友達でも家族でもない。でも、孤独ではない。
松山ケンイチ
ムロツヨシ 満島ひかり 吉岡秀隆
『かもめ食堂』荻上直子最新作が贈る、
「おいしい食」と「心をほぐす幸せ」
料理・暮らし・死生観・人と人のつながり
荻上ワールドに共感・絶賛コメント 続々到着!
主演:松山ケンイチ、共演にムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子監督最新作『川っぺりムコリッタ』が9月16日(金)より全国公開する。
「ひっそりと暮らしたい」と無一文のような状態で、川べりの古いアパート“ハイツムコリッタ”に引っ越してきた孤独な男・山田(松山ケンイチ)。図々しいほど距離感が近い隣の部屋の島田(ムロツヨシ)、夫に先立たれた大家の南(満島ひかり)、墓石の販売員の溝口(吉岡秀隆)といった様々な事情を抱えた住人たちと出会い、山田の心は少しずつほぐされていく・・・。荻上直子監督がオリジナル脚本で贈る、友達でも家族でもない、でも孤独ではない、新しい「つながり」の物語。
9月16日の公開に先駆けて、光石研、川内倫子、石川三千花、浅田政志、伊藤まさこ、小堀紀代美、甲斐みのり、タカノ綾、長田佳子、石井佳苗、大平一枝、網中いづる、矢部華恵、角裕美、ミロコマチコら様々なジャンルやフィールドで活躍されている方々から、「おいしい食」「モノや境遇にとらわれない暮らし」「ささやかな幸せ」など荻上直子監督の世界観に共感・絶賛するコメントが到着した。
◆到着コメント・イラスト (順不同/敬称略)
先日、監督にお会いしたら髪に青いメッシュが。
曰く「黒く染めると、負けた気がする」と。
川の淵を、社会の淵を負けずに踏ん張る人々。
まさに荻上ワールド!痛く可笑しく、勇気を頂きました!
★★★光石研(俳優)
蝉の声と西陽が印象的な映像だった。
それらに包まれる人たちは向こう側にそっと寄り添っているように見えた。
川べりで死を想い、弔うことで、夕方の光は強く生を照らしていた。
★★★川内倫子(写真家)
食べることは、生きること。
一緒に食べてくれる人がいれば、
ご飯はさらに美味しく、人生は少しずつ意味を持つ。
炊き立てのご飯のような、まろやかな幸福感を味わった
★★★石川三千花(イラストレーター)
見終わるまでに4回ほど昔のことを思い出した。
心に仕舞われていたささやかな出来事も、浮かんでは消えていった。
記憶を刺激する不思議な作品。
★★★浅田政志(「浅田家」写真家)
扇風機の羽音、川のせせらぎ、蝉の鳴き声。
誰の心の中にもある死への想いが、夏の音にそっと包まれる。
ムコリッタ、ムコリッタ。小さな幸せは自分の中にあるんだ。
★★★伊藤まさこ(スタイリスト)
「ささやかなシアワセ」をいつもより温もりを感じられように、少し心をひらいて。
ダメな時は、頭を使わず手を動かし毎日こつこつ、を心で繰り返そうと思います。
★★★小堀紀代美(料理家)
一人より誰かがそばにいることで、いつものごはんも味わいが深まり、
救われたような気持ちになれる。ほんわりやさしい光が差し込む
「ハイツムコリッタ」で、私もごはんを食べてみたい。
★★★甲斐みのり(文筆家)
毎日のご飯や、会話や生き物を光らせる、うつくしい光、
丁寧な暮らしの中で、その光が何重にもなり、
罪も愛も贖いも等価にする、神聖なものになるのを見ました。
★★★タカノ綾(アーティスト)
見たことがある風景の中にいるような気持ち、
逢ったことのあるような人たち。
おだやかに構えていたら
心にズンズン入り込んでくるリアルな場面も多く
何度も涙が出ました。
”大丈夫、誰もがおかえりと言ってもらえる場所があるんだよ”
川べりで生き抜く人たちにそう言われた気がしました。
★★★長田佳子(菓子研究家)
日々の営み、当たり前の暮らしの中で、
大切な人との繋がりはいつまでも続いていく。
あの世とこの世の境目が温かく愛おしい!
★★★石井佳苗(インテリアスタイリスト)
熟れたてのトマトや炊きたての御飯の甘やかな香りが漂ってくるよう。
誰かに優しくしたくなったし、優しくされたくもなった。
人との関わりを自制していたコロナ禍を体験したからこそよけいに心にしみる。
映画に救われるってこういうことだったよなと思い出した。
★★★大平一枝(文筆家)
少しずつ支え合ってゆるやかに再生していく物語。
夕暮れの情景は寂しさを伴うが穏やかで優しい。
この作品で感じた温かな光をわたしも描いてみたいと思った。
★★★網中いづる(イラストレーター)
ヘンテコな人も、ギリギリの状態の人も、誰かの救いになっている。
私も、そこにいていいんだよ、大丈夫だよ、と言われた気がした。
★★★矢部華恵(エッセイスト)
★★★角裕美(絵描き・イラストレーター)
★★★ミロコマチコ(画家・絵本作家)
『川っぺりムコリッタ』
<作品概要>
『かもめ食堂』荻上直子最新作が贈る「おいしい食」と「心をほぐす幸せ」。
松山ケンイチ×ムロツヨシ×満島ひかり×吉岡秀隆、実力派豪華キャストが集結!
荻上監督といえば、日本中でブームとなった『かもめ食堂』の大ヒット以降、2017年、トランスジェンダーの女性が主人公の前作『彼らが本気で編むときは、』が、日本映画初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞他、多くの国際映画祭受賞を果たしてきました。本作は、そんな国内外で高い評価を受けてきた荻上直子監督による完全オリジナル脚本で贈る、新しい「つながり」の物語です。荻上ワールドおなじみの「おいしい食」と共にある、「ささやかなシアワセ」の瞬間をユーモアいっぱいに描き、誰かとご飯を食べたくなり、“ささやかなシアワセ”をお持ち帰りできるハッピームービーです。
※ムコリッタ(牟呼栗多):仏教の時間の単位のひとつ、1/30日=48分
<あらすじ>
築50年の「ハイツムコリッタ」で暮らし始めた孤独な山田。
底抜けに明るい住人たちと出会い、ささやかなシアワセに気づき始める・・・。
山田(松山ケンイチ)は、北陸の小さな街で、小さな塩辛工場で働き口を見つけ、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始める。無一文に近い状態でやってきた山田のささやかな楽しみは、風呂上がりの良く冷えた牛乳と、炊き立ての白いごはん。ある日、隣の部屋の住人・島田(ムロツヨシ)が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変する。できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きたいと思っていた山田だったが、夫を亡くした大家の南(満島ひかり)、息子と二人暮らしで墓石を販売する溝口(吉岡秀隆)といった、ハイツムコリッタの住人たちと関わりを持ってしまい…。図々しいけど、温かいアパートの住人たちに囲まれて、山田の心は少しずつほぐされていく―。
松山ケンイチ
ムロツヨシ 満島ひかり
江口のりこ 黒田大輔 知久寿焼 北村光授 松島羽那
柄本 佑 田中美佐子 / 薬師丸ひろ子
笹野高史 / 緒形直人
吉岡秀隆
監督・脚本:荻上直子
音楽:パスカルズ 原作:荻上直子「川っぺりムコリッタ」(講談社)
協賛:キタノ住建 メディアスタッフビジョン 山栄
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 (映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
製作幹事:KADOKAWA 朝日新聞社
制作プロダクション:RIKIプロジェクト 宣伝協力:シンカ
配給:KADOKAWA
『川っぺりムコリッタ』製作委員会(KADOKAWA 朝日新聞社 メ~テレ カルチュア・エンタテインメント 平成プロジェクト basil
RIKIプロジェクト ムービーウォーカー Filmarks ねこじゃらし 富山テレビ放送 北日本新聞社)
© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2022年9月16日(金)全国ロードショー