『その夜の侍』赤堀雅秋監督の待望の第二作
無差別殺傷事件の背景にある闇を炙り出す、壮絶な家族の物語。
『葛城事件』
三浦さん、もう勘弁してください・・・
名優が見せる最悪の新境地!
“家族という名の地獄”実力派俳優が贈る暗黒のホームドラマ
本編映像第二弾 地獄の中華料理屋篇解禁
6月18日(土)より全国公開の映画『葛城事件』(配給:ファントム・フィルム)。監督は2012年に『その夜の侍』で監督デビューを果たし、国内外で高い評価を得た赤堀雅秋。
本作は、無差別殺傷事件を起こした死刑囚の家族が崩壊へと向かっていく様をリアリティを持って描き、観る者の心を鋭く抉る濃密な人間ドラマ。
本作の主人公・葛城清役を演じるのは名優・三浦友和。理想の家族を求めながらも、崩壊へと向かわせてしまった父親を鬼気迫る迫力で演じ、赤堀監督が「これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます。」と語るほどの演技を見せます。三浦自身、本作について「10年に一度の作品になった。」とこの役を演じることを喜びながら、「登場人物全員、どこかいっちゃっていてキャラが立っているのですが、清は特に身近にいてほしくないタイプ。家族はたまらない。」と語る通り、最悪の父親像を演じている。
このたび、本作の本編映像第二弾を公開!
先日解禁した、三浦友和演じる葛城清がカラオケスナックで横暴の限りを尽くす映像は、あまりの衝撃に「これは本当に三浦友和なのか?」「『アウトレイジ』の時より怖い・・・」と話題を集めた。
今回の映像は、葛城清が、新井浩文演じる長男の保と、保との次男を身籠った妻、そしてその父母とともに、葛城家いきつけの中華料理屋で食事をするシーン。
保たちの結婚記念日を祝う食事会なのに、執拗に店員を責め続ける清・・・。
曰く「20年通ってる。」「信頼関係の話をしているんだ。」
店員はうろたえながらも平謝りするが、「そういう話をしているんじゃない」「アンタじゃ話にならん。オーナーを呼んでくれ」「日本人をバカにしてんのか!?」とネチネチとクレームを続ける。
清が怒り狂うその理由は、何と「麻婆豆腐が辛すぎる」から・・・!
そして店員にクレームをつけるのと同時に、嫁の父母には「あ、水餃子も食べちゃってくださいね~」と明るく対応する。壊れたような清の行動に全員が凍りついているのに・・・。
この男、やはり完全におかしい・・・。
そしてその頃、葛城家では、清の妻・伸子(南果歩)と次男の稔(若葉竜也)、保のまだ幼い長男が留守番をしており、
その後の葛城家の崩壊を示すような出来事が起きる―。
【作品情報】
抑圧的で思いが強い父親。
長男はリストラされ孤立。妻は精神を病む。
次男は無差別殺傷事件を起こし、死刑囚に。
そして、死刑反対の立場から次男と獄中結婚した女―――。
壮絶な、ある家族の物語。
親が始めた金物屋を引き継いだ葛城清(三浦友和)は、美しい妻との間に2人の息子も生まれ、念願のマイホームを建てた。思い描いた理想の家庭を作れたはずだった。しかし、清の思いの強さは、気づかぬうちに家族を抑圧的に支配するようになる。長男・保(新井浩文)は、幼い頃から従順でよくできた子供だったが、対人関係に悩み、会社からのリストラを誰にも言い出せずにいた。堪え性がなく、アルバイトも長続きしない次男・稔(若葉竜也)は、ことあるごとに清にそれを責められ、理不尽な思いを募らせている。清に言動を抑圧され、思考停止のまま過ごしていた妻・伸子(南果歩)は、ある日、清への不満が爆発してしまい、稔を連れて家出する。
そして、迎えた家族の修羅場・・・。葛城家は一気に崩壊へと向かっていく―
出演:三浦友和
南果歩 新井浩文 若葉竜也/田中麗奈
監督・脚本:赤堀雅秋
エグゼクティブ・プロデューサー:小西啓介
製作:杉田浩光 西田圭吾
プロデューサー:藤村恵子
製作:「葛城事件」製作委員会(ファントム・フィルム テレビマンユニオン コムレイド)
制作プロダクション:テレビマンユニオン
配給・宣伝:ファントム・フィルム 【2016/日本/カラー/DCP/アメリカンビスタ/120分】 PG12
(C)2016「葛城事件」製作委員会
公式HP:http://katsuragi-jiken.com
公式twitter:https://twitter.com/katsuragi_jiken #葛城事件
6/18(土)新宿バルト9他全国ロードショー