この監督に間違いなく付いていけるなと、全員が思ったのではないでしょうか。

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― 本当に現場の雰囲気が良かったのですね。

和田:とにかく監督が一番楽しそうでした。監督が楽しそうにしていることほど良い現場はないですよね。もちろん、締めるところはキチンと締めますが、いい雰囲気でした。

― 監督から特別な演出はありましたか?

曽野:僕が役について質問すると、監督が持つ “白石”のイメージを、ピンポイントで分かりやすく伝えてくれました。イメージはありつつも、「曽野舜太自身と白石を混ぜながらキャラクターを作っていってほしい」と言われました。「ナチュラルに出てしまった言葉はそのままでいい」「感じたものをそのまま自分のフィルターを通して言ってくれればいいから」と、よく仰っていました。

和田:飯田監督は誰よりもリアルを大切にするんです。当たり前かもしれませんが、いま舜太が言ったように、内から出てくるものは、計算できないしその役者じゃないと出せないもの。なので「思ったら言っちゃっていいよ」ということをよく仰っていました。

― セットもリアルでとても凝っています。 現場で超常現象のようなことはなかったですか?

和田:セットの凄さには僕らもびっくりしました。
曽野:僕は霊感は全くないので何も感じませんでした。元々市役所だった場所を撮影に使っていたんですが、おお!凄い!と思って、楽しく参加しました(笑)。

和田:僕はどちらかというと霊感が強いんです。元々市役所なので、少なからず人(霊)が通っていたりするんですが、そんなことを気にしている場合じゃないくらい撮影が大変でした(笑)。

曽野:そうそう、3人くらい霊感が強い人がいたんです。みんな同じ場所を“ヤバい”って別々に言っていて。そう言われると僕もその場所が怖く感じちゃいました。

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― ところで、もし実際にこのゲームに参加してくださいと言われたらどうされますか?

和田:リアルにですか? やらないです! 知らなくていいと思うし、もしかしたら死ぬこともあるわけですよね。僕は死を感じるものは絶対にやりたくないんです。バンジージャンプとか、スカイダイビングも絶対に嫌だ。「世界が変わるよ」と言われても「今の世界でいい」と思っちゃう。

曽野:僕は白石と一緒で、後輩に勧めるかもしれないですね(笑)。外から見て「調子どう?」って聞く(笑)。一番最低やな(笑)。自分はこんな危険なことはやらないですね。

和田:ホント、最低だな(大笑い)

― それでは最後に、これからドラマを楽しみにされている皆さんにメッセージをお願いします。

曽野:このドラマにおける5人の関係性がどんなものなのか・・・、不思議なことが起きて猟奇的でちょっと奇妙なマーダーミステリーです。その世界にのめり込んで、ぜひ“ファイブカラーズ”の一員として観ていただければ嬉しいです。

和田:まずは第1話を観ていただきたいです。僕たちも自信を持って面白いと言えるものができたと思うので。その先は皆さんにお任せします(笑)。

曽野:第1話観たら止まらなくなりますよ(笑)。

和田:起承転結がはっきりしているので、第1話を観ていただいたら、たぶんハマってくれると思います!

【和田雅成(Masanari Wada)】
1991年9月5日生まれ、大阪府出身。
舞台『刀剣乱舞』シリーズや舞台「呪術廻戦」などの2.5次元作品からドラマ「あいつが上手で下手が僕で」シリーズなど数々の人気作品で活躍。現在、土ドラ「バントマン」(フジテレビ系)、映画「この動画は再生できません THE MOVIE」に出演中。また「神様のサイコロ」の主題歌「Dice」でキングレコードよりアーティストデビューを果たした。
今後の出演作として、舞台「花郎~ファラン~」舞台『きたやじオン・ザ・ロード~いざ、出立‼篇~』が控えている。

【曽野舜太(Shunta Sono)】
2002年5月3日生まれ、三重県出身。
俳優としてドラマ『コスメティック・プレイラバー』、現在放送中の『スメルズ ライク グリーン スピリット』などに出演。
また5人組ダンスボーカルユニット「M!LK」としても活動中。
10周年を迎える本年は『10th Anniversary M!LK ARENA TOUR 2024「I CAN DRINK!」』を開催!

撮影:ナカムラヨシノーブ

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ドラマ「神様のサイコロ」
<あらすじ>
「これ、絶対バズるって!!」
一度始めたら、脱出不可避!命がけの生配信!?崩壊する友情!?
音楽系配信者【赤城】(和田雅成)は、自身のチャンネル登録者数が全く伸びず悩んでいた。
「何とかしなければ……」と焦っていたとき、かつての仲間であり、今や大人気料理系配信者となった【白石】(曽野舜太)から「願いを叶える人形」の話を聞く。それは、アフリカの少数民族に伝わる、魔術の人形「ブアウ」 ――。
この人形を使って儀式を行えば、どんな願いも叶えられるが、代わりにそれ相応の見返りが要求されるという。
不気味さは漂うものの、【赤城】は儀式を決行すべく、かつて配信グループ「ファイブカラーズ」として活動を共にした【黒谷】(前嶋曜)、【青山】(櫻井圭登)、【緑川】(寺坂頼我)、そして【白石】に声をかける。
こうして、奇しくもあの「ファイブカラーズ」が再集結を果たしたのだった。
そこに、ドキュメンタリー番組のディレクターを名乗る謎の女性(兵頭祐香)が突如現れて…
5人の配信者たちと1人の謎の女性、不気味な魔術人形――。
一体、何が起きているのか?誰が仕掛けたのか?何が目的なのか?
次々と降りかかる予想不能な展開に困惑しながらも、彼らは儀式を進めていく――。

<作品概要>
【監督/脚本/原作】 飯田譲治
【出演】和田雅成、曽野舜太、前嶋曜、櫻井圭登、寺坂頼我、兵頭祐香、渡辺哲、Task have Fun
【主題歌】和田雅成「Dice」
【音楽】 蓜島邦明
【話数】 30分×8話
【制作プロダクション】 ヒューマックスエンタテインメント
(C)飯田譲治/キングレコード株式会社

▼「神様のサイコロ」公式サイト:https://kamisamasaikoro.com
▼「神様のサイコロ」公式X:https://x.com/kamisamasaikoro
▼「神様のサイコロ」公式Instagram:https://www.instagram.com/kamisamasaikoro/
▼「神様のサイコロ」公式YouTube:https://www.youtube.com/@kamisamasaikoro
▼公式ハッシュタグ: #ドラマ神サイ #映画神サイ

【放送時間】2024年10月9日(水)より放送中! 毎週水曜日23:30~24:00
【放送局】BS日テレ、テレビ神奈川、テレビ埼玉、千葉テレビ放送

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◆予告編